こんにちは、スタッフ山田です。先週、お休みを頂き、親戚の個展を見に東京銀座まで足を運んできました。
久々に行った銀座は絶え間ない人の流れやきらびやかな光景、人の多さも全て活発で外向きな【陽】のエネルギー満載な場所でした。
名古屋も同じようにビルもあれば、人もそれなりにいると思いますが、それに比べても東京は人が多く、電車や新幹線に乗るにも線路が右往左往と入り交じり複雑で、懐かしい友人知人にも会い大変楽しい時間を過ごせましたが、私には陽のエネルギーが強すぎる数日だったようで・・・名古屋に戻るとホッと😊
いつも院長が口にする言葉に【陰主陽従】があります。
陰主陽従とは、「陰が主、陽がこれに従う」という東洋医学の考え方の1つです。
【陰】というと何だか消極でも弱さ?みたいな解釈をする人もいるかもしれませんが、
【陰】は【陽】を支える土台で、都会に暮らす私たちに必要な“余白”の事を【陰】というような気がします。
休息・静けさ・内側の充実等を【陰】とみれば、それらが土台になるからこそ、日々活動する【陽】のエネルギーも機能しているとも言えます。
現代の生活は、陽が主になりがちで過労、不眠、メンタル疾患を抱える人が多くなり、これは【陰】と【陽】のバランスの崩れている事が原因ではないでしょうか?
陽が満ちすぎる現代の暮らしの中で、夜間のスマホ断ち、呼吸や瞑想、神社や木々のある公園の中を歩く等、日常の中に静けさ【陰】を組み込むことで、【陽】のエネルギーの中でも心身の調和を取り戻して元気に過ごす事が出来るように思うので、意識して「陰を設ける」こと、これが養生に繋がります。
【陰主陽従】生活にも密接に生かせる考えだな~と感じた東京への旅でした。