スワロウテイルの指名馬はこちら
●プロフィール
このブログの管理人です。
転職してPOG難民になったのを機に、自分でPOG大会を開催しようと
ネットで募集者を募って始めたのがこの楽燕カップなわけですが、
早いもので8シーズン目に突入です!
参加していただいているみなさん、ありがとうございます。
まぁまぁブラックな会社で働いており、最近は社畜と化しています。。。
兵庫県住み。子育て奮闘中の30代です。
●競馬歴
一番古い記憶はオグリキャップ復活の有馬記念ですが、
ちゃんと競馬を見始めたのはまだ小学生の頃の1991年。
トウカイテイオーがクラシックを走っていた年からです。
親父とか伯父さんが競馬してたのを近くでずっと見てたので、
小学生にして馬柱が読める子でしたw
●好きなジョッキー
丸田恭介
●好きだった馬
ビワハヤヒデ、タイキブリザード、ドリームパスポート、ジェニュイン、アサクサデンエンなど
●自分の中の最強馬
サイレンススズカ
ダイワスカーレット
●POG歴
サンデーサイレンス不在元年(ウオッカとかダイワスカーレットとかの世代)から。
前の会社の先輩に教えてもらってやりだしたので、競馬歴の割にPOG歴はまだまだ浅いです^^;
●過去のPOGで指名した活躍馬ベスト5
1位:アーモンドアイ
2位:アンライバルド
3位:レーヴディソール
4位:レジネッタ
5位:マウントロブソン、リバティハイツ
●過去の楽燕カップの成績
第1回 :17位
第2回 :18位
第3回 :16位
第4回 : 9位
第5回 : 8位
第6回 :16位
第7回 : 2位
楽燕カップ7回目にしてやっと念願のG1制覇&最終順位で3位以内に入ることができました。
こんな成績がそうそう続くとは思っていませんが、
せめてAクラスの常連にはなりたいなぁ…
●指名根拠
馬体:30%、血統:20%、評判:30%、厩舎:15%、直感:5%
●今年度のドラフトの戦略、テーマ
基本的には結果を出せた昨年のテーマを引き継いでます。
・G1級の大当たりを続けて出すような繁殖牝馬はごく一握りなので、
大当たりだった馬のすぐ下よりは、まだ大当たりを出してはいないが、
母の競走能力や血統的下地から、ゆくゆくは大当たりが出そうな
繁殖牝馬の仔を狙う。
・初仔→2番仔や、父が微妙な種牡馬→有力種牡馬に変わるなど、
プラスに働く要素しかないような、いわゆる「跳ねる」、「爆発する」可能性が
高いタイミングを重点的に狙う。
・一般的に当たりが出やすいとされる産駒誕生時の母の馬齢が13歳くらいまでの
2~7番仔を狙い、初仔や高齢母の仔はできるだけ避ける。(例外あり)
・産まれ月にもよりますが、POG本での馬体重が軽すぎる馬は避ける。
・昨年痛い目にあったので、あまりにも多重クロスの馬はできるだけ避ける。
・昨年は前半戦は死に体だったので、昨年よりは早め始動の馬を多目に獲得する。
種牡馬に関しては
ディープインパクト
・苦手種牡馬の部類なので上位のみ。昨年より減らす。
ロードカナロア
・人気沸騰が予想されたので上位指名ではなく中~下位で。
・まだサンプルが少ないので血統にはそこまでこだわらない。むしろ開拓する。
ハーツクライ
・苦手種牡馬なので回避。ハーツクライよりはジャスタウェイを狙う。
ジャスタウェイ
・新種牡馬ですが仕上がりが早そうなので厚目に。
●1~16位までの指名馬と指名理由
1順目
馬名:サトノジェネシス
父:ディープインパクト
母:マルペンサ
性別:牡
厩舎:美浦・堀宣行厩舎
馬主:サトミホースカンパニー
母シーザリオをランディさん、ヒッポリト3号さんとの3人ジャンケンの末に敗れ、
ハズレ指名したのが本馬です。
2016セレクトセール当歳で里見治氏によって2億8000万で落札されています。
説明不要だとは思いますが、本馬の全兄はサトノダイヤモンドで、
その全兄以来のディープ産駒、全兄以来の牡馬になります。
間に居る半姉2頭リナーテ(父ステイゴールド)、マルケッサ(父オルフェーヴル)には
馬体的にも食指が動きませんでしたが、ディープ産駒に戻った本馬は、
全兄ほどスラッとはしていないものの、筋肉量は同時期の兄より豊富ですし、
トモや脚元に関して言えば兄より瞬発力がありそうな造りだと思います。
また黄本に載っていた池江調教師がサトノソロモンとの2択で本馬を泣く泣く諦めた
エピソードからも、残り福ではないですが、選ばれなかった本馬のほうが
活躍しそうな気がしてなりません。
ただ、丸ごとでは里見氏のコメントに「マイル~2000のほうが合いそう」とか、
佐々木厩舎長のコメントに「ピッチ走法で…」とか、
距離に限界がありそうなコメントが並びます。
しかしそこは私が全幅の信頼を寄せている堀厩舎が、東京の大舞台(最悪でもマイルのほう)に
立てるような仕様に仕上げてくれると思っています。
抜群の相性を誇ったステイゴールド×オリエンタルアートや、
ジャングルポケット×アドマイヤサンデーのように、父と母の相性というのは
絶対にありますし、やはりこの母にはこの父がベストなカップリングということを、
母の忘れ形見となった本馬が証明してくれると思っています。
兄がハナ差で逃した忘れ物を獲りに行きましょうか。
2順目
馬名:ホウオウライジン
父:キングカメハメハ
母:ガールオンファイア
性別:牡
厩舎:栗東・矢作芳人厩舎
馬主:小笹芳央氏
シャーパーさん、ベオアツさんとの3人ジャンケンの末、見事獲得となりました!
本馬は2017セレクトセール1歳で小笹芳央氏に1億8000万で落札されています。
アグネスタキオン産駒の母は競走馬になれませんでしたが、
2代母はレディブロンド(ディープの半姉)で母の半姉にはラドラーダ、
その仔(本馬からすれば従兄弟)にダービー馬レイデオロがいる
名牝ウインドインハーヘア系の良血馬です。
本馬は母が7歳の時に産んだ3番仔です。
初仔のハービンジャー産駒は2戦1勝、ロードカナロア産駒の2番仔は未出走引退となりそうです。
本馬は5/1と遅生まれながら調教は進んでおり、矢作厩舎の第一陣として既に栗東に入厩しています。
丸ごとの勝己代表のインタビューでもキンカメ産駒の期待馬として名前が挙がっており、
「6月の阪神を予定」とまで明言されていますし、先日の報知ブログにも
阪神か東京の最終週の芝1800を目指していると出ました。
各所のコメントから牧場サイドの期待の高さも伺えますし、矢作厩舎の期待馬として
どのPOG本にも立ち写真とともに名前が挙がっていました。
5月生まれなのでまだまだ良くなっていくでしょうし、
体質の弱ささえ遺伝しなければ、大きな舞台へ連れていってくれる馬だと思っています。
3順目
馬名:トーセンカンビーナ
父:ディープインパクト
母:カンビーナ
性別:牡
厩舎:栗東・角居勝彦厩舎
馬主:島川隆哉氏
PIROさんとのジャンケンに見事勝つことができ、獲得となりました。
本馬は2016セレクトセール当歳で島川隆哉氏に2億3000万で落札されています。
昨シーズン指名した全姉カーロバンビーナに続き2年連続での母カンビーナ指名です。
母はアメリカンオークスなどを勝った一流の競走馬で、本馬は母が8歳のときの3番仔です。
全姉のカーロバンビーナは400キロ前後の小柄な馬格も影響して、
惜しいレースを続けているもののまだ勝ち上がれていませんが、
本馬はPOG本では480キロと、馬格はディープ産駒としては及第点です。
また島川氏×角居厩舎×社台ファーム×ディープ産駒×競争実績十分の母、というのは
青葉賞を勝ったヴァンキッシュランと良く似ていて、各媒体のコメントを読む限り
社台ファームの本馬への期待も相当高そうです。
ひとつ上の全姉と比べると牝馬→牡馬、小柄→馬格あり、戸田厩舎→角居厩舎と
跳ねる要素も揃っており、3/下旬に山元TCへ、そして5/25には栗東へ入厩と、
順調にステップアップしています。
POG本で絶賛されているバネやしなやかさに角居厩舎流の筋肉を纏えば、
大仕事まで期待できる馬だと思います。
4順目
馬名:アウィルアウェイ
父:ジャスタウェイ
母:ウィルパワー
性別:牝
厩舎:栗東・高野友和厩舎
馬主:吉田勝己氏(社台グループオーナーズ)
母は芝短距離で4勝を挙げたキングカメハメハ産駒で、
リアルインパクト(父ディープインパクト)、ネオリアリズム(父ネオユニヴァース)らの
半姉にあたる筋の通った血統です。
本馬は母が9歳のときの3番仔になります。
初仔の半姉(父ディープブリランテ)は未勝利引退も、
ひとつ上の半兄インディチャンプ(父ステイゴールド)は強烈な末脚を武器に
デビュー2連勝した後、毎日杯3着、アーリントンCは4着でしたが、
乗り方次第ではもっと上の着順に来てたと思わせる素質馬です。
本馬は新種牡馬ジャスタウェイを父に迎え、仕上がりが早く4月初旬には栗東へ入厩し、
ゲート試験をパスした後、一旦放牧に出ていましたが、指名の翌日には栗東に戻ってきました。
6月2週目の芝1200mを目指していくようです。(もうちょい長い距離から始動してほしかった…)
本馬はPOG本の取材時には移動していたこともあり、情報量は多くありませんでしたが、
報知ブログによれば高野調教師の期待も高そうです。
個人的なジャスタウェイの種牡馬としてのイメージは、
母方に入っているアメリカンなパワー血統のお陰か、父のハーツクライより
ガッチリしている仔が多く、パワーもありそうで、更に仕上がりも早そうです。
胴も長さがあるので距離も持つ仔が多いのではないかと思います。
本馬に関しては情報量を考えると少し前倒し指名しすぎた感がありますが、
今年の布陣で先陣を切るのは本馬の予定なので、幸先の良いスタートを決めてほしいところです。
その後は新潟2歳SやファンタジーSへ距離を伸ばしつつ、阪神マイルの大舞台へと
駒を進めてくれればと思っています。
5順目
馬名:ディーイストワール
父:ディープインパクト
母:エレクトラレーン
性別:牡
厩舎:美浦・大和田成厩舎
馬主:嶋田一成氏
2017年セレクトセール1歳で嶋田一成氏によって9,000万で落札されています。
嶋田一成氏は、ホエールキャプチャやディーマジェスティの馬主として知られる
嶋田賢氏のご子息で、本馬が初めての所有馬になります。
父の嶋田賢氏は前述の2頭をはじめ実績十分のベテラン馬主ですが、
過去の所有馬の殆どは非社台系牧場生産馬で、社台系牧場生産馬は
殆ど所有されていません。(たぶん過去にノーザンファーム生産馬2頭だけ)
しかし、そのご子息の馬主デビューとなる本馬が、いきなり
「社台ファーム生産」、「ディープインパクト産駒」というプロフは、
かなり狙い澄まして勝負してきた感があります。
本馬の母は世界的名種牡馬Dubawi産駒で、独G2の独1000ギニーを勝つなど
まずまずの活躍馬で、その7歳の時の3番仔です。
全姉にはPOGでも人気したエレクトロニカ、ガールズバンドがおり、
ともに牝馬ながら芝の中距離で勝ち上がっています。
だだ、非力というか緩い印象でクラスが上がって苦戦していますが、本馬は牡馬に変わり、
トモもしっかりして見えるので期待できると思いますし、5月末には入厩しています。
厩舎からまだこれといった大物が出ていないのが不安ではありますが、
『ザ・POGドラフト会議』で、本馬を指名した馬サブローの木村TMによれば、
調教師が牧場サイドから「君にはまだ勿体ないくらいの良い馬だ」と言われているくらい
牧場の期待は大きいようです。
いつ大物が出てもおかしくない血統背景で、初めて牡馬に出た3番仔。
跳ねる要素は十分にあると見ています。
6順目
馬名:シャルムダムール
父:ディープインパクト
母:メダリアダムール
性別:牝
厩舎:栗東・中内田充正厩舎
馬主:吉田晴哉氏(社台グループオーナーズ)
リストアップしたディープ牝馬が予想より早く消えていき、
ディープ牝馬がゼロになりそうだったので、もう少し後で行く予定でしたが
少し繰り上げて指名しました(^^;
母は米G3ウィルシャーH勝ち、米G2パロマーH2着など7戦3勝とまずまずの活躍馬で、
その母が10歳のときの4番仔になります。
全姉、全兄は勝ち上がってはいるものの、小柄だったり、気性が激しいなどの
問題があったようで1勝止まり。
しかし本馬はディープ牝馬にしては十分の約470キロと馬格もあり、気性も問題ないようです。
JRA-VANの2歳馬カタログのリリーバレーの加地厩舎長の話では、
「本当に背中がしっかりしていて、伸びもあり、力強い走り」、
「我慢するところは我慢できるし集中力が高い」と絶賛されていましたし、
各POG本にも良いコメントが並んでいました。
サンチバの立ち写真では皮膚が薄く銭形が浮き出ており代謝の良さが伝わってきますし、
2歳馬カタログで見た歩きも非常に柔らかいと思いました。
ただ、Alzao≒El Pradoの3×3なので、その柔らかさが「緩さ」という短所として
出る心配もありますが、取材時点では育成進度も14ー15くらいでリリーバレーの
トップグループとのことですし、加地厩舎長のコメントからもそこまで心配ないと思っています。
なにより中内田厩舎なら「緩さ」ではなく「しなやかさ」という長所として
育ててくれると期待しています。
7順目
馬名:キャノピーウォーク
父:ロードカナロア
母:ロンドンブリッジ
性別:牝
厩舎:美浦・大竹正博厩舎
馬主:下河辺牧場
お馴染みの血統でみなさんご存知でしょうが、一応説明を。
母はファンタジーS勝ちや、桜花賞2着など快速で知られた馬でした。
繁殖としても優秀で、オークス馬ダイワエルシエーロ(父サンデーサイレンス)や、
アーリントンCなど重賞2勝のビッグプラネット(父ブライアンズタイム)をはじめ、
晩年の産駒からもグレーターロンドン(父ディープインパクト)を出しています。
孫世代からも昨年の菊花賞馬キセキが出ており、今なお活気ある一族です。
本馬は母が21歳のときの13番仔です。
高齢母というリスクを考慮しても本馬は出来が良いと思い指名しました。
本馬は5/13という遅生まれながら下河辺牧場で順調に進んでいる組とのことで、
どのPOG本でも下河辺牧場や大竹厩舎の期待馬として大きく取り上げられており、
出来が良いのだと思います。
ひとつ上の全姉は一本調子なところがあり現在未勝利ですが、スピードの片鱗は見せています。
母の特に晩年の産駒は体質的に問題がある仔が多かったですが、
本馬は体質がしっかりしているとのことで、順調に調教を積めているようです。
5/13という生月日を考えるとあまり早い始動はないでしょうが、
カナロアの仕上りの早さでうまく中和して秋には始動してほしいところです。
POG本には早め移動を見込めるというコメントもありました。
体型的なものや、牧場や調教師のコメントからも距離はおそらくマイルまでだと思うので、
完全に桜花賞やNHKマイルC狙いの指名です。
母の最後の大物と呼ばれるような活躍を期待しています。
8順目
馬名:ニューポート
父:ロードカナロア
母:ハッピーパレード
性別:牡
厩舎:栗東・石坂正厩舎
馬主:馬場幸夫氏
母はネオユニヴァース産駒で現役時代は芝1800mで4勝を挙げました。
母の半姉にはフローラS3着のブリガドーン(父サンデーサイレンス)、
半兄にはラジオNIKKEI賞3着のダイバーシティ(父ジャングルポケット)など
そこそこ走っている一族です。
本馬は母が10歳のときの2番仔になります。初仔は未出走。
丸ごとの勝己代表のインタビューではロードカナロア産駒の注目馬として、
牡馬では血統実績的に別格の2頭(母シーザリオ、母ラドラーダ)の次に
名前が挙がっていました。
そこまで注目血統ではない本馬が、他の良血馬を差し置いてこういった形で名前が出るのは、
出来が良いのは間違いなく、こういった形で名前が出て来た馬はかなりの確度で走っています。
本馬は母を所有されていた馬場氏の委託生産のようで、所属は石坂厩舎です。
馬場氏×石坂厩舎のラインと言えばベストウォーリア、モーニン、バンドワゴンなど
アツいラインです。
ちなみに馬場氏の所有馬の獲得賞金1位がベストウォーリア、2位がモーニンなので、
馬場氏の石坂調教師への信頼は相当でしょうし、自信のある馬だからこその
石坂厩舎委託と思って問題ないのではないでしょうか。
勝己代表のインタビューでは「動きが良く8~9月のデビューを予定」とあり、
JRA-VANの2歳馬カタログで坂路を駆け上がってくる姿も
ブレずに良いフットワークだと思いました(雪で見えにくいけど)。
黄本には「手脚の回転が速く、前向きだが決して短距離という感じではない。
5月にしがらきに入れて夏には使う予定」と伊藤厩舎長のコメントがありました。
昨年指名した同父のサンラモンバレーのように2勝は固いのではと思わせてくれるプロフです。
9順目
馬名:マイディアライフ
父:ジャスタウェイ
母:ペルヴィアンリリー
性別:牡
厩舎:栗東・高橋義忠厩舎
馬主:三田昌宏氏
2017セレクトセール1歳で三成社の名義で5200万で落札されています。
馬主の三田氏と言えば青いメンコがトレードマークで、
今年の天皇賞(春)をレインボーラインで制し念願のG1馬主となられた勢いある馬主さんです。
また、三田氏と言えばオールマンリバー、イーストオブザサン、スノーエンジェルに
代表される千葉セリ×社台ファームのイメージが強いですが、
レインボーラインのようにセレクトセール×ノーザンファームというラインももあります。
本馬はその「セレクトセールで落札したノーザンファーム生産馬」です。
三田氏所有の現3歳世代では同じ「セレクトセールで落札したノーザンファーム生産馬」が
2頭いて、ダートで3勝のハーベストムーンと芝で2勝のマイハートビートとハズレなしです!
本馬の母はフサイチエアデール(父サンデーサイレンス)の半妹という筋の通った血統で、
母としても札幌2歳S勝ちのアドマイヤエイカン(父ハーツクライ)を出して結果を出しています。
本馬は母が12歳のときの5番仔です。
丸ごとの勝己代表のインタビューでは、期待のジャスタウェイ産駒として
名前が挙がった6頭の中に名前を連ねていますし、JRA-VANの2歳馬カタログでは
早来の期待のジャスタウェイ産駒として立ち写真&厩舎長のコメント付きで紹介されてました。
ジャスタウェイの父であるハーツクライで結果を出していることからも
まず外れることはないでしょうし、当たりどころがよければ
長打まで期待できる馬だと思っています。
10順目
馬名:トロル
父:オルフェーヴル
母:シャムロッカー
性別:牡
厩舎:不明
馬主:金子真人ホールディングス
2016セレクトセール当歳で金子真人ホールディングスによって9400万で落札されています。
本馬の母は豪G1のVRCオーストラリアンギニーズやATCダービーなどを制した超一流の競走馬でした。
初仔のディープインパクト産駒は海外へ輸出も未出走(かな?)、
昨年2番仔のサトノグロワール(父ディープインパクト)が里見氏の一番馬として
人気しましたが、素質は見せているもののまだ未勝利。
本馬はその下となる母が9歳の時の3番仔です。
個人的にはディープインパクト産駒で軽さが出過ぎて結果が出なかった馬の
オルフェーヴル替わりは狙い目だと思っています。
ラッキーライラックも上のディープ産駒のラルクが期待された割に案外でしたが、
父がオルフェーヴルに替わってパワーが補強されて成功しました。
本馬もそのパターンを期待しての指名です。
もちろんこの父なので更に悪いほうに出るリスクもありますし、
大当たりは一つ下のロードカナロアのような気がしなくもないですが…
血統的にはPOG本に大きく載ってもおかしくない馬なのにどの媒体にも載っていませんでした。
しかしJRA-VANの2歳馬カタログには早来の坂路を駆け上がっている映像があったので、
個人馬主で情報がないながらも順調に調整されているのだと思います。
母の競走能力を考えるといつ跳ねてもおかしくない下地はありますし、
何と言っても先日ダービー4勝目を挙げた金子オーナー所有というのが一番の魅力です。
金子オーナーはセレクトセールでの購入馬を見るとロードカナロアをはじめ
ジャスタウェイ、マンハッタンカフェ産駒などは複数頭落札されていて、
高く評価しているのは分かるのですが、オルフェーヴル産駒は殆ど落札されておらず、
オルフェーヴルという種牡馬をあまり高く評価していないと思います。
本馬はそんな金子オーナーが落札した唯一のオルフェーヴル産駒なので、
金子オーナーの相馬眼にかなったということなのではないでしょうか。
これで現時点では不明の厩舎が、角居厩舎、堀厩舎あたりだと期待度は大幅にアップです!
11順目
馬名:サトノボヌール
父:ロードカナロア
母:スターダムバウンド
性別:牝
厩舎:栗東・安田隆行厩舎
馬主:サトミホースカンパニー
2017セレクトセール1歳で、里見治氏に4700万で落札されています。
母はTapit産駒でサンタニアオークス、BCジュベナイルフィリーズなど米G1を5勝し、
Tapitの種牡馬としての地位を不動のものにした名牝です。
母としては、持ち込みの初仔、2番仔のキンカメ産駒、3番仔のディープ産駒全て
勝ち上がってはいますが、上のクラスでは完全に頭打ちで苦戦しています。
本馬は母が10歳のときの4番仔です。
プロフ的にはなかなか強調材料がないですし、上は記憶にないくらい
個人的に引っ掛かりませんでしたが、本馬は馬体の造りがしっかりしていると思いました。
ロードカナロアを父に迎え、既に入厩しているくらい仕上がりも早く、
POG本にも安田厩舎の期待馬としても名前が挙がっていましたし、
「乗り手の指示をよく聞き我慢ができるので距離はもつ」とコメントがあったことも好感です。
里見氏の所有馬は高額で落札された良血馬が多過ぎて、
このレベルの馬でも隠れてしまいがちですが、本馬も十分な良血馬です。
里見氏の所有馬は昨年はサトノフェイバーやサトノワルキューレなど、
前評判がそれほど高くなかったところからも当たりも出ていますし、
母の競走能力は疑いようがなく、いつ大物が出てもおかしくないだけの血統背景はあります。
本馬は初年度のロードカナロアの成功配合例からは外れますが、
十分に爆発を期待できる良血馬だと思っています。
12順目
馬名:スコッチリール
父:ジャスタウェイ
母:ストラスペイ
性別:牝
厩舎:美浦・林徹厩舎
馬主:サンデーレーシング
本馬はサンデーTCのジャスタウェイ産駒の中では最安の1400万で募集された馬です。
本馬の母は目黒記念2勝やG1でも3度の2着があるポップロック(父エリシオ)、
1勝馬ながら重賞2着が3度あるスピードリッパー(父ファルブラヴ)の半妹になり、
本馬は母が7歳のときの2番仔になります。
ハーツクライ×シンボリクリスエスからはカフジプリンス、ベルラップらが出ており、
ハーツクライ×Roberto系にまで広げるとマジックタイムやサトノクロニクル、
タイムフライヤーらが出ており相性が良い組合せですが、どちらかと言えば
荒れ馬場を得意とするようなパワー寄りに出ています。
本馬は父がジャスタウェイで、サンデーサイレンスが一代下がることで、
サンデーサイレンスの3×3(とIcecapadeの4×5)のクロスがあるので、
ハーツクライ×Roberto系のパワーに上手く瞬発力が加わってくれるのではないかと思っています。
丸ごとの勝己代表のインタビューではジャスタウェイ産駒の期待馬として2番目に
名前が挙がっており、「ここにきての成長がすごい。育成に来たときとは別馬のよう」
というコメント付きで紹介されています。
遅生まれなのでまさに良くなっている最中なのでしょう。
血統的にも募集価格的にも本馬より注目に値する馬はたくさん居る中で、
こういった形で名前が挙がるということは単純に馬の出来が良いのだと思います。
一口を持たれている方のブログとかを覗かせていただいても、いたって順調の様です。
管理する林調教師は本間忍厩舎で厩務員、加藤和宏厩舎、田子冬樹厩舎、
矢野英一厩舎で調教助手として経験を積み、今年新規開業された方です。
厩舎としての実績がなく不安もありますが、逆に考えれば、まだ管理馬も多くないので
大事に育ててもらえるのではとプラスに考えています。
これは本当にひょっとしたらひょっとすると思っています。
13順目
馬名:ベルスール
父:スウェプトオーヴァーボード
母:フレンチビキニ
性別:牝
厩舎:栗東・今野貞一厩舎
馬主:社台レースホース
丸ごとを読んだ時点で指名を決めていた馬です。
社台TCで2000万で募集されました。
母はサンデーサイレンス産駒で芝ダのマイル前後の距離で4勝し
準オープンまで出世した馬でした。
本馬は母が14歳のときの5番仔になります。
全姉ベルルミエールは阪神牝馬S2着、NZトロフィー3着、北九州記念3着など
重賞戦線で活躍し、半姉ヴゼットジョリー(父ローエングリン)も新潟2歳S勝ちと
期間内に活躍している仕上がりの早い一族です。
それに漏れることなく本馬も2月には山元TCへ移動しているので、
間もなく入厩の報も聞こえてくるのではないでしょうか。
半姉ヴゼットジョリーは指名を検討していたのに見送ってしまって後悔しましたが、
本馬は丸ごとの社台レースホースの有力馬紹介のページで
その半妹と同じ位置に馬体写真が載っており、とても縁起がいいと思います。
堅実に走る仔を出す母とこの父の相性の良さは、本馬の馬体を見る限り
間違いなく伝わっていると思うので、ホームランはないと思いますが、
確実にヒットにはなると思っています。
飛んだコースが良ければツーベース、スリーベースまで期待しています。
14順目
馬名:ヴァンデラー
父:ディープブリランテ
母:ワンダーレディアンエル
性別:牡
厩舎:栗東・平田修厩舎
馬主:サンデーレーシング
本馬はサンデーTCで2400万で募集されました。
母は米G1のCCAオークスなどを勝った一流の競走馬で、
過去にPOGで指名して4戦3勝と底を見せないまま引退したイングリッドや、
ファンタジーS2着のアンチュラス(ともに父ディープインパクト)の半姉にあたります。
本馬はそんな母が13歳のときの6番仔です。
半姉のソルエユニーク(父ディープインパクト)は400キロに満たない
小柄な馬体もあり未勝利でしたが、本馬は赤本に載っていた空港牧場の情報では
451キロとのことで、遅生まれを考慮すればもう少し成長するのではと思います。
管理する平田調教師のコメントとして、赤本には「ひそかに期待している」、
黄本では「順調に調教を積めている。夏前には移動できそう」とありました。
馬体写真を見る限り、伸びがあって大物感のあるフレームをしています。
この父なので運動量が増えてくるととともに筋肉量も自然と増えてくるでしょうから、
夏頃には「大物!」との評判が聞こえてくることを楽しみに待ちたいと思います。
15順目
馬名:未定
父:ロードカナロア
母:ホーマンフリップ
性別:牡
厩舎:栗東・安田隆行厩舎
馬主:不明
母はフジキセキ産駒でファンタジーS2着など早くから活躍しました。
2代母は名繁殖レーゲンボーゲンで、母の半弟には先日の天皇賞(春)を制し、
菊花賞2着、NHKマイルCやアーリントンCで3着など早くから一線級で活躍した
レインボーライン(父ステイゴールド)、半姉にはローズS勝ち、阪神JF2着、
秋華賞2着などのアニメイトバイオ(父ゼンノロブロイ)、
その仔に今年のフローラSで2着したパイオニアバイオ(父ルーラーシップ)が出ている
仕上がり早で活気ある一族です。
本馬はその母が8歳のときの3番仔になります。
初仔のメイショウトコシエ(父キングズベスト)は中央未勝利で地方転出も、
2番仔のメイショウタイシ(父アイルハヴアナザー)はダートで期間内2勝と
母譲りの仕上がりの早さを見せています。
そして本馬は父にロードカナロアを迎えました。
本馬はPOG本が出る前にリストアップしてるときに見つけたのですが、
毎年買っている丸ごとと赤本には載っていなかったので情報不足で見送ろうと思ってました。
しかし、立ち読みした黒本の安田調教師へのインタビューで名前が出てきており、
「今までの母の仔で一番良い。6月にも吉澤ステーブルWESTまで連れて来れると思う」
という風なコメントがありました。(うろ覚え…)
ロードカナロア×フジキセキからは無傷の3連勝中のアンフィトリテが出ているので
悪くない配合だと思います。
必ず発生するIn Realityのクロスも仕上がりの早さを加速させてくれるような気がします。
ただアンフィトリテがそうであるように短距離向きに出る可能性も高く、
ましてや安田厩舎なので更にその傾向が強くなるような気がします…
しかし、父がアイルハヴアナザーからロードカナロアへ替わるここは絶対に狙い目です。
情報は少ないですが、初年度産駒から2冠馬を出した父ロードカナロアのポテンシャルと
活気ある母系との初融合に加えて、更に早めの始動も見えているので、
ここが跳ねるタイミングと踏んでの指名です。
16順目(エクストララウンド)
馬名:未定
父:パドトロワ
母:リトルブレッシング
性別:牡
厩舎:栗東・鮫島一歩厩舎
馬主:不明
母はバブルガムフェロー産駒で未勝利引退も、半兄にマイルCS連覇など
G1を3勝したデュランダル、
中日スポーツ賞4歳S勝ちのサイキョウサンデー(ともに父サンデーサイレンス)などがいる
筋の通った血統です。
母としても、初仔からクイーンC2着など早期から活躍し400キロ前後の小柄な馬体ながら
6勝を挙げたプリンセスメモリー(父スウェプトオーヴァーボード)を出し、
本馬の一つ上のコウギョウブライト(父スウェプトオーヴァーボード)も
ダートですが期間内に勝ち上がっており、
スウェプト産駒は期間内に100%勝ち上がっています。
そこに来て本馬は、スウェプトを父に持ち、アイビスSDやキーンランドCなど
重賞3勝やG1スプリンターズS2着など短距離の一線級で活躍したパドトロワを父に迎えました。
父の血統表の中にもサンデーサイレンスが入ることでサンデーの4×3のクロスができ、
半姉以上の爆発を期待させる血統表です。
また丸ごとの社台ファームの照哉代表と哲哉氏へのインタビューの中にも名前が出ており
「良い動きで、夏にはデビューできる」とのコメントがあるので、
馬の出来は良いのだと思います。
母とスウェプトとの相性はの良さは証明済みで、父母ともにスピードに特化した
狙いは明確な配合なので、短距離路線で確実にペナルティ回避、
更にはボーナスまで期待できる馬だと思っています。
●数字的目標
1.最終成績3位以内
2.重賞馬2頭以上
3.G1で馬券に絡む
4.総賞金20,000万円超え
5.最終成績Aクラス
●指名馬で期待している馬ベスト3
1位:ホウオウライジン(キングカメハメハ×ガールオンファイア)牡 2位
2位:スコッチリール(ジャスタウェイ×ストラスペイ)牝 12位
3位:サトノジェネシス(ディープインパクト×マルペンサ)牡 1位
4位:ニューポート(ロードカナロア×ハッピーパレード)牡 8位
5位:マイディアライフ(ジャスタウェイ×ペルヴィアンリリー)牡 9位
●取られて悔しかった馬ベスト7
1位:ウラノメトリア(ルーラーシップ×ミクロコスモス) ベオアツさん 2位
2位:ダノンファンタジー(ディープインパクト×ライフフォーセール) レイチェルさん 2位
3位:リアオリヴィア(ディープインパクト×リアアントニア) レイチェルさん 1位
4位:クラージュゲリエ(キングカメハメハ×ジュモー) 達磨さん 2位
5位:サトノダイナスティ(ルーラーシップ×ベストクルーズ) パルプンテさん 11位
6位:ルモンド(ディープインパクト×ウィステリアアーチ) M-GALEさん 5位
7位:ミッキーブラック(ブラックタイド×マラコスタムブラダ) 愚零闘武多さん 4位
●最後までリストに残った馬達(指名されてない馬で)
通常ラウンド
(ロードカナロア×ダイワエルシエーロ)
(ロードカナロア×マネーキャントバイミーラヴ)
(ハーツクライ×ベルスリーブ)
(ハーツクライ×ネットオークション)
(ハービンジャー×アンブロワーズ)
(キンシャサノキセキ×ファインチョイス)
(ジャスタウェイ×シタール)
エクストララウンド用
(ゼンノロブロイ×ナイストレビアン)
(エイシンフラッシュ×ピクシーダスト)
(モンテロッソ×エールドクラージュ)
●自分以外の人で優勝争い予想
◎レイチェルさん
○ランディさん
▲マクベインさん
△キャリコさん
×ベオアツさん
●今回の自分のドラフトに点数をつけるなら
75点。
基本的にはドラフト前に立てた戦略やコンセプトに沿った指名はできたと思っていますが、
途中から適正順位というものが全く分からなくなり、
適正と思われる指名順位より早く指名してしまった馬が多いのが反省点です。
4順目以降にジャンケンが一度もないがその証拠だと思います。
また、「使い分け」の煽りを受けないようにある程度意識的にやった部分もあるのですが、
個人馬主ばっかりになってしまい、有力クラブの高額馬が全くいなくなってしまったのも
心細いところです…
スタンスとしては、昨シーズン結果が出たので今年も基本的には長打を意識した
「ホームランを狙って強振して、芯を外してもヒット(になればいいな…)」という
スタンスは継続しました。
ただ、昨シーズンは懸念していた通り空振りが増えてしまったことと、
小柄で苦しんだ馬もいたので、馬体重を最低でもPOG本で450キロ以上を
ボーダーラインとして、ミート率の改善は意識したつもりです。
また昨年は前半戦は最下位を爆走するなど完全に出遅れてストレスが溜まったので、
昨年よりは早めに始動できそうな馬を増やしました。
そのお陰か、これを書いている時点でドラ2、3、4、5、9、11の6頭が入厩しており、
そのうちどれくらいがこのままデビューに向かえるかは分かりませんが、
昨年ほど出遅れないのではないかと思います。
その分、昨年よりも小粒になってしまったような気もしますが、
殆どの馬は走り頃の母馬齢ですし、跳ねそうなタイミングを意識した指名はできたと思います。
ただ、それ故に他の方と比べると血統的安心感が薄いので不安はありますが、
ここは戦略的には覚悟するしかないところかなぁと思います。
昨年がまぐれだったと言われないように勝負のシーズンとして望んだドラフトでしたが、
正直なところ、やりきった感と手応えは昨年のほうがあったような気がします…
でも悩んで選んだ16頭なので、活躍を信じて責任もって応援していきたいと思います!
●ドラフトの感想
今年も本当に楽しかったです!!
ただ今年は仕事は昨年よりは落ち着いていて油断していたら、
子供が入院して病院へ泊まらないといけない日が続いたりして、
(取り敢えず無事に退院しました^^;)
丸ごとと赤本以外の情報をネットからしか入手できなかったのが誤算でした。
本当に運営委員の方々に支えていただいたり、みなさんも早く指名してくださったので、
ほぼ遅れることなく進められましたし、無事に終われてよかったです。
本当にありがとうございました!
【参加者のみなさんへ】
こんな感じでみなさんもドラフト回顧していただければと思います。
場所は『第8回楽燕カップ ドラフト終了&まとめ』の記事のコメント欄に書いてください。
私が責任を持ってコピペと適当に改行して記事にしてアップしますので、
みなさんは自分でブログを書いてるように書いていただければと思います。
形式は必ずしもこの形式じゃなくてもOKです。
あくまで参考です^^;
しばらくの間コメントは事前承認のままにしておきますが、
誰かの回顧記事にコメントしたいこととかがあったらどんどんしてください。
そういうコメントはすぐに公開します。
もし自分の回顧記事にコメントがついたら、
その記事のオーナーは責任を持って返信してください。
そのコメントも随時公開して行きます。
あとは、コピーをどこかに残しておくことをお勧めします。
(>_<)←この顔文字はコメント欄で使うとそこで切れちゃうことがあるので厳禁です。
宜しくお願いします!!