Manpukuji Temple, Uji City, Kyoto Pref.
さてさて、宇治市にある萬福寺を訪れたワタクシですが、
中国の明朝時代の雰囲気が漂う境内を興味深く散策していました。
松の木の向こうに見えるのが大雄寶殿(だいおうほうでん)です。そちらに向かって歩いていくとしましょうか。
ワタクシはお寺の回廊を歩くのが好きでして、こういう場所を歩くのが楽しくてなりません。
大雄寶殿を正面から眺めてみました。大雄寶殿は萬福寺の本堂であり、最大の伽藍です。
日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として、大変重要かつ貴重なものだそうです。
当然ですが我が国ではチーク材なんて採れるはずがありません。このチーク材ですが、シャム(タイ王国の旧称)産でして、
元々は、オランダ人が台湾へ築城用材として運んできたものが、台風のため長崎に漂着したものであったと伝えられています。
内部にあるのが釈迦如来坐像。1669年に造立されたものだそうです。この萬福寺は仏像の撮影が許されているんですよ。
こちらは十八羅漢像。従来の鎌倉、室町時代のの十六羅漢に、「慶友(けいゆう)尊者」と「賓頭蘆(びんずる)尊者」を加え、
十八羅漢とした明代寺院の形式を受け継いでいるとのことですわ。
この萬福寺は中国から来日した隠元隆琦によって開山されたのですが、隠元の来日と萬福寺の開創によって、
新しい禅宗がもたらされただけでなく、さまざまな中国文化が日本にもたらされました。
隠元の名に由来するインゲンマメのほか、孟宗竹、スイカ、レンコンなどをもたらしたのも隠元だといわれているんです。
境内に縦横に走っている参道は、正方形の平石を菱形に敷き、両側を石條で挟んだ特殊な形式なのですが、
これは龍の背の鱗をモチーフ化したものなんです。
中国では龍文は天子・皇帝の位を表し、黄檗山では大力量の禅僧を龍像にたとえるとのことです。
伏見の帰りに萬福寺に立ち寄ったのですが、訪れて良かったななと思いました。次は紅葉の季節に再訪したいですね。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
この萬福寺がある京都府宇治市ですが、紫式部が書いた『源氏物語』五十四帖のうち、最後の十帖は宇治を舞台としていることから
「宇治十帖」と呼ばれています。宇治市は、紫式部が主人公の大河ドラマ「光る君へ」が放映されることを契機に
“紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト”を実施しており、それでなくとも観光客が多い宇治なのですが、
さらに観光客の数が増えているようです。大河ドラマの経済効果というのは凄いものですね。
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さてさて、宇治市にある萬福寺を訪れたワタクシですが、
中国の明朝時代の雰囲気が漂う境内を興味深く散策していました。
松の木の向こうに見えるのが大雄寶殿(だいおうほうでん)です。そちらに向かって歩いていくとしましょうか。
ワタクシはお寺の回廊を歩くのが好きでして、こういう場所を歩くのが楽しくてなりません。
大雄寶殿を正面から眺めてみました。大雄寶殿は萬福寺の本堂であり、最大の伽藍です。
日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として、大変重要かつ貴重なものだそうです。
当然ですが我が国ではチーク材なんて採れるはずがありません。このチーク材ですが、シャム(タイ王国の旧称)産でして、
元々は、オランダ人が台湾へ築城用材として運んできたものが、台風のため長崎に漂着したものであったと伝えられています。
内部にあるのが釈迦如来坐像。1669年に造立されたものだそうです。この萬福寺は仏像の撮影が許されているんですよ。
こちらは十八羅漢像。従来の鎌倉、室町時代のの十六羅漢に、「慶友(けいゆう)尊者」と「賓頭蘆(びんずる)尊者」を加え、
十八羅漢とした明代寺院の形式を受け継いでいるとのことですわ。
この萬福寺は中国から来日した隠元隆琦によって開山されたのですが、隠元の来日と萬福寺の開創によって、
新しい禅宗がもたらされただけでなく、さまざまな中国文化が日本にもたらされました。
隠元の名に由来するインゲンマメのほか、孟宗竹、スイカ、レンコンなどをもたらしたのも隠元だといわれているんです。
境内に縦横に走っている参道は、正方形の平石を菱形に敷き、両側を石條で挟んだ特殊な形式なのですが、
これは龍の背の鱗をモチーフ化したものなんです。
中国では龍文は天子・皇帝の位を表し、黄檗山では大力量の禅僧を龍像にたとえるとのことです。
伏見の帰りに萬福寺に立ち寄ったのですが、訪れて良かったななと思いました。次は紅葉の季節に再訪したいですね。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
この萬福寺がある京都府宇治市ですが、紫式部が書いた『源氏物語』五十四帖のうち、最後の十帖は宇治を舞台としていることから
「宇治十帖」と呼ばれています。宇治市は、紫式部が主人公の大河ドラマ「光る君へ」が放映されることを契機に
“紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト”を実施しており、それでなくとも観光客が多い宇治なのですが、
さらに観光客の数が増えているようです。大河ドラマの経済効果というのは凄いものですね。
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萬福寺はめちゃくちゃ高価な
チーク材を使っているのですね。
チーク材の家具でも高価です。
久しぶりに聞く「シャム」です。
そういえばシャム猫ってありますね。
チーク材って良く聞くけど
どういうものか知りませんでした(^^;)
耐水性があり、虫が寄り付かないのですね
大雄寶殿、立派です!
参道の正方形の平石が綺麗です
シャム産のチーク材!
インゲン豆の名前の由来に!
参道の平石は、龍の背の鱗がモチーフ。
全てが勉強になります。
凸
今年の大河『光る君へ』は、とても楽しんでいます。百人一首も又楽しんでいます。
恋の歌と、季節は秋の歌が多いのですが。
萬福寺。行ってみたいです!
ただ朝粥をいただいたことはしっかり覚えているのですが・・・
季節は初夏だったかな
長い時間が過ぎました
「宇治十帖」を習ったのですが
半分寝てました(笑)
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@☺@今日も「宇治の萬福寺」を見せて貰い興味津々でした・👍&👏のブログですネ!
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🎥・見て頂いた感想コメントも宜しくお願い致します。
🔶今日は黄砂に気を付けて過ごしましょ~それではまた👋・👋!
ここもオーバーツーリズムでしょうかね
こうして紹介して頂けると
ますます興味が湧いてくるお寺さんです🎵
高価なチーク材を使用した建築物や
ズラリと並ぶ仏像を見たくなりました^^
☆