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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

14年振りの首都・北京へ!

2013-05-22 23:11:31 | 中国国内旅行
今日の昼、日本から無事に北京に到着しました。首都・北京はなんと14年振り。当時は首都といえども国際空港の周りは暗く、街もゴミだらけで「これで首都?」と思ったものだったが、さすが発展の速い中国。ものすごい大都会になってました。

今回の北京旅行はたったの3泊4日。故宮と北京ダックを楽しめれば、それで満足かな。今日は移動日ということで、北京最大のメインストリート(だよね?汗)、「王府井」へ行ってきました。



「王府井」――そこは大都会(゜д゜;)!

いやいや、びっくりした。14年前も賑わってたのは覚えているが、少なくともこんなに現代的な都市ではなかった。でも、今の王府井はまじで大都会。誇張なしで、東京でもここまで栄えてる場所ってなかなかないぞ。



で、一本入ると途端にゴミゴミするという(笑)

さすがに外国人が集まる北京。道端のインチキ臭そうなニイチャンも、日本人と現地人を見分けることができるらしく、「シャチョー!」だの「オイシイ!」だのっていう言葉を何度も聞かされた。この大都会とインチキ臭い通りが入り混じる感じは、まるで10年前の香港を見ているよう(香港にも、もう6,7年行ってないが)。

同じ理由で、外国人の中国語を聞きなれてるせいか、僕の下手くそな中国語もガンガン通じる。彼らの話す北京語は全然わからないけど(笑)。

ということで、14年ぶりの北京の第一印象は素晴らしいものとなりました。ただ、さすがPM2.5で有名な都市。半日歩き回っただけで喉がめっちゃくちゃ痛くなった(汗)。

つづく!


中国国内旅行記 ~瀋陽編

2011-12-07 00:39:17 | 中国国内旅行
ちょっとヤボ用があったので、一昨日昨日と瀋陽(沈阳)まで一泊旅行に行ってました(動車のダイヤの関係で、今さっき戻ってきたところです)。前回の長春行きで、すっかり動車(中国版新幹線)の味をしめてしまった僕は、中国政府からの奨学金を使ってまたも動車でGO!(笑)

ただ、今回は二等車だったせいか、

客のグレードが大分落ちた感じ(´ω`;)


火車内でよく見る、キッタネエ足放り出して寝てるジジイ、iPadのパチモン広げて趣味の悪い音楽鳴らしてるババア等も当然のように生息し、休む間もなくイライラさせてもらえました(笑)。

お金に余裕がある人は一等車にしようね(´ω`;)

でも、ハルピン―瀋陽間は二等車でも161元

僕には一等車はちょっと手が出ない(苦笑)


さて、そんなイライラしっぱなしの4時間20分を経て、無事に瀋陽に到着!瀋陽には一時帰国したときの乗り継ぎで一度、ちゃんと旅行しに来たのが一度、今回は三回目です。

前も書いたけど、瀋陽はハルピンよりずいぶん暖かいし、日系企業も多くて生活しやすい場所だよね。せっかくなので豪勢にしゃぶしゃぶを食べ、食後のコーヒーはスタバでやってきました。ちなみに、ハルピンのスタバもいよいよオープンしたそうです。近々レポ予定。

さて、時間は腐るほどあったので、在瀋陽日本国総領事館(ハルピンのある黒龍江省、吉林省、遼寧省在住の日本人は、何かあった場合はここに行かねばならない)を見てきたよ。さすがに日本領事館だけあって、門番すら「コッチ」だの「といれ」だのってカタコトの日本語がしゃべれてウケました(笑)。

また、周りにたっくさん日式ラーメン屋や日本料理屋が並んでおり、チェーンのしゃぶしゃぶを食べまくったことを後悔。領事館に行くような用事は極力作りたくないので、もうレポする機会はないかもしれないが。

そんなわけで、特に盛り上がりもなく過ぎていった瀋陽一泊旅行。次回は、先ほど触れたチェーンのしゃぶしゃぶ屋について。

そうそう、私事で恐縮ですが、ヤプログのジャンル別ランキングで、なんとこの「続・ハルピン留学日記」が「中華」ジャンルで1位!「アジア」ジャンルで2位!「海外」ジャンルで4位と大奮闘!読者の皆様、ご愛読ありがとうございます!



この際、「総合」で100位に入れるよう頑張りたいところ。そこの美男美女!今すぐ友達に本ブログを紹介しちゃおう!(笑)

以上。


中国国内旅行記 ~長春編 その5

2011-08-04 10:13:35 | 中国国内旅行
たった一日とは思えないほどに密度の濃かった長春旅行。今回が旅行記最終回です。



行きは動車、帰りは硬座orz


このブログの読者なら、硬座がどういうものかはご存知だと思う。読んで字の如く、「硬い座席」なのだが、これの硬さがハンパない!木製だし背もたれの角度は90度だし、そもそも心配なのが・・・・



安心と信頼の遅延(´ω`;)

実際は70分遅延しましたorz


さて、中国の駅は、当然日本ほど親切な作りになっていないので、正規の発車時刻の10分前くらいにならないと遅延情報が流れない。でも、今までと違って中国人の友達はいないので、今回は、僕がその役を務めなければならない。

――と、緊張するとすごい力が出るもんだ(´ω`;)

雑踏の中、反響しまくりの放送がハッキリと聞こえた!


これには我ながらビビりました。苦手なリスニングだけでなくスピーキングもこうで、見知らぬ中国人に遅延情報を聞かれても、ペラペラと標準な発音の中国語が出てくる出てくる!

これがアドレナリンか(゜д゜;)!

これなら新HSK6級もイケるのに(゜д゜;)!


と、改めて集中力の重要さを長春駅で噛み締める僕。そして70分、アドレナリンの作用についてを学者である父と話し合いながら待ち、いよいよ長春旅行最後の関門、硬座に乗り込む僕ら!戦いはこれからだ!

――と思ったら、さすがは経済発展の速い中国、硬座といえども「若干硬いソファ」くらいの材質の椅子に変わっており、背もたれの角度も多少緩くなっていた。

それでも、突然放送もなく停車する電車(この時間がまたやたら長く感じるw)、周りが田舎過ぎるため、真っ暗でトンネルの中を走ってるんじゃないかと思うくらい退屈で変化のない風景などなど、やはり僕には無限にも思えるくらいしんどい3時間強でした。

ハルピン―長春間
動車の一等席:91元(約1365円)
普通車の硬座:36元(約540円)


日本円にして1000円変わらないんだったら、やっぱり僕は動車がいいですね(笑)。




中国国内旅行記 ~長春編 その4

2011-08-02 20:18:21 | 中国国内旅行
第二次世界大戦当時、長春には日本の傀儡国家として満州国という国が作られたわけだが、当時の建物が、ちゃっかり共産党本部としても今も使われてることは前回書いた。

今回は、長春の満洲国関連の建物の中でも、一番観光客に人気のある満州国の宮殿レポ。この宮殿は、「偽満皇宮博物院」という名前で博物館として開放されている。



皇帝直属のお偉いさんの部屋




晩餐室



アヘン吸引室

こうやって見ると、随分と豪華な作りになってるよね。ちなみにこの皇帝というのは、有名な映画「ラストエンペラー」の主人公、愛新覚羅溥儀です。この映画、3時間近くあるので毎回寝ちゃって、ちゃんと見終わったことがないけど(笑)。

でも、ちゃんと見ておけばよかったなぁ・・ちゃんと彼についての知識がないと楽しさは半減すると思うので、本博物館に行く方は、事前に映画で予習しておくことをオススメ致します。

つづく!


中国国内旅行記 ~長春編 その3

2011-08-01 09:31:07 | 中国国内旅行
長春といえば、かつて満州国の首都があった場所。それだけに、中国の他の都市ではお目にかかれないような異様な風景を見ることができる。



日本の城・・・・(゜д゜;)?




実はこれ、吉林省の共産党本部なんです(´ω`;)

さて、「地球の歩き方」にも書いてあるが、これ、撮影禁止なのだ。衛兵に聞いたところ、「どんなに遠くからだろうと撮影はダメだ!」とのこと。いや、撮影したから写真UPしてるんだけどさ(笑)。

でも撮影してるときは怖かったよ。今は別に日中関係が緊張してないからいいけど、ちょっと前、例の尖閣諸島漁船衝突事件の頃だったら、おそらく外交カードとして連行されてた可能性も高いからね。

しかし、こんな都市のど真ん中に、日本の象徴のような建物を建てられた当時の中国人は、いかにハラワタが煮えくり返っただろうか。それを考えると非常に気まずい気持ちになるが、それと同時に、共産党本部にしてしまう現・中国政府の考えが全くわからない(笑)。

反日教育と矛盾してないか(´ω`;)?

ということで、長春の街を歩いていると、中国っぽい街並みの中に突然現れる日本の城。こんな遠くからコソコソ撮った写真ではわかりづらいと思うので、この異様な風景を是非ご自身の目で確かめてみてください。

つづく!