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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

ハルピン人女性との国際恋愛・結婚~恋人を日本に連れていく

2012-10-16 10:08:34 | ハルピン人女性との国際恋愛・結婚
コメント欄にて、パンさんからリクエストがあった内容を取り上げます。

中国人の恋人を日本に連れて行くには?

コメント欄でも書きましたが、僕が今のカミさんを日本に連れて行ったのは去年末~今年の頭。今は中国人に対するビザ発給が大分緩くなったようですが、うちのカミさんのビザ申請当時は、ちょうどその規制が緩くなる直前。今申請すると、大分違うこともあると思います。そこはご了承ください。

うちのカミさんが申請したのは、「親族訪問ビザ」という種類のビザ。当時、もう中国で籍を入れていたため、僕とカミさん、およびうちの家族が親族なのは当たり前だが、例えば恋人や同性の友達等、ほんとに親族じゃなくても、とりあえず中国人が個人的に日本へ旅行する場合、このビザを申請するようです。

用意するもの等の詳しい情報は、コチラを参考にしてください。僕もこのサイトのとおりやったので。それよりも、「僕ら夫妻はこうでした」的な体験談に重きをおいて書いていきます。

僕のケースで最も特殊なのは、本来ならばカミさんを招聘し、身分を保証するのは僕がやることだが、僕は現在中国に留学中であり、収入がないという点。

→ 中国に滞在中の日本人留学生が

中国人の恋人と一緒に日本に行くには?

――まとめると、こういうことですね(´ω`)


わかりにくいので、僕、カミさん、うちの親父の三者の役割を書いておきます。

僕:役立たず(笑)
カミさん:ビザ申請人
親父:ビザ申請人の招聘人および身分保証人


大事なのが申請人と招聘人の関係を証明する写真。うちは運良く両親が一度ハルピンに来ていたため、カミさんとうちの親父が一緒に写っている写真があったが、これがない場合、正直どうしたらいいのかわかりません(笑)。

ちなみにハルピンのある中国東北三省では、個人的に親族訪問ビザを申請することができず、申請代行機関にてのみ申請することができる。まーたコイツらの態度がひどいんだ(笑)。まぁ、この話はまた次の機会に。

僕が利用した申請代行機関はコチラ

哈爾濱市人民対外友好服務中心
住所:哈爾濱市道里区友誼路305号


ビザ発給にかかった時間はおよそ2週間。書類はかなり完璧に揃えていたので、「まぁ大丈夫だろう」とは思っていたが、やっぱりビザが取れたときはすごく嬉しかった。「これでようやくカミさんに日本を見せられる!」っていうね。

余談だが、僕ら夫妻が成田空港に着き、入国審査等も全て通ったあと、空港内に手荷物宅配サービス会社か何かのオネエサンがいたのだが、カミさんと目が合ったそのオネエサン、即座に優しい笑顔で会釈しつつ、「ようこそ日本へ」の一言。カミさんが一発で日本を好きになったのは言うまでもない。僕も即座にそのオネエサンに恋してしまったのも言うまでもない(笑)。

ということで、「ハルピン留学日記ならでは」の切り口で書いていった「中国人の恋人を日本に連れて行くには?」。何かの足しになれば幸いです。

以上。

参考リンク:中国国際結婚手続き「ねねむし」

必要書類から必要書類のダウンロード(PDF形式)まで非常に丁寧に解説されているサイト。このサイトがあれば、僕のこんなクソ記事読まなくてもOK(笑)。結婚登記をした際にも参考にさせていただきました。


ハルピン人女性との国際恋愛・結婚~習慣の違いが生み出した障害その4

2012-10-01 13:38:06 | ハルピン人女性との国際恋愛・結婚
国慶節快楽(´ω`)!

国慶節ということで、今回は祭日にまつわる、ハルピン人と日本人のカップルだからこその障害を紹介します。今回もかなりの同意をもらえる自信アリ(笑)。

4,ご両親との関係

何しろ家族を大事にするのが中国人。こうやって書くと、「いいことじゃないか!」と反論されそうだが、もちろん家族を大事にするってのは素晴らしいことだ。僕だって家族はめちゃくちゃ大事。

最大の問題は、

連休ごとにカミさんのご両親に

会わなきゃいけない点(´ω`;)


例えば、ちょっとした連休になる中国の祭日といえば、「春節」、「端午節」、「元宵節」、「国慶節」があるが、連休のたびにご両親から「帰ってきなさい」と言われるのだ。

これが・・なんというか・・・・

ぶっちゃけ非常にめんどくさい(´ω`;)


僕が仕事で茨城に住んでいて、実家は東京にあった頃、確か年に2回くらいしか帰らなかった。仕事が忙しかったってのもあるが、別に親も「帰ってこい」とも言わなかったし、連絡取ろうと思えば、携帯もメールもチャットツールも何だってある。お互い別に寂しくないのだ。

読者の皆さん、

日本人なら自分の実家に帰る頻度も

こんなもんでしょう?・・ですよね(´ω`;)?


ところが先に書いたように、中国のご両親はことあるごとに顔を見せに来るように仰るわけだ(汗)。補足しておくと、上に挙げた連絡手段がないわけではない。むしろ、全てアップルで揃えてるくらいなので、うちの実家よりよっぽど豪華だ(笑)。

まぁ、空気読まずに断れるのが僕ですが(´ω`)

いや、カミさんの実家はハルピンの田舎なので、ハルピン市内よりさらに何もないんですよ。行っても退屈なんです。で、何するかっていうとご馳走食べて酒飲みまくるわけだ。すごく良くしてくれているのはわかるのだが、僕はそもそも「大勢でにぎやか」みたいなのがあまり好きではないので、極力会う回数を減らすように毎回趣向を凝らして断っている(笑)。

このように、僕はしょっちゅうカミさんのご両親に会ったりするのは非常にめんどくさい人なのですが、他の日中カップルはどうなんですかね?

日本人的には、

「恋人のご両親=ちょっと苦手な対象」

ってのがわりと普通の認識でしょう(´ω`;)?


多分、僕寄りの意見は多いはずだけどなぁ。皆さんのご意見、お待ちしております。

以上。


ハルピン人女性との国際恋愛・結婚~習慣の違いが生み出した障害その3

2012-09-27 09:42:37 | ハルピン人女性との国際恋愛・結婚
今までも、ハルピン人と日本人のカップルだからこその障害を紹介してきたが、今回のは同意してもらえる自信があるぞ(笑)。

3,食事

実はこれがあまり合わない。何しろ、カミさんは海を見たことがない人も多いハルピン生まれハルピン育ち。片や、僕は海に囲まれて育った日本人。当然、生魚をモリモリ食べたいわけだが、一緒に日本料理屋に行っても、カミさんは玉子の寿司しか食べない。生魚は気持ち悪いそうだ。

また、どんな食材でもこってりな味付けで美味しくしてしまう東北はハルピン料理。片や、薄味で素材の味を引き出すのが魅力の日本料理。カミさん曰く、「日本料理は味がしない」らしい。前回の一時帰国は、カミさんも連れて行ったのだが、日本滞在中で一番美味しかったのは、そばでも寿司でも天ぷらでもなく、松屋の「豚キムチ丼」だったそうだ。

まったく、金のかからないカミさんだ(´ω`;)

もっとも、僕は基本的にどんな中華料理も好きなので、カミさんの好みに合わせてもいいのだが、やっぱり東北料理はちょっとこってり過ぎるんだよね。

そんなわけで、日本×ハルピンのカップルでは、

「何食べようか?」でモメるかも(´ω`;)?


「特色豚骨面」の店長さん曰く、「日本に長くいるうちに、だんだんと寿司等も好きになっていく」らしいけどね。カミさんと一緒に回転寿司でビントロを食べまくれる日は来るのだろうか(笑)。

そうそう、カミさんを日本に連れていくのも、ビザの取得がいろいろと大変だった。このへんも近々書こうと思います。

つづく!


ハルピン人女性との国際恋愛・結婚~習慣の違いが生み出した障害その2

2012-09-26 21:52:16 | ハルピン人女性との国際恋愛・結婚
ハルピン人女性である今のカミさんとの恋愛過程で、もちろん問題はたくさん起きました。そんな習慣の違いが生み出した障害について書いていく本シリーズの第二弾。

2,デート代

基本的に、デート費用は100%男持ちなのがハルピン。でも僕は学生だからお金もないし、そもそも「奢らないと女と付き合えない男」も「奢られないと振り向きもしない女」も大嫌い。

さらに日中の国際恋愛だと、「男は金で、女は若さで相手を繋いている」みたいな例も多い(注)。そう思われるのだけは避けたかったため、デート費用は基本的に日本式ワリカン(会計時に僕7:彼女3くらいをそれぞれ支払う)にしていた。このへんは、彼女もすぐに納得してくれたのは幸いだった。

でも、何しろ周りのカップルは男が100%支払いを済ませている。その状況に慣れていくにつれ、「奢らないと、彼女がナメられてるように映るのでは」と感じるようになり、以来、奨学金でやりくりできる範囲内でだが、できるだけ奢るようにはしてたっけ。

「奢られて当然」という考えの女の子が多いハルピンで、うちのカミさんは、ちゃんと「ごちそうさま」が言える子だったので、そこがよかったのかな(ノロケじゃないぞw)。

つづく!

注:有名なのが某所の結婚相談所だが、経済力がある男性を求める女性、若い女性を求める男性、どちらもめっちゃくちゃ正常です。経済力のない僕の・・言うならば最後の意地です(苦笑)。


ハルピン人女性との国際恋愛・結婚~やさしい結婚照の撮り方 その3

2012-09-14 08:51:48 | ハルピン人女性との国際恋愛・結婚
中国のバブリーな現代社会を象徴するような、「婚紗照」文化。大好評の第三弾!(笑)

1,夫婦で「婚紗照」の店へ行く
2,アドバイザーと打ち合わせ
3,衣装に着替え
4,化粧
5,撮影
6,3~5を衣装の数だけくり返す
7,終了


今回は、6,7および撮影時間を大幅に削減する裏技を紹介。以下、僕:P、カメラマン:Z。

P:「撮影数減らせないの?
Z:「いいよ!」
P:「ほんとに?ありがとう!」
Z:「どの新郎もそう言うんだよ(笑)

――やっぱり(゜д゜;)


そして無事に撮影数を減らし、ひとつの衣装につき10分程度になった僕ら(義母さんは知りませんw)。全部で6種類の衣装を着たので、3~5のステップを6回もこなして無事に終了。

9時に婚紗照の店に着いてアドバイザーと相談し、10時から撮影を開始して、全て終了したのは16時過ぎでした。昼食は、ハンバーガーとコーラがサービスで出てきますが、一人ひとつずつなので足りるわけはなく、撮影終了間近にはクタクタでした(笑)。



繰り返すが、これが結婚照だッ(゜д゜;)!
(写真は百度で拾ってきた見本ですw)

この写真のように美男美女ならともかく、

どんなブサイクカップルもやるんですよ!

コンナモン、見ちゃいられないでしょ(´ω`;)


中国での結婚でのビッグイベントである「婚紗照」の具体的なステップについてはこれでおしまい。中国人女性と結婚する予定の日本人男性の皆さん、もう一度冷静によーく考えよう!(笑)

以上。