Murotsu, Tatsuno City, Hyogo Pref.
さてさて、兵庫県たつの市を訪れて旧城下町の町並みを散策したワタクシ達は、
旧城下町を後にして南へ向かい瀬戸内海岸へとやって来ました。
ワタクシ達がやって来たのは、同じたつの市内の室津という小さな漁港です。
この写真を見てもらうとわかるのですが、室津は三方を山に囲まれた入江となっている天然の良港です。
港としての歴史は1300年に及び、「播磨国風土記」にも「この泊、風を防ぐこと室のごとし」と名前の由来が残っています。
室津が最も栄えたのは江戸時代です。古くから海上交通の要所であり回船業が栄え、
「室の船頭」による商品輸送が盛んであったことから、北前船の寄港地としてさらに発展していくんです。
西国の大名は瀬戸内海を船で参勤交代をするため、室津は諸大名の宿場町でもありました。
最盛時には6軒もの本陣があり、利用した大名家は70を数えると言うのですからすごい賑わいだったのでしょうね。
他にも江戸参府(出島での通商を許されたオランダ人が将軍への拝礼を行うこと)や、朝鮮通信使の寄港地でもありました。
室津は瀬戸内海屈指の港町であり、宿場町でもあったわけですね。
そんな室津の町を、ワタクシ達はカメラを手にして散策していくのでありました。
現在の室津はかつての繁栄が信じられないくらい、小さくて静かな漁港です。
でも、町を歩くと当時の雰囲気が残る佇まいが今も残っており、心惹かれる町並みが続きます。
この建物は「室津民俗館」といい、旧海産物問屋「魚屋」の脇本陣を兼ねた江戸時代築の商家が資料館になっています。
中には上記した北前船の資料や、参勤交代の資料などが数多く展示されてあり、なかなか興味深いものでした。
そして、一つの部屋には昭和30年代頃の家電製品などが置かれていました。
ワタクシが物心ついた時の家の中は、こんな感じだったように思います。
令和の時代を迎え、本当に昭和という時代は遠くになったんだなぁと感じます。
貧しかったけど、幸せな時代だったなぁ…などと思うのは、年寄りのノスタルジーなのでしょうね。
窓から眺める室津の漁港はこの日も波穏やかで、長閑な時間が流れていました。
使用したカメラ:1、2、3、5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
私は海に行くことがあまり無く、海の写真を撮影することもさほど多くはありません。
ですが、漁港の雰囲気というのが好きで、漁船が舫っている漁港の雰囲気が好きです。
水揚げで賑わう早朝の漁港も好きですが、のんびりとした空気が流れる昼間の漁港も好きなんですよ。
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さてさて、兵庫県たつの市を訪れて旧城下町の町並みを散策したワタクシ達は、
旧城下町を後にして南へ向かい瀬戸内海岸へとやって来ました。
ワタクシ達がやって来たのは、同じたつの市内の室津という小さな漁港です。
この写真を見てもらうとわかるのですが、室津は三方を山に囲まれた入江となっている天然の良港です。
港としての歴史は1300年に及び、「播磨国風土記」にも「この泊、風を防ぐこと室のごとし」と名前の由来が残っています。
室津が最も栄えたのは江戸時代です。古くから海上交通の要所であり回船業が栄え、
「室の船頭」による商品輸送が盛んであったことから、北前船の寄港地としてさらに発展していくんです。
西国の大名は瀬戸内海を船で参勤交代をするため、室津は諸大名の宿場町でもありました。
最盛時には6軒もの本陣があり、利用した大名家は70を数えると言うのですからすごい賑わいだったのでしょうね。
他にも江戸参府(出島での通商を許されたオランダ人が将軍への拝礼を行うこと)や、朝鮮通信使の寄港地でもありました。
室津は瀬戸内海屈指の港町であり、宿場町でもあったわけですね。
そんな室津の町を、ワタクシ達はカメラを手にして散策していくのでありました。
現在の室津はかつての繁栄が信じられないくらい、小さくて静かな漁港です。
でも、町を歩くと当時の雰囲気が残る佇まいが今も残っており、心惹かれる町並みが続きます。
この建物は「室津民俗館」といい、旧海産物問屋「魚屋」の脇本陣を兼ねた江戸時代築の商家が資料館になっています。
中には上記した北前船の資料や、参勤交代の資料などが数多く展示されてあり、なかなか興味深いものでした。
そして、一つの部屋には昭和30年代頃の家電製品などが置かれていました。
ワタクシが物心ついた時の家の中は、こんな感じだったように思います。
令和の時代を迎え、本当に昭和という時代は遠くになったんだなぁと感じます。
貧しかったけど、幸せな時代だったなぁ…などと思うのは、年寄りのノスタルジーなのでしょうね。
窓から眺める室津の漁港はこの日も波穏やかで、長閑な時間が流れていました。
使用したカメラ:1、2、3、5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
私は海に行くことがあまり無く、海の写真を撮影することもさほど多くはありません。
ですが、漁港の雰囲気というのが好きで、漁船が舫っている漁港の雰囲気が好きです。
水揚げで賑わう早朝の漁港も好きですが、のんびりとした空気が流れる昼間の漁港も好きなんですよ。
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たつの市の室津は、三方が陸に囲まれ、
一方が長い防波堤で、ほとんど波は
ないでしょうね。
天然の良い港です。
歴史から消えた街が数多くあります。
高校卒業した年が平成元年
昭和は混沌とした乱暴だった時代に感じます。
きっと平成の影響を大きく受けた世代なのでしょう。
応援!
昔に賑わった歴史のある町、こういうところが好きですわ
ぽち!!
近畿で生まれ育ったのに知らないところがいっぱい有るんだなぁ
と、しみじみ思います。
ひとりも人が写っていないのも
寂しさを感じる室津ですね。
応援P
漁船がいっぱい止まってますね
良い光景ですね
懐かしいテレビ、ミシン昭和ですね!
応援ポチ!
「室津」の地名は天気予報?などで
よく耳にしていました
漁港、こういう風景を見ることは
ほとんどありません
漁港や30年代のテレビや足ふみミシン
など、子供の頃の家はこんなでしたね
昔は、かなり繁栄した街ってか、漁港だった
んですね。
今も、漁船がいっぱい停泊してますね。
瀬戸内の美味しいお魚を、獲ってるんでしょうね♪
白黒tvに、足踏みミシン。
懐かしいです~。
凸
三崎漁港に行ったことを思い出しました
ぽち
民俗館も親切な方がいて思い出深いです。
私も海はいいな~です。