土曜の午後時間ができたので、買ったきり1年以上みていなかったDVDの「The Pianist」をみてみました。
映画をみたという日本のお友達の「よく死ななかったと思った!」のひとことで、見てもいいかなという気になっていました。
ホロコーストの体験者も年々なくなられているのですね。
原作者のウワディスワフ・シュピルマンさんは2000年（1911-2000）になくなられているんですね。
ｃｆ.
1905-1997 「夜と霧」の著者 ヴィクトール・フランクル氏
1908-1974 オスカーシンドラー氏
Wikipedia: ウワディスワフ・シュピルマン氏
原作を読んでみたいですね。
*シュピルマン氏のご長男の「クリストファー・W・A・スピルマン氏は日本近代右翼思想の研究者で、九州産業大学教授」をなさっていて、奥様は日本人でいらっしゃるそうです。
Wikipedia:ご子息クリストファー・W・A・スピルマン氏
『日本語で執筆した著書に『シュピルマンの時計』（2003年、小学館）がある。2003年2月11日放送の開運!なんでも鑑定団に出演し、鑑定を受けるため父の遺品の時計の実物がスタジオに持ち込まれた！(Wikipedia)』 本を読んでみたいですね。
ロマン・ポランスキー監督は
「ポーランド系ユダヤ人の父親とカトリック教徒のロシア人の母親の間にフランスの首都のパリで生まれる。出生時の名前はRajmund Roman Liebling。母親は第二次世界大戦時にアウシュビッツでドイツ人に虐殺された。
また自身も、ドイツに占領されたフランスのヴィシー政権下における「ユダヤ人狩り」から逃れるため転々と逃亡した。この体験がポランスキーの作品に深く影響を与えることとなった（Wikipedia）」だったのだそうです。
また、主役のエイドリアン・ブロディ（Adrien Brody)は
「ポーランド系ユダヤ人の画家（以前は歴史教授）エリオット・ブローディ（Elliott Brody）とハンガリーのフォトジャーナリストシルヴィア・プラヒー（Sylvia Plachy）の間に生まれる。父エリオットはホロコーストで家族を失い、母シルヴィアは1956年のハンガリー動乱の時にアメリカに亡命した（Wikipedia)」なんですね。
ホロコーストに因縁のあるかたが関わっていらっしゃいます。
たまたま、といいますか、今年前半に
先のフランクル氏の「夜と霧」を読みまして、
(LifelineのBookfareで外国語コーナーに古いほうの翻訳版があったんです。)
生き残るまでに、いろんな分かれ道があり、選択、選択、選択で、
そのつどの判断で生死が別れているんですよね。
私の（つきなみな）感想、
「夜と霧」のヴィクトール・フランクルは精神分析医でした。
こちらはピアニスト。 彼が名の知れたピアニストでなければ、
食料も得られなかったし、ゲトーから逃してもらうこともできなかったし、
アウシュビッツにつれていかれて、
その後生き延びることはほぼ不可能ではなかったかと思います。
ポランスキー監督のようにホロコーストが
身近にあった人によって製作された映画によって、
ホロコーストについて初めてヴィジュアルに知る、という世代も多いとすれば
歴史上の同じ過ちを繰り返してはいけない、ということを学んでもらうには
よいことだと思いました。（つきなみですけど）
そのほかの方の感想はAmazonからどうぞ。
Amazonの感想にはドイツ将校の扱い方が、原作と違うという方が多いようですね。
*ロマンポランスキー監督は、以前、スピルバーグ監督から、シンドラーズ・リストの製作を頼まれたけれども、自分の体験から主題があまりにもセンシティブで却下した、という経緯があるようですね。
Spielberg was unsure of his own maturity in making a film about the Holocaust, and the project remained "on [his] guilty conscience". Spielberg attempted to pass off the project to director Roman Polanski, but Polanski turned down the project, finding the subject matter too sensitive because his mother was gassed at Auschwitz,[3] and from his own personal experiences in (and his eventual survival of) the Kraków Ghetto. Polanski would go on to direct his own Holocaust film, The Pianist in 2002.
Wikipedia： Schindler's List
映画をみたという日本のお友達の「よく死ななかったと思った!」のひとことで、見てもいいかなという気になっていました。
ホロコーストの体験者も年々なくなられているのですね。
原作者のウワディスワフ・シュピルマンさんは2000年（1911-2000）になくなられているんですね。
ｃｆ.
1905-1997 「夜と霧」の著者 ヴィクトール・フランクル氏
1908-1974 オスカーシンドラー氏
Wikipedia: ウワディスワフ・シュピルマン氏
原作を読んでみたいですね。
*シュピルマン氏のご長男の「クリストファー・W・A・スピルマン氏は日本近代右翼思想の研究者で、九州産業大学教授」をなさっていて、奥様は日本人でいらっしゃるそうです。
Wikipedia:ご子息クリストファー・W・A・スピルマン氏
『日本語で執筆した著書に『シュピルマンの時計』（2003年、小学館）がある。2003年2月11日放送の開運!なんでも鑑定団に出演し、鑑定を受けるため父の遺品の時計の実物がスタジオに持ち込まれた！(Wikipedia)』 本を読んでみたいですね。
ロマン・ポランスキー監督は
「ポーランド系ユダヤ人の父親とカトリック教徒のロシア人の母親の間にフランスの首都のパリで生まれる。出生時の名前はRajmund Roman Liebling。母親は第二次世界大戦時にアウシュビッツでドイツ人に虐殺された。
また自身も、ドイツに占領されたフランスのヴィシー政権下における「ユダヤ人狩り」から逃れるため転々と逃亡した。この体験がポランスキーの作品に深く影響を与えることとなった（Wikipedia）」だったのだそうです。
また、主役のエイドリアン・ブロディ（Adrien Brody)は
「ポーランド系ユダヤ人の画家（以前は歴史教授）エリオット・ブローディ（Elliott Brody）とハンガリーのフォトジャーナリストシルヴィア・プラヒー（Sylvia Plachy）の間に生まれる。父エリオットはホロコーストで家族を失い、母シルヴィアは1956年のハンガリー動乱の時にアメリカに亡命した（Wikipedia)」なんですね。
ホロコーストに因縁のあるかたが関わっていらっしゃいます。
たまたま、といいますか、今年前半に
先のフランクル氏の「夜と霧」を読みまして、
(LifelineのBookfareで外国語コーナーに古いほうの翻訳版があったんです。)
生き残るまでに、いろんな分かれ道があり、選択、選択、選択で、
そのつどの判断で生死が別れているんですよね。
私の（つきなみな）感想、
「夜と霧」のヴィクトール・フランクルは精神分析医でした。
こちらはピアニスト。 彼が名の知れたピアニストでなければ、
食料も得られなかったし、ゲトーから逃してもらうこともできなかったし、
アウシュビッツにつれていかれて、
その後生き延びることはほぼ不可能ではなかったかと思います。
ポランスキー監督のようにホロコーストが
身近にあった人によって製作された映画によって、
ホロコーストについて初めてヴィジュアルに知る、という世代も多いとすれば
歴史上の同じ過ちを繰り返してはいけない、ということを学んでもらうには
よいことだと思いました。（つきなみですけど）
そのほかの方の感想はAmazonからどうぞ。
| 戦場のピアニスト |
*ロマンポランスキー監督は、以前、スピルバーグ監督から、シンドラーズ・リストの製作を頼まれたけれども、自分の体験から主題があまりにもセンシティブで却下した、という経緯があるようですね。
Spielberg was unsure of his own maturity in making a film about the Holocaust, and the project remained "on [his] guilty conscience". Spielberg attempted to pass off the project to director Roman Polanski, but Polanski turned down the project, finding the subject matter too sensitive because his mother was gassed at Auschwitz,[3] and from his own personal experiences in (and his eventual survival of) the Kraków Ghetto. Polanski would go on to direct his own Holocaust film, The Pianist in 2002.
Wikipedia： Schindler's List
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