Chushojima, Fushimi Ward, Kyoto City
さてさて、伏見の散策を続けているワタクシですが、次に「月桂冠大倉記念館」を訪れました。
ここは伏見の酒造りの技や日本酒の歴史をわかりやすく紹介する博物館です。歴史ある建物は京都市有形民俗文化財に指定されています。
古くからの酒造用具が行程順に展示され、月桂冠創業からの歴史を物語る史料の数々と合わせて見学できるようになっています。
ここにも多くの外国人観光客が訪れており、訪問客の7割くらいは外国人でありました。
大正時代の宣伝ポスターです。当時の美人というのは、こういう女性だったのでしょうね。
これはベーブ・ルースやルー・ゲーリッグを中心としたアメリカ代表の野球チームが、1934年に来日した時に作られたものです。
まさか90年後に、日本人選手がメジャーリーグで投打に大活躍してMVPになるなんて誰も想像しなかったでしょう。
この資料館ですが、見学後は唎き酒コーナーで数種類の中から選択して3種類の清酒の試飲が可能です。
ただ、ワタクシのように車の運転などの事情で試飲できない人は清酒180ml壜詰の持ち帰りとなります。
銘酒を造る湧き水です。まろやかで柔らかい味がしました。この水を飲んだ後、資料館を後にしたのですが、
次に京阪電車だと伏見桃山駅の一駅隣にある中書島駅の方に向かって歩いて行きました。
中書島駅のすぐ近くには「新地」という地名があります。「新地」という地名はかなりの確率で、かつては遊廓があった場所なんです。
ここ中書島も駅の北側には遊廓があったということなので、その雰囲気を味わえる建物があるかと思い散策することにしました。
なんとも素敵な銭湯の建物がありました。今も現役で営業されているとのことです。
「新地湯」という銭湯ですが、洋風・石造りを彷彿とさせる左右対称の外観には「泉温」の二文字が見えます。
昭和初期に建てられた当時の趣きを感じさせてくれますね。
ワタクシ、これまで遊廓があった場所を何度も尋ねたことがあるんですが、銭湯があることが多いのですよ。
これは男達が遊廓で遊ぶ前に銭湯で身体をキレイにして行ったのか、それとも遊廓で遊んだ後に銭湯で汗を流したのか、
ワタクシには知る由もありません。
「場末のスナック街」という趣ですが、どうもかつての遊郭を思わせる建物はなかなか見ることが出来ません。
「もう遊郭の歴史を物語るような建物は残ってないんやなぁ」と思って諦めかけた時、すごい建物があったんですよ。
「ふじわら」という飲食店ですが、これはもう100%間違いなく正真正銘の旧遊廓ですな。
2階の欄干からお姉さんが手招きしそうな雰囲気ですが、今は人気の小料理屋さんのようです。
古い遊廓の建物をキレイに塗り直したのでしょうが、ワタクシには老婆の厚化粧のように思えてしまいました。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
私は旧遊廓というのも立派な歴史遺産だと思うのですが、遊郭があった自治体にとっては「負の歴史遺産」なのでしょうね。
大っぴらに「ここに遊廓がありました」「かつては有名な遊廓でした」と宣伝しているような場所はどこにもありません。
でも、人身売買のような歴史があったことを思うと、やっぱり触れたくない過去なのもやむを得ませんね。
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さてさて、伏見の散策を続けているワタクシですが、次に「月桂冠大倉記念館」を訪れました。
ここは伏見の酒造りの技や日本酒の歴史をわかりやすく紹介する博物館です。歴史ある建物は京都市有形民俗文化財に指定されています。
古くからの酒造用具が行程順に展示され、月桂冠創業からの歴史を物語る史料の数々と合わせて見学できるようになっています。
ここにも多くの外国人観光客が訪れており、訪問客の7割くらいは外国人でありました。
大正時代の宣伝ポスターです。当時の美人というのは、こういう女性だったのでしょうね。
これはベーブ・ルースやルー・ゲーリッグを中心としたアメリカ代表の野球チームが、1934年に来日した時に作られたものです。
まさか90年後に、日本人選手がメジャーリーグで投打に大活躍してMVPになるなんて誰も想像しなかったでしょう。
この資料館ですが、見学後は唎き酒コーナーで数種類の中から選択して3種類の清酒の試飲が可能です。
ただ、ワタクシのように車の運転などの事情で試飲できない人は清酒180ml壜詰の持ち帰りとなります。
銘酒を造る湧き水です。まろやかで柔らかい味がしました。この水を飲んだ後、資料館を後にしたのですが、
次に京阪電車だと伏見桃山駅の一駅隣にある中書島駅の方に向かって歩いて行きました。
中書島駅のすぐ近くには「新地」という地名があります。「新地」という地名はかなりの確率で、かつては遊廓があった場所なんです。
ここ中書島も駅の北側には遊廓があったということなので、その雰囲気を味わえる建物があるかと思い散策することにしました。
なんとも素敵な銭湯の建物がありました。今も現役で営業されているとのことです。
「新地湯」という銭湯ですが、洋風・石造りを彷彿とさせる左右対称の外観には「泉温」の二文字が見えます。
昭和初期に建てられた当時の趣きを感じさせてくれますね。
ワタクシ、これまで遊廓があった場所を何度も尋ねたことがあるんですが、銭湯があることが多いのですよ。
これは男達が遊廓で遊ぶ前に銭湯で身体をキレイにして行ったのか、それとも遊廓で遊んだ後に銭湯で汗を流したのか、
ワタクシには知る由もありません。
「場末のスナック街」という趣ですが、どうもかつての遊郭を思わせる建物はなかなか見ることが出来ません。
「もう遊郭の歴史を物語るような建物は残ってないんやなぁ」と思って諦めかけた時、すごい建物があったんですよ。
「ふじわら」という飲食店ですが、これはもう100%間違いなく正真正銘の旧遊廓ですな。
2階の欄干からお姉さんが手招きしそうな雰囲気ですが、今は人気の小料理屋さんのようです。
古い遊廓の建物をキレイに塗り直したのでしょうが、ワタクシには老婆の厚化粧のように思えてしまいました。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
私は旧遊廓というのも立派な歴史遺産だと思うのですが、遊郭があった自治体にとっては「負の歴史遺産」なのでしょうね。
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新地と呼ばれる場所がありました。
新地市場もあり遊郭と呼ばれるような建物もあったように思います。
親から何の説明も私から質問もしなかったので素通りしてました。
しっかり観察しておけばよかったなぁ。
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和歌山でも遊郭の近くに銭湯があります。
まだ日の明るい内から遊郭の女性らが
銭湯へきていました。
近所の人たちは、遊郭の女性らが来る前に
銭湯へ行ってました。
中書島という地名も初めて知りましたが
とても味のある街並みですね
大正時代のポスターも綺麗です
「試飲できない人は清酒180ml壜詰の持ち帰り」というのが
気に入りました(笑)
銭湯や遊郭の建物がいいですね~
末永く保存して欲しいです
日本酒に興味があるのかな~。
ベーブルース時代に作られたポスターも
いいですね。
新地とつく所は、かつては遊郭が!
銭湯は、前か後か・・・。
さて、どっちなのかな~。
凸
ここは見学したことがあります。
日本酒🍶好きだけに、試飲は嬉しかったな~~😋
また伏見をゆっくり散策してみたくなりました。
応援📣
ぽち
舐めた感じかも・・・
古い建物が残されているんですね
よく歩かれていますね
火に油注ぐTuesday
五社英雄さんの『吉原炎上』を思い出しました。今では、そのような建物はなかなか拝見できないのですね。
老婆の厚化粧ね…。ひどいわッッッ!よっちんさん…笑笑
日本酒を嫌いではないのですが、足にきます…。何度言うんだ…笑
(PS)一般記事は大田区・品川区ベイサイド風景(大森・大井・平和島・蒲田)、洋楽記事はフリートウッド・マックを公開していますのでまた覗いてみて下さい。