シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

認知症 自分らしく/進行遅らせる「予防」も

2006-10-30 15:38:03 | 医学
  「病気」と認識半数以下/早期発見・治療が大切
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 認知症は、会話をしたり、物事を認識したり、手順を踏む作業が難しくなる「認
知障害」が時間をかけて進む病気だ。
 厚生労働省の推計(02年)では、何らかの支援や介護が必要な認知症のお年寄り
は現在約170万人。今後、団塊の世代の高齢化に伴い、2015年には250万
人、30年には353万人で10人に1人に達するとみられる。
 最も多いのがアルツハイマー病型認知症。次いで脳梗塞などによって起こる脳血
管性、レビー小体型、前頭側頭型などがある。

 現在、脳血管性やアルツハイマー型などの一部は、早期であれば治ったり、進行
を遅らせたりすることができるといわれる。早期発見・早期治療が大切だ。また、
進行を遅らせる「予防」も注目されている。

 しかし、「健康日本21推進フォーラム」(事務局・東京都中央区)が一般成人
1369人を対象に「認知症をどうとらえているか」と尋ねると(複数回答)、
「病気であると」正しく認識しているのは2人に1人の45%で、「医師に診てもら
う必要がある」も40%しかいなかった。逆に、「年をとれば誰にも起こる」と間違
った認識の人は42%もいた。
     (2006.10.29 朝日朝刊/もの忘れフォーラム『その2に続く』)

ドコモ・KDDI「ウチが安い」/ソフトバンクの「値下げ」批判

2006-10-30 12:09:57 | IT関連ニュース
  「他社への通話高」「広告、フェアでない」
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 携帯電話の番号持ち運び制のスタートを機に業界第3位のソフトバンクモバイル
が始めた新料金プランの広告手法に対して、NTTドコモの中村維夫社長が27日の
記者会見で「フェア(公正)かどうか疑問が残る」と批判した。KDDI(au)
も「標準的な利用者なら割高になる」と主張しており、上位2社がそろってソフト
バンクにかみついた。

 ドコモの中村社長が批判したのは、通話やメールが定額料金になるソフトバンク
の新サービスの広告。夜間は例外になるなどの制約が、小さな字になっている点を
問題視した。料金そのものも「平均的な利用者なら、ソフトバンクの定額制に負け
るプランは一つもない。追随するつもりはまったくない」と主張。同内容のサービ
スをドコモより210円安くする別プランについても、料金明細を送る手数料やネ
ット接続サービスの基本利用料がドコモの方が安く、ソフトバンクが示すような差
はつかないとしてきする。

 KDDIも27日、ソフトバンクの定額制のキャンペーン基本使用料(2880円
)でも、加入者同士の通話時間が全体の7割以上ににならない限り、auの一般的
な料金料金プランより割高になるとの分析結果を明らかにした。「ソフトバンクか
ら他社への通話料金が、auの料金より割高なため」(KDDI広報部)という。
                   (2006.10.28 朝日朝刊/経済)

「最期は自宅」/遠い現実『その6』

2006-10-30 08:14:25 | 医学
  家族負担に希望減/死者ピークは38年
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 自宅で最期を迎える人は、1960年ごろまでは7割以上いた。だが、その後は
減少の一途たどり、76年に病院などの医療機関と逆転、04年に自宅で亡くなった人
はわずか12.4%となった。

 一方、04年の厚生労働省の調査で、一般の人に「終末期をどこで過ごしたいか」
について訪ねたところ、6割の人が「できるだけ自宅で療養したい」と答えた。
しかし「最期まで自宅で」と希望する人は1割りにとどまった。理由として多かっ
たのは、「介護してくれる家族に負担がかかる」と「症状が急変したときの対応に
不安がある」だった。

 96年に全国で亡くなった人は年間約90万人だったが、03年に100万人を突破。
団塊世代の高齢化によって亡くなる人は今後も増え続け、ピークの2038年には
170万人に達すると見られている。
                 (2006.10.22 朝日朝刊/総合『完』)