なんといっても、憲法改正に関して
一番怖いとみんなが言っているのはこれでしょう。
緊急事態条項
結局「緊急事態」ということにして
政府がなんでもやりたい放題にできてしまうという
安倍政権にとってみれば、喉から手が出るほど欲しい魔法の杖です。
今は選挙前だから、選挙の論点は「経済、経済」と言っていますが
本当はこれが目玉です。
もし、これが現実になったら
本当にヒトラーの再来です。
それも我が国日本で。
独裁政治なんて、どこか遠いところの話だと思っていました。
でも、それが現実になるかもしれない危機に今直面しています。
だから今度の選挙は大切だとみんなが叫んでいるのです。
もし、今度の選挙で与党が勝つような事があったら
もう選挙なんてなくなるでしょう。
だって、国民の意見を聞かなくても「緊急事態だから」ということになって
なんでも政府が決めていくんですから。
国民の意見なんて関係ないんですから。
つい先日、集落の集まりがあった時、
地域の議員の方が「今度の選挙はこの方の応援をお願いします」と言って
一枚のビラを全員に渡していました。
見たら、自民党の方でした。
「この方は、先の熊本震災でも大変ご尽力してくださいました」と紹介していました。
「だからぜひみんなで応援してください」と…。
確かにそうかもしれません。
きっと個人としては「いい人」なんでしょう。
でも、田舎は保守が強いと言われている現実は私の目の前で展開されました。
その場にいた集落の方々は、何も疑問に思わないかのようにそのビラを見ていましたが
この中からいったい何割の人が自民党に投票するのだろうか?
みんな「緊急事態条項」の事を知っているのだろうか?と私は思ってしまいました。
田舎に来て思う事は、息子さんが自衛隊に勤務されている人が結構多いということ。
就職の事はシビアです。
こうやって弱い所にしわ寄せがきているんですよね。
田舎の素朴な人たちが、実は多くの自衛隊員を構成しているんですね。
こっちにきて初めて知った事でもあります。
誰だって自分の子どもを戦争にやりたくないはずです。
でも、田舎ではほとんど選挙で自民党が勝つんです。
強いですよ。自民党。
自分の投票する党と、その政策が繋がってないんですよね。。。
きっと、ほとんどの情報源がテレビと新聞から…という現実も
その原因のひとつなのかもしれません。
画像は「
わかりやすい憲法論:緊急事態条項」からお借りしました。
自民党 憲法改正草案