シニアの一人たび

神奈川県大和市の歩行者専用道を紹介したHPを開設してます。
「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

NPO活動参加1割に満たず

2005-10-31 09:54:48 | 生活関連ニュース
  内閣府世論調査「機会ない」5割超す
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 過去5年間にNPO活動に参加した経験のある人が1割に
満たないことが、内閣府が29日付で発表した「NPOに関する
世論調査」から明らかになった。参加しない理由として「機会
がない」「情報がない」と答えた人は複数回答で8割を超えた。

 調査は今年8月、全国の20歳以上の3千人を対象に初めて
実施し、1863人が回答した。過去5年間、NPOに「参加
したことがある」は7.2%で、「参加したことがない」は
91.8%。

 「NPO(民間非営利組織)」という言葉を知っていて意味も
わかる人は39.7%。60.5%がNPOに関する情報量が「不十分」
と答え、「十分」と答えた人を8.9%を圧倒した。
(2005/10/30 朝日朝刊)

ES細胞を生かし臨床前の新薬評価

2005-10-30 11:50:52 | 医学
  NEDO、技術開発へ
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 人の受精卵から作った胚性幹細胞(ES細胞)を新しい
医薬品の評価に使う技術開発事業を、独立行政法人「新
エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が始める。

 京都大再生医科学研究所(中辻憲夫所長)やアステラス製薬
などのグループに委託し、今年度中に着手する。新薬開発では
患者での臨床試験前に動物やヒトのがん細胞などで効果を確か
める。新しい事業では、これに代わってES細胞を使う。

 ES細胞を病気にかかった組織の細胞に分化させ、新薬の
候補となる化合物を働かせれば病気への効果がより分かる。
ES細胞を肝臓や心臓の細胞にすれば毒性や安全性の確認も
出来る。臨床試験でないとわからなかったことが、事前に把握
できる可能性が高まると期待されている。
(2005/10/29 朝日夕刊)

1年ごと契約 65歳まで雇用

2005-10-29 08:44:45 | 生活関連ニュース
  日本IBM、来春から
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 日本IBMは、55歳以上で係長級以上の社員を対象に、
希望すれば単年度契約で最大65歳まで雇用する新人事制度
を06年4月から導入する。「団塊の世代」の大量退職に
備えるとともに、来年施行される改正高齢者雇用安定法にも
対応する狙いがある。

 対象となる社員は、55歳以上で、係長級以上の社員約千人。
55歳からは、いつでも新制度を選ぶことができる。60歳の
定年退職時に移行することも可能だ。

 定年前に新制度を選択する場合は退職し、その後は1年
ごとに再雇用契約を結ぶ。勤務日数は週3~5日。同社は、
日数や能力に応じて正社員とほぼ同水準の給与を払う、
としている。(2005/10/28 朝日朝刊)

ヒトゲノム30億個中 個人差は「25万個」でほぼ判別

2005-10-28 17:25:38 | 医学
  日米英など解析、データベース
  「私」に効く薬作り 効率化期待
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人のDNAには個人ごとにわずかな違いがあるが、DNAの
どの場所に違いがあるかを多くの人で網羅的に調べたデータ
ベースが日米英などの協力でできた。03年に完了したヒト
ゲノム(人の遺伝情報全体)解読に次ぐ医学・生物学の基礎
情報になる。

 解析したのは理化学研究所遺伝子多型研究センター(中村
祐輔センター長)、英サンガー研究所など。日米中とナイジェ
リアの住民計269人から同意を得て血液を提供してもらい、
DNAを構成する部品(塩基)の中で、個人差があると報告
された箇所約110万個を分析した。

 今回の解析では「代表」を25万個に絞り込んだ。25万個を
調べれば、日本や中国では個人差の98・5%判別できることが
分かった。米国では94・1%。ナイジェリアでは70・1%
だった。

 ヒトゲノム解読で約30億個の塩基からなる全体像が分かっ
たが、病気の遺伝子を調べるために全体を解析するのは効率が
悪い。今回判明した代表的な個人差を調べれば、病気になる
人とならない人のDNAの差を早く容易に見つけ出すことが
できるという。(2005/10/27 朝日朝刊)

「見せ玉」防止東証が新規則

2005-10-27 17:41:57 | 生活関連ニュース
  ネット上の不公正取引  証券会社に監視強化要求
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 東京証券取引所は25日、証券会社に顧客の異常な売買の
監視強化を求める新たな規則を制定する、と発表した。来年5月
をめどに施行する。インターネットを通じた「見せ玉」といわ
れる不公正な株取引を防止する狙いだ。

 規則では、短時間に注文が集中した銘柄を自動的に抽出して
調査するなど、顧客の売買動向を素早く把握できる体制を整備
することを要求する。東証は考査で、証券会社の監視体制を
検証する。不備があれば、制裁金を科すなどの処分を検討する。

 「見せ玉」は、大量の注文を出して株価をつり上げ、その後に
注文の訂正や取り消しをして、売り抜ける行為。対面ではなく、
ネット経由の株式取引が主流になったことで、証券会社が事前に
取引を点検しにくくなったことが、不正行為が増える背景に
あるとみられている。
(2005/10/26 朝日朝刊)


騒音でも会話くっきり  神鋼など新技術

2005-10-26 16:34:23 | 医学
  ケータイ応用目指す
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 騒音の中でも人の声だけ際立たせます。神戸製鋼所は24日、
複数音源から特定の音だけを抽出する技術を、奈良先端科学
技術大学院大学の猿渡洋助教授(音情処理学)と共同開発
したと発表した。

 聞き分けたい人の声を事前に登録しておかなくても、会話
をほぼ同時進行で音声処理できる、という。携帯電話や工場内
での会話などを鮮明に聞き取る技術へ応用を目指す。

 二つのマイクで複数の音を取り入れ、開発した1㌢ほどの
半導体などを使って人の声とその他の音を分離。「何本もの
もつれた糸から特定の糸をたぐり寄せるような技術」で、
雑音は10分の1程度に抑えられるという。
(2005/10/25 朝日朝刊)

育て「患者心」を知る地域医師

2005-10-25 10:08:53 | 医学
  地方の民家に医学生下宿 同じ受診者と6年間交流
    福島県立医大など実践へ
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 医学生がへき地の住民宅にホームスィしたり、同じ患者を
6年間、定期的に訪ねたりする。医師不足が深刻な過疎地
などで、地域医療を担う人材を育てようと、福島県立医大や
滋賀医大などが今年度から、新たな取り組みを始める。独自に
計画した現地体験型の研修などを通して、地域で患者の視点に
立てる医師の育成を目指す。

 福島県立医大では、医学部6年生が奥会津地方の住民宅に
2~4週間下宿する。卒業した研修医にも1~3カ月、3~6
カ月の滞在研修コースを設ける。住民の一人として地域住民と
密接に交流する中で、医療への期待や不満などを理解するのが
目的だ。

 滋賀医大では、医学生全員が6年間、約2カ月ごとに、地域
の診療所を受診している患者と家族を継続して、訪問する。
学生は2人1組で担当する。患者の心の変化、家族の社会的、
経済的な背景も幅広く知ることで、「患者の視点」を実感
できる場とする。(2005/10/24 朝日朝刊)

Wolf三態  その1

2005-10-24 11:10:33 | 旅の写真
 Canyon Villageを過ぎた頃、駐車の集団にあう。
仲間入りをしてその視線の先を見る。Wolfだ。
餌を捕獲中を狙って連続撮影する。

場所  Canyon Village付近
日時  2005/09/28

孔子の家系図「長さ世界一」  ギネス認定

2005-10-24 09:48:47 | 生活関連ニュース
  紀元前6世紀~現在82代 子孫は300万人
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 儒学の祖・孔子の家系図が「世界一長い家系図」として、
ギネスブックに認定された。20日付の国営新華社通信によると
ギネスブックを発行する英国の「ギエス・ワールドレコード社」
から孔子の故郷である中国山東省曲阜市の文物管理委員会へ、
世界記録の認定書が授与された。

 紀元前6世紀に生まれたとされる孔子の子孫は、現在まで
82代にわたる。曲阜市の孔子家系図研究センターによると、
全世界に孔子の子孫は300万人以上おり、うち海外在住者も
約50万人に及ぶという。

 子孫は60系統に大別され、家系図は明代から60年に1度ずつ
大幅な補足が行われてきた。99年以降は、同センターが孔姓の
著名人らの協力を得て、家系図を書き足す作業に取り組んで
いる。(2005/10/23 朝日朝刊)

得意な看護師要請へ  厚労省

2005-10-23 21:06:03 | 医学
  がん・糖尿病患者への支援
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 厚生労働省は06年度から、がん患者の看護や糖尿病患者の
生活習慣改善の支援に強い看護婦の養成に乗り出す。実践的な
臨床研修を各地の病院に委託し、将来的には都道府県が実施
する研修制度とすることを目指す。

 研修は、がんは全都道府県で一カ所ずつ、糖尿病は全国
16の病院に委託して行う予定。研修を受けられるのは臨床経験
5年以上の看護職員で、1カ所当り約20人が2カ月にわたり
技術を磨く。

 がん患者の看護の場合、抗がん剤による副作用のケアや、
精神的な不安を訴える患者や家族の相談など、きめ細かい対応
求められる。糖尿病では、医師による治療だけでなく生活習慣
全般の改善が必要で、看護師の役割は大きい。
(2005/10/21 朝日朝刊)

環境資料バンク開設へ  愛媛大

2005-10-22 18:32:39 | 生物学
 ダイオキシンやポリ塩化ビフェニール(PCB)など種々な
汚染物質の広がりを調べるため、50以上の国と地域で集めた
動物や土壌など約10万点の冷凍サンプルを保存する「生物環境
資料バンク」が11月、愛媛大にオープンする。

 野生生物の資料は、海洋汚染の影響を受けやすい魚類やアザ
ラシ、野鳥など、過去約40年間に集めた約1千種類にのぼる。
人間の母乳も過去20年間に、20カ国以上で協力者から集めて
きた。

 これまでは、大学内の冷蔵庫で保管しきれず、大半を民間
企業の冷凍倉庫に預けていた。バンク開設後は、収蔵サンプル
のリストをつくって07年度中にネットに公開し、国際共同研究
を呼びかけるという。
(2005/10/21 朝日夕刊)