王子北口内科クリニック院長の
船木先生が発信していることをみかけました。
以下コピーです。
水を飲む事は大事ですね。
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【『インフルエンザ』にかかったら。】
4年あまり前の投稿です。
いまも私の信念は同じで、「水」さえ、たっぷりとれば、
いまかかっているインフルエンザはすぐにおさまります。
---------------------------2014年12月
私の子どもの頃から、「インフルエンザには気をつけようね」と
学校でよく言われたものだけど、私が、「どうやったら、インフルエンザって分かるんですか?」
と、小学校の先生に尋ねたところ、「病院の先生に聞け」と言われた。
いま、その「病院の先生」になって、何十年も昔の、いまのような迅速診断キットもなかった時代、
「インフルエンザの薬」だという特効薬とされる薬のなかった時代、
どうやって、診断していたんだろう?と思います。
熱が続いて、とか症状が非常に重くて、とか
もちろん、一般の風邪(症候群)との違いは感じますが、それでも、
「これは、症状もたいしたことないし普通のかぜでしょ」と思って、検査をすると
インフルエンザ陽性!みたいなことがたびたび、ある。
おそらくですが、昔は、「風邪ね」で片付けられていたでしょう。
そして、恵まれた、現在。
すぐに医療機関に受診できて、すぐに検査を受けられて、そして、すぐに薬を出して貰えて。
そうした、めぐまれた環境にある方はそれでいいのですが、
しばしば、夜中に電話連絡を受けるような『インフルエンザかも?』
と言うときに、どうしたらいいか?について、お話しします。
比較的、田舎の、近くに救急病院もない場所や、
初めての土地、出張先などで、薬の手持ちもなく、ドラッグストアもない。
そんな、場合。
【一日に5リットル、ゆっくりと水を飲む】
これだけです。
そして、可能な限り寝る。
夜中に医療機関を探して、くたくたになって、疲れるほどなら、落ち着いて、ひたすら水を飲んで下さい。
ただのミネラルウォーターだけです。
スポーツ飲料だの、電解質がどうとか、そんなものはいりません。
私が、実際にインフルエンザにかかったときは夕方から水をガンガン飲み始め、
翌日昼には、平熱になりました。
最近、インフルエンザの患者さんで、できれば薬はなにも飲みたくない、
先生と同じようにしたい、とおっしゃるので「水5リットル」をやってもらったら、
翌朝、「もう平熱です」という、メールが来ました。本当にうれしかったです。
じゃあ、タミフルや、解熱剤をなんのために処方するのか?
って、たびたび聞かれますが。「1日早く熱が下がるから」です。
1日も違いはないという報告もあります
ちなみに肺炎や、脳症を予防する効果はこれらの薬にはありませんので。
それでいて、薬の副作用は、もちろんある確率で生じますので、
診療を受けた際に、よくお聞きになってください。
写真は、私が滅多に出さない抗インフルエンザ薬のひとつ。同類のほかの薬も出しませんが。
それよりも、急ぐ方は、市販の安いものでまったく構わないので、ビタミンCを
1日あたり6g~10g、何回にも分けて、できるかぎり飲んでください。
効果のほどにびっくりするはずです。
~王子北口内科クリニック院長・ふなきたけのり
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