QLD 4000

G'day from Queensland!
オーストラリアで静かに暮らしています。

就職活動~照会編

2005-06-23 | 5.0 未分類
毎年クリスマスの時期になるとバイトの子に3日間くらい来てもらって、会社からのクリスマスカードやカレンダー送付を手伝ってもらっています。

昨年は高校生のカトリーナが来てくれました。 その前に来ていたお姉さんのケリーの紹介です。
今年のはじめカトリーナから私に履歴書のReferral(参考人/照会人)になってくれとの連絡があり快諾しました。

.........彼女の人生設計は高校卒業後、東ティモールにボランティアで救援活動に行き、その後クインズランド大学入学、それから英国の大学留学などと話していました。

夏には毎日8km泳ぎ、The Duke of Edinburgh's Award(エリザベス女王のご主人エジンバラ公主催の若者のボランティア推奨を目的に設立されたもの。 活動の期間により褒賞) でも銀賞取得(バイト時は金賞を目指していた)、お姉さんのケリーによると学校の成績もとてもよかったそうです。 長身のすらりとした体躯に水泳で鍛えた肩がちょっとたくましく、アン・ライスのバンパイアシリーズを読んでいたりする、おませなところもある子です。
........身軽で重い荷物も軽々と運んでくれたりして、うちのオフィスの腰痛がなんだかんだといっている若い男性陣よりも頼りになりました。

ということで、会社の電話に「xxxxよりカトリーナについて聞きたいことがありますので折り返し電話をください」というmsgが入っていましたので、東ティモール行きはどうなったのだ!(いえ、あの危険な地域へ行くことなど決して推奨しているわけではありませんが)と思いつつ、電話をしました。

QLD州政府のとある機関からの問い合わせでカトリーナがあるポジションに応募してきたので、いくつか聞きたいことがある、とのこと。

今時間はありますか?という問いにはい、と答え質問に回答していきました。

『彼女は貴社でxx年xx月からxx月まで働いていた、正しいですか?』
『どういうことを手伝っていましたか?』
等にはじまり、

『彼女がそちらで仕事をはじめたきっかけは?』
Happy「私の前任者が人材派遣会社に頼んでジュニアのポジションの子を送ってもらったのですが、なかなか仕事をちゃんとしてくれる子がいなかったため、近所の知り合いのお嬢さんに来てもらったのがはじまりです。 カトリーナはそのお嬢さんの妹さんです。」

『意欲的に仕事をしていましたか?』
Happy 「そうですね、仕事が終わると私のところに来て何か手伝うことはないかと聞いてきたり、自分からタスクをみつけてきて手伝おうかといったりしてきてくれましたから」

『協調性はありましたか? 』
Happy 「ありました。 うちのオフィスには20代から50代までいますが、どの世代ともうまく折り合っていたようです。」

一生懸命手伝ってくれた彼女のために褒め言葉のオンパレードで回答したわけですが、実際仕事上では賞賛することばかりではないのが事実、
『コミュニケーションはうまくいきましたか』
Happy「ええ、一を知って十を知るタイプですね。 もちろん、ときには意見のあわないときもありましたが、どれも建設的に話し合い、円満に解決できました。 」
..........ふう、こういう質問って、自分が試されているみたい。

『最後に、例えばの話、あなただったら彼女をあなたの会社に雇いますか?』
.......おっと、この質問は.........うちの会社には毎月のように採用の問い合わせが来ます。 「この支店には人事がないので、シドニー本店に連絡してください」とか「その分野のポジションはないですよ」といった断わりグセが私にはついてしまっていて、いきなりの問いに一瞬、間(ま)があいてしまいました。

Happy「うちでは10代で高校をでたばかりの子を雇った実績はありませんが、必要であれば彼女を雇用するでしょう。。」と答えました。 私にはもちろん、人事の権限はないわけですが、例えばということで答えました。フウ。

カトリーナ、私はあなたのためにがんばってみた、つもりです。 なかなかいいポジションを狙っているみたいですね。 就職できるよう祈ってますよ!

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