あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

捻挫の鍼灸治療 その2

2020-05-25 22:19:00 | ブログ
こんにちは😃今日は蒸し暑い1日となりました。
梅雨前線が、近づいているせいだそうですね。
気がつけば、5月も最終週。

梅雨入りが目の前に迫っているのかもしれません。

気象庁の3ヶ月予想も出ましたね!
これから本格的な大雨シーズンがはじまると言われていました。
準備もきちんとしておきたいものです。

さて、先日捻挫の鍼灸治療について書かせていただきました。
先日の捻挫の患者さまは、急性期。今日捻挫した!とご来院いただいた方でした。

今日は、捻挫のあとしばらく整形外科への通院を続けられ、
それでも痛みがなかなか治らないので。。。とご来院いただいた慢性期に移行したあとの患者さまです。

先日の患者さまのように、一度の治療で翌日にはもう歩けます!
というような即効性は難しく、少しづつ痛みが和らいでいくという経過を
辿ってみえます。
確実に痛みの軽減は見られますが、一気にスッキリとはなかなかいきません。

しかし「鍼に来るたびに胃腸の調子がどんどん良くなっていき、
ご飯が美味しくいただけるようになって、そちらの方が嬉しいです♪😊」
と仰ってくださいました。

実は、これが経絡治療と呼ばれる伝統的鍼灸治療の醍醐味です!
いつもお話ししていますが、「夜にしっかり眠ることができ、美味しく食事をいただくことができ、
お昼間にはしっかりと活動できる」ようにしていくことが、動物である
ヒトのあるべき姿です。

「腹が減っては戦はできぬ」という言葉がありますが、
運動不足や、ストレスの多い現代、「お腹が空く」ということも
なくなってきている方の多いこと!
この方も、もともと胃腸虚弱気味で「ご飯が美味しく」
ということが難しい方であったようです。

我々の身体は(エネルギーは)、食べたものからできているのです。
まさに「いのちをいただく」ことにより、活力としています。
このエネルギーのおおもとを、しっかりと消化吸収できるようにすることが
治療のおおもとになっています。

私たちの身体には「治すチカラ」がちゃんと備わっています。
これを最大限にいかすのは「美味しくいただく」ことなのですね。
これが、健康の秘訣といっても過言ではありません。

この捻挫の患者さま、捻挫も胃腸の不調も快方に向かわれ、
元気に通院されており、治療の卒業もすぐそこです!

鍼灸治療(東洋医学)は、身体全体を診ていきます。
一つの症状を治すのではなく、全体のバランス調整をして、
生命力を高めていく治療です。

このような患者さまが、たくさんおられます。
ひとりでも多くの方に、健康になっていただくために知っていただけたら嬉しいです😊


コメント (2)
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