サッカーW杯も本当に終わってしまいましたね。
私もにわかサッカーファンとして、決勝戦を見ましたけど(録画でね)
90分戦った後に、また延長戦をやるなんて本当に大変。
想像もつかない疲労の中での戦いなんだろうなと思います。
ましてや日本などはそのあとのPK戦で負けた訳ですから、
ホントにサッカーってすごいスポーツです。
さて決勝戦のスペイン、オランダ戦。
イエニスタという選手がゴールしてその後ユニフォーム脱いで、
イエローカードをもらいました。
今はそういうことすると減点対象なんだそうです。
で、その事をアナウンスで聞いていた私は、
「なんでシャツ脱いじゃったんだろう?」と純粋に思いました。
減点対象だって事を選手が知らない訳はないだろうし
でもイエローカードもらうって知ってても、ゴールするってのは
それほどの興奮を伴うものなのかもしれないと思い、
「あ~あ、やっちゃったなー」くらいに留めました。
でもこれには秘話があったと後で知りました。
アンダーシャツには昨年亡くなった友人に対してのメッセージ
『ダニ・ハルケ 俺達はいつも一緒だ』
という文字が書かれてあったそうです。
ダニ・ハルケという選手は、バルセロナが本拠地のエスパニョールでプレーし
主将も努めていたそう。でも昨年26歳の若さで急死したんだそうです。
イエニスタとはチームを越えた付き合いだったということ。
だからこそイエニスタは、イエローカードもらっても
最初からこれをやるつもりで、、、つまり確信犯の行動だったというわけです。
でも、サッカーなんてあんな試合です。
例えその計画があっても、もしもゴールが決められなかったら
シャツを脱いでそのメッセージを世界中に見せる事も出来なかったでしょう。
しかも、あれは決勝戦…。
そう考えると、本当にすごい確率の出来事だったと思わざるをえません。
しかも、イエローカード2枚で退場というルールがある以上、
きっとこの選手は「シャツを脱ぐ」という行動に賭けて
それ以前にイエローカードをもらわないようにプレーしていたにちがいないはず。
あ~なんてイイ話しなんだー。
泣けてきます(笑)。
きっと天国のチームメイトも喜んでいる事でしょう。
(※写真は記事から拝借しました)
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