涼を求めて-大阪府田尻町：田尻歴史館

Tajiri Historic House, Tajiri Town, Osaka Pref.

さてさて、大阪南部の田尻町にある田尻歴史館を訪れ、ワタクシは見学を楽しんでいました。


ここ田尻歴史館の中には「RISAIA CODA」というカフェがあるんですよ。この日は朝から蒸し暑く、
ワタクシはちょっと冷たいものでも飲みたいなぁと思い、カフェの中で小休止をすることにしました。


ところで「RISAIA CODA」ってどういう意味なんだろう…と思ったんですよ。「CODA」は音楽用語でフィナーレ、最後という意味ですが、
「RISAIA」を調べてみたらイタリア語で「田」「田んぼ」という意味なんです。
しばらく考えていたら、「最後」のことを大阪ではよく「ケツ」「尻」というんです。
となれば「RISAIA CODA」は「田尻」ということですな。


冷たいものを飲むと一瞬ですが汗が引いていきました。ここはランチも食べることが出来ますし、
いいカフェだなぁと思います。そうそう、この田尻歴史館は入館料は無料なので、カフェに入るのにお金は必要ありません。


洋館から和館に進みます。洋館はステイタスシンボルとして造られ、和館の方は日常生活に使われていたようですね。


2階から庭園を見下ろします。なかなか立派な日本庭園です。


和館の廊下にはたくさんの風鈴が吊るされていました。風鈴や短冊には地元の幼稚園児の絵が描かれていました。


冷たい飲み物で涼をとり、そして風鈴の音色で涼をとりました。いい瞬間でした。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T30


風鈴で涼を感じる…実に日本的というか、夏の暑さを過ごすための日本人の知恵と工夫ですよねぇ。
しかし、それはかつての暑さだから涼しさを感じることが出来たのでしょうが、今の暑さでは風鈴の音色では効果も無いでしょう。
私は通常の人より暑さに強いと思うし、汗をかくことも苦になりません。そんな私でも今の暑さは殺人的だなぁと思うのですから、
暑さが苦手な人にとっては「今の夏」は恐怖でしょうね。


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