あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

風邪にお気をつけください

2009-10-29 22:45:35 | 健康・病気

昔から『柿が紅くなると医者が青くなる』なんていわれますが

この時期、本来みなさま体調万全なはずなのですが

今年は本当に風邪をひいていらっしゃる方が多いです。

この仕事を始めてからもう30年以上になりますが

こんな年は初めてですね。新型インフルエンザも猛威をふるっているようですし

みなさま風邪をひかれない様お気をつけくださいね。

風邪をひいてしまったりひき始めたりしたらやはり『栄養と休養』が一番です

この栄養ですが、食べ過ぎるのは一番の逆効果です。

現代人はどうしても栄養過多で胃腸が疲れがちです

どちらかというと、休養のほうに重点を置いていただき

栄養はお腹の空かない程度ぐらいに考えていただいたほうが良いかもしれません。

『腹八分に医者要らず』なんて言葉もありますが、これが本当に重要です。

私も心がけてはいますがなかなか実行に移せているかというと・・・耳が痛いです

ですが、頭の片隅にでも置いておいていただきたいですね。

『食べ過ぎないこと』が健康の道なんだということを・・・・

胃腸への負担を極力減らすことで風邪もひきにくくなりますよ。

もしかかってしまったりかかりそうになったら治療にいらしてくださいね。

「え!風邪に鍼灸ですか?」と、おっしゃる方が多いのを残念に思います。

「風邪に効く薬は無い、養生が一番」だと言われていますね。

『風邪薬を発明することができればノーベル賞は絶対』とまで言われているぐらいです

以前、「営衛を補うのが鍼灸です」と言いました。
衛気は、体表における防衛の役割を果たしています。

営気は食べた物をよりよい血液に変化させるエネルギーです。

もうご理解いただけたのではないでしょうか?

鍼灸治療は免疫力を強化してあらゆる病邪から身体を守るのです。皆さんの身体の中には自然治癒力という万能薬が元来備わっているのです。それを引き出すお手伝いが鍼灸治療です。

コメント (2)
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