あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

今日はハロウィンですね。

2019-10-31 21:58:00 | 日記・エッセイ・コラム
当院には全く関係のない行事なのですが、受付にこそっとハロウィン気分🎃
のかぼちゃを置かせていただいておりましたが、お気づきでしたか?

本日で、10月最後となります。
先程、保健の患者様の支給申請書(いわゆるレセプトと呼ばれるものです)を印刷いたしました。

明日からは、月が変わりますので、保険証とご印鑑を忘れずにお持ちくださいね!
特に、名古屋市国保の方は保険証の色が明日より新しいオレンジ色のものとなります!





お間違えなきようお願いいたします!
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食あたりと汗吐下和

2019-10-30 21:43:00 | 健康・病気
先日の日曜日に院長自らが体験したことをお話ししたいと思います。
娘の誕生日を祝う為に久々にレストランでフレンチをいただきました。
ですが、我が家に帰ると同時にトイレにかけ込むこととなりました。。。
下痢なのです。腹痛は無く、いわゆるしぶり腹ですっきりしないので、しばらくトイレに座っていると今度は嘔吐です。
二度ほど吐き出し胃内の総てを吐き出した感じでした。ですが、まだ立ち上がれないのです。
すると体中がかーっと燃え上がるように熱くなり、頭がぼうっとすると共に上半身から冷
や汗(感覚的には熱汗)が吹き出しました。
心配して様子を見に来た家内(副院長)が、「顔が真っ青だよ」と言うのです。

しかし、私はこれですっきりして、入浴後、家内の鍼治療を受けぐっすりと眠る事が出来ました。
勿論月曜日からの治療も通常と変わりなく行うことができたのです。

スタッフに一部始終を話すと「汗吐下」だねと言いました。
さすが若いスタッフは頭が柔らかい。私は東洋医学の瀉法の原則である『汗吐下』
と『和』の原則に結びつかなかったのです。治法の原則を着実に取得している
スタッフに教えられた瞬間でした。

実際の症状は下痢(下法)から始まり、嘔吐(吐法)、そして発汗(汗法)と順番
は逆でしたが、これにより身体が調い(和法)体調は完璧となったのです。
これも日頃から鍼を行う事により、生命力を整え、恒常性維持機能(ホメオスタ
シス)を高めている成果なのだと確信いたしました。

人体を小宇宙として『天人合一論』を唱える東洋医学の妙味に己の体験を通して
改めて感じ入った出来事でした!

汗吐下和の治療法について簡単に記しておきます。
汗法とは、風邪などにより熱発している時に汗を出して解熱させる方法です。
吐法とは、食道や胃内にある消化不良による有害物質などを嘔吐により吐かせる方法です。
下法とは、腸内にある異常な残便物を大便として排出する方法です。
和法とは、生体の構成要素である臓腑の気・血・津液(水)を調和して健康を保つ方法です。
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鎮痛剤の効かない頭痛のヒミツ

2019-10-29 22:03:00 | 健康・病気
こんばんは。今日は良く降りましたね☔️
こういう日は、頭痛、神経痛、関節痛、呼吸器疾患の患者さまが一気に増えます。
湿度が影響するために、このようなお悩みの方が多いのですが!

今日は、どんな鎮痛剤を飲んでも軽減しない頭痛に悩まれる患者様がおみえになりました。
この「どんな鎮痛剤を飲んでも」というところに大きなヒントがあるのですが、
「冷え」による頭痛というものがあるのです。
病院では、筋緊張性頭痛の診断を受けておられたそうで、さまざまなお薬を色々と試されてこられたそうです。
実は、このクスリというのはほとんどの薬が身体を冷やすことにつながります。
特に「解熱鎮痛剤」などと言われるように、熱を下げて痛みを和らげる作用がある薬が多いために、
毎日のように飲み続けておられると身体の芯から冷えてしまっていることが多いのです。

生理学的にも、寒い時は我々の身体は血管を収縮させて熱を逃がさないようにします。
つまり、緊張を強いられることになるのですね。
東洋医学的には、冷えることによって気血の流れに支障を生じると捉えています。
気が鬱滞すると「気滞」血が鬱滞すると「血瘀」と呼び、どちらも痛みを生じる原因となります。

寒い時に、体がぶるぶると震えるのは、自然な生理現象で「ふるえ産熱」という生体反応なのです。
冬の寒い時でも、運動することで体温が上がり暑く感じるほどですね。
これは、身体を動かすことによって良く気血が巡っていると捉えても良いでしょう。
これは、身体を温めることでも可能です。身体を適正な体温に戻してあげるだけで、体内のさまざまな免疫力が戻ってまいります。これは我々が持つ自然治癒力なのですね。自然治癒力が正しく機能していると頭痛も起こらなくなってまいります。

治療の際には、からだの冷えを改善することを最優先に、全体のバランス調整をおこなっていきます。

「冷えは万病のもと」という言葉を耳にされたことがあると思います。
まさによく表現されていると思います。
これから寒くなってまいります。冷え対策を万全にして、これからの季節乗り切っていきましょう。

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止まらない下痢でお困りの患者さま

2019-10-28 21:57:00 | 健康・病気
こんにちは。今日も気持ちの良い秋晴れとなりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

鍼灸の得意とする疾患に消化器疾患がございます。
先週あたりから、腹痛を伴わない下痢が1週間以上治らないと当院を訪ねてくださった患者さまがいらっしゃいます。
こちらへ治療にお越しいただくまでに、何度も内科受診され、何回もお薬も変えられたそうですが、
一向に治らないのでとお越しくださいました。

実は、腹痛を伴わない下痢というのは「冷え」によることが多いのです。
外的要因からくる冷え(エアコンや季節)もございますが、食べ物や飲み物で冷たいものばかりを取ってしまっても冷え症状が起こります。
(もちろん、冷えだけではございません。重大な器質的疾患があったり、感染などでもこのような症状が起こることがございますので、必ずということではないことはお含みくださいね)

脉やお腹を診せていただくと、明らかな冷えの症状がございましたので、脾胃の調子を整えて、冷えを改善する治療を行いました。こういった症状が出ておられる患者さまは、抵抗力も落ちていることが多いですから、鍼を直接刺すことはできません。丁寧に身体の免疫力を上げながら、身体の芯から温める治療を中心に行います。治療中から体がポカポカしてきました!とお喜びいただいておりました。温かい消化の良いものをお腹が空いたら、召し上がっていただくようにお話しさせていただきました。下痢をしているときに、空腹を感じないようでしたら無理に食べないことが重要な養生になります。
胃腸がまだ消化するまでのエネルギーを回復していないときに、無理に食べることによって回復が遅れてしまうのです。
このあたりは、栄養学に基づく西洋医学的な発想と大きく違うと思います。水分も極力温かいものを喉の渇きを感じたときに少しずつ取っていただくことが基本です。

今日で、3回目の治療を終えましたが、2回目の治療後にはすっかり下痢は止まったとのことでしたので、
本日で治療を終えさせていただき、治療を卒業なさいました。
明日から、遠方へ出張へ行かれるとのこと。安心していけます!とお喜びいただきました。

今後は、とにかく足元を冷やさないようにお話をさせていただきました。
冷えは足元からくることが圧倒的に多いのです。
最近は、スニーカーソックスという足首が出るタイプの靴下が流行っているようです。
冷えから身体を守るためには、先ずは足元から守ってくださいね!



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健康診断に行ってまいりました

2019-10-27 23:57:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは。爽やかな秋晴れとなりました!
今日は、健康診断に行ってまいりました。

平日は、治療院を開けていますので休日健診がありがたいですね!
区内の病院で毎年受診していますが、日曜健診は混雑していますね。

今のところ、薬を飲むような大きな病気もなく、健康に働かせていただいています。
これからもみなさまの健康の一助となれますよう、健診を欠かさず受けてたいと思います。

みなさまも年に一度は、健康診断にお出かけくださいね。
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