いやいや、第五十二日目の夜飯はひと際美味しかったんだけど、写真が見当たらないため、更新は見送ります。続いて旅行3日目に行くぞ!
10月6日 「いざ!古城へ!」編
この日は朝から古城へ行きました。古城というのは・・・・僕もよくは知らないんだけど、古い城を利用してそのまま街を形成してるっていう感じかな。
門構えはこんな感じ
「まさに古城!」っていう感じでしょう?――で、ここをブラブラしながらお土産を買ったりしていたのだが、
まさかここでも反日差別を受けるとは!
いや、書くの忘れたけど、二日目にタクシーの運ちゃんから「韓国人は好きだが、日本人は嫌いだ!」って言われたんだよね。なので、それから韓国人のふりしてたんだよ。それで土産物屋に入ったときに、「韓国人は大好きだからサービスするよ」って言われたから、「じゃあ日本人は?」って聞いたら、
「日本人は中国人をたくさん殺したから嫌いだ!」
「日本人はうちの店に入れないよ!」
って言われた。もちろん、そんなことを言われて、「あ、実は僕、日本人なんだ!ははは!」と言うわけにもいかず、僕は黙りこむだけだった。
思ったよりも、先の戦争の傷は残ってるんだなぁ・・・・。
10月5日 5:30 「海辺で童心に帰ろう!」編
12時間の辛く苦しい乗車を経て、僕らはとうとう?城に到着した。電車を降りて、すぐに深呼吸をする僕ら。このときの空気の美味さったら!
さて、?城は海辺の街なので、とりあえずタクシーで海辺のホテルへ向かう。料金の交渉等は全てLがやってくれた。一室3人で150元(約2250円)。おそらく、お湯のシャワーがついてるところでは最安だろう。
2日泊まって2回トイレが壊れたけど(笑)。
お湯が出るまで30分かかるけど(笑)。
それはさておき、荷物を置いて早速海辺に向かう僕ら。
こんなキレイな海が中国にあるなんて!
ほんとびっくりしたな。そして、海辺で魚獲りをしてる少年たちに混ざり、小さな魚やカニを捕まえてはしゃぐ僕ら。
「こういうところに魚はいるんだぜ!(少年談)」
結局2,3時間海辺で遊んだかな。腹が減ったので、僕らは昼飯を求めて歩き出した。海辺で食事といえば・・・・。
つづく!
10月4日 「硬座 de ゴー!」編
出発の日。15:00に寮の前に集合し、すぐに出発。まずは駅近くのスーパーで電車の中での食料品を買い込む。
そうそう、まずは今回のメンバーを紹介しておこう。日本人は僕(28)と草食系男子のF(21)の2人、韓国人がT(24)、S(22)、Q(38)の軍隊上がりの3人。そして今回の旅のリーダーが、中韓ハーフの190以上の大男L(27)、以上の6人。年齢を重んじる韓国の習慣に基づき、僕は次兄を就任(笑)。
さて、17:30にいよいよ電車の硬座(一番安くて狭くてキッタネエ席)に乗り込む。目的地は?城。乗車時間はきっかり12時間だ。さて、車内は思っていたよりキレイに感じた。だが、数時間経過してからそれは誤解だったことに気付く。長旅なので、空いてる席に行って靴を脱いで足を伸ばして座る中国人が多いのだが、
足の臭いが車両中に充満している!
これにはほんと参った。また、
座席の背もたれがほとんど直角!
これも僕らの疲れを倍速にした。だが、若いT、Sを中心に僕らの座席は大騒ぎ。そんな折、
僕らの座席にペットボトルのフタが投げ込まれた!
しかも、それが一番気性の荒いTに当たってしまった!
普段は明るく優しく常に笑顔のTの表情が、一瞬にして軍人の顔に変わった。僕はこの表情の変化を一生忘れないだろう。立ち上がって投げた犯人を探そうとするTを止め、必死でなだめる僕ら。
「日本人が嫌いっていう声が聞こえたから、きっとおれとFのせいだよ。ごめんな」
ということにして、とりあえずその場を凌ごうとしたのだが、
「お前らはおれの兄弟だ!もっと許せねぇ!」
と、もっと彼のハートに火をつけてしまったようだ。だが、長兄Qの
「お前らがうるさいからだ!静かにしろ!」
という一喝でその場は収まった。いやいや、軍隊上がりの韓国人はケンカっ早いって聞いてたけど、ほんとだった(汗)。でも、僕とF以外は全員イカついので、正直、誰が来ても負けないだろうなっていう安心感が僕にあったのは否めない(笑)。
さて、25:00頃には僕らの疲れはMAXに達した。だが、何しろ座席は狭いし寒いし、おまけに足の臭いが充満しているため、全く眠れない。もう誰も口を開くものはいない。――いや、ここから到着の29:30までの4時間半はほんとキツかった!
そして29:30。とうとう僕らは?城に到着した!
うーむ、思ったより更新に時間がかかるな。しかも硬座内は暗くて、結局写真撮れなかったんだよなぁ。悔やまれるぜ!では、とりあえずご飯食べてきます。