マクベインさんのドラフト回顧記事はこちら
○総合成績
年間順位 5位
獲得賞金 27174万円
競走成績 (14-15-7-38)
となりました。今回はハマれば優勝、ダメなら下位覚悟の指名を
したつもりでしたが、全体で見ると無難な位置に収まった気がします。
○各指名馬の回顧
1位 フォイヤーヴェルク(1-0-0-3)獲得賞金500万
指名のコンセプトは「皐月賞を勝つには今までのディープインパクトの
当たりパターンから外れた大物を狙うのがいいのでは?」でした。
実際皐月賞を勝ったのは、あまりいいパターンとはされていない
『母父ブライアンズタイム×サドラーズウェルズ』のディーマジェスティ
だったにも関わらず、何故こっちはこうなった…でした。
入厩後、評判下がりまくり、デビューしてからも惨敗で当然のごとく
某列伝のトップを飾ったわけですが、なんとか新潟2400で初勝利を飾り
これからに希望を持たせてくれました。
それでも「初仔ではなく」「母に実績があり」「大柄な」仔を次のドラ1に
選ぶあたり、自分が思っているよりショック受けているんだなぁ…と思っています。
2位 マツリダバッハ (1-0-1-3)獲得賞金1130万
エイシンフラッシュの後、多くのPOGゲーマーを振り回してきた母に
私もとうとう悶絶させられることになりました。
こちらも負けず劣らず入厩後の評判下がりまくりだったのですが、
前評判をひっくり返して新馬勝ち。ただ、そのあとがイマイチ。
馬格がある分全兄よりは走るだろうという私の読みは微妙に外れました。
ただ、全く見込みがないわけでもなさそうですし、少しでも
出世してほしいと思います。
3位 ダノンスパーク (1-2-0-3)獲得賞金1290万
小柄な馬体に苦労する馬は数知れませんが、こちらは体重が
いつまで経っても絞れないせいでのダートデビューでした。
2戦目で勝ち上がって、芝に変わってそこそこの好走を見せましたが、
重賞の壁にはあっさり跳ね返されました。
ヴィクトワールピサにはノーザンダンサーをたっぷり含んだ繁殖が
いいのではと思っていたのですが、実際にクラシックを勝ったのは
下で指名したノーザンダンサー持たずの母の仔だったのも皮肉です。
4位 ルールブリタニア (0-0-0-2)獲得賞金50万
多分全姉ミッキークイーンはオークスを勝つだろうと思い
その勢いを借りるつもりで直前に指名しました。
ディープインパクトに相性の良さそうな主流血統を多く持つだけに
外れはないだろうと思ったのですが、このきょうだいの体質の弱さを
ある意味一番受け継いでしまったのかも知れません。
体質が強いこともいい馬の条件だと改めて思いました。
・・・それでも8月には勝ち上がってしまうところにこの血統の
ポテンシャルを見た気がしますが、やはり今頃かよ~と思ってしまいます。
5位 タイムレスメロディ (1-0-1-2)獲得賞金630万
正直、ロジユニヴァース以降の兄姉の成績を考えると不安だったのですが、
こちらもディープインパクトと良好な相性を持つ血を多く抱えており、
この順位ならありだろうと考えて指名しました。
ドラフト当時はそれなりにあったはずの馬体重がどんどん減っていき、
40キロくらい減った状態でデビューを迎えたときは、
「やっぱりか…」と思ってしまいました。
その後何とか勝ち上がったものの、その後あまり成長が見られないような気が。
6位 ファンタサイズ (0-4-1-6)賞金1360万
母は高齢ながら優秀で、師の評価も高いということで指名しました。
矢作厩舎ということで、数を多く使われ、下手に勝ち上がった馬よりも
賞金は稼いでくれたのですが、それでも期間内は未勝利。
6月に念願の初勝利を挙げ放牧へ。もう少し大きくなってほしいところです。
7位 エマノン (1-1-1-3)賞金905万
アメリカ血統の母であり、上もそこそこ早くから走っていることから
「ハーツクライは牡馬が望ましい」という原則を無視して指名。
初戦はイマイチながら、次第に内容を良化させて何とか勝ち上がり。
続けて格上挑戦で臨んだフローラSでは惨敗と現実を見せられることに。
ただ血統構成は魅力的なので引き続き全弟を指名しており、
まだまだ姉も見限れないと思います。
8位 ジュールポレール (0-1-0-1)賞金250万円
本馬の上で唯一のSS系がサダムパテックということに
期待しての指名でした。
しかしながら、体質に問題ありなのかデビューは遅れに遅れ、
そのデビュー戦も5着と不本意な結果になりました。
2戦目で2着、期間外の3戦目で強い勝ち上がり方をして、
これからに期待は持てる内容だったとは思います。
9位 バティスティーニ (2-0-1-0)賞金3300万円
今のクラシックでキングカメハメハ産駒がディープインパクトの
上級クラスと互角に戦うにはやはり母系にSSが必須だと判断し、
母年齢は気になったものの順位を考えれば美味しいと考えて指名。
新馬、楽燕賞(掲示板結果スレ参照・笑)とかなり強い内容で勝ち上がり、
挑んだホープフルSで故障リタイアしてしまいました。
故障がなければ勝てていたかどうかはわかりませんし、勝っていたとしても
それ以降が続いたという保証はどこにもないのですが、
それでも、今回のように活躍馬が各メンバーにバラけたシーズンだっただけに
痛い離脱でした。
10位 ジュエラー (2-2-0-0)賞金12800万円
デビューが早そうだった(けど実際には遅れました)こと、姉の優秀さ
(ただし兄は地味)を評価しての指名でした。
新馬を見てこれならメジャーエンブレムに勝てる!と思ったものですが、
2,3戦目は惜しい2着が続きトーンは下がっていきました。
その悔しさを晴らしてくれた桜花賞制覇で、いろいろ救われた気分でしたが、
故障発覚で2冠への夢はあっさり断たれてしまいました。
思い返せば第二回も故障、第三回は3頭抽選対象になりながらすべて除外と
オークスは出走する前に泣かされることが多すぎる気がします。
…なぜミッキークイーンは私の呪いから無事でいられたのか不思議ですね。
11位 フォーアライター (1-2-0-3)賞金1159万円
仕上がりが早そうで速攻要員として期待しましたが、
結局デビューは10月末となってしまいました。
初戦2着から、しばらく放牧で二戦目は1月末と
予定はすっかり狂ってしまったものの勝ち上がってくれました。
勝ち上がってからはそこそこの競馬はするものの2勝目は遠いですが、
そのうちチャンスは巡ってくるのではないかと思っています。
12位 ジーブレイズ (1-1-1-1)賞金980万
タピット産駒の外国産馬ということで、
多分ダートだとは思いつつも多少は芝にも期待しての指名でした。
2戦目までは芝の短距離で掲示板に乗り、
3戦目のダート替わりで勝ち上がりました。
勝ち上がってからは2戦連続で2着ともどかしいですが、
骨折を治して頑張ってほしいと思います。
13位 カフジプリンス (2-2-1-7)賞金2210万
デビューも早そうで、使われることでの良化にかなり
期待が持てそうだと判断しての指名でした。
デビュー戦は衝撃のしんがり負け。その後はダートを使われ2着も
ありましたが、結局はハーツクライらしく芝の距離を伸ばしたところで
勝ち上がり、二勝目も挙げました。
出来れば京都新聞杯かプリンシバルSに出てもらって夢が見たかったのですが、
復帰戦の強い勝ち方を見る限り休養は正解だったのでしょう。
14位 サトノジャスティス (0-0-0-1)賞金0万
初仔を除きすべて2勝以上している母の能力から考えて、
そろそろ大物の可能性ありと見ての指名でした。
デビューは遅れ2月下旬。ビッシュと同じデビュー戦で惨敗。
そのまま期間中に出走することはありませんでした。
今はダートの短距離を使われています。
ここで勝ち上がってくれるといいのですが…。
15位 グレンダロッホ (0-0-0-0)未出走
米G1馬を母に持つディープインパクト産駒がここで取れるなら…
と外れ覚悟の指名でした。
一つ上の兄も行方知れずということですが、こちらもいつまでたっても
デビューできず、とうとう私としては初めての期間内デビュー無しの
指名馬になってしまいました。
いつの間にか音無厩舎から松下厩舎に移っております。
デビュー戦はダートで大敗でしたが、とりあえずデビューできたのは良かったです。
16位 ワイエムデマクール (1-0-0-3)賞金610万円
第六回の優先出走権を狙うには、
この順位ならとにかく2勝すれば大丈夫のはず…
ともくろんでのヨハネスブルグ狙いでした。
新馬4着からダート替わりで9着、長く休んでの芝戻りで勝ち上がりました。
それ以降はクラスの壁に苦しんでいるようですが、
とにかく1勝してくれてよかったとは思っています。
○まとめ
とにかく、今回はリスク覚悟の大物狙いでしたが、
それがイマイチうまくいかなかったのは残念でした。
下位指名で当たりをつかんで帳尻を合わせられたので贅沢は言えませんが、
今回のように活躍馬が分散した大会であれば、
故障がなければもっと上を狙えたはずで、正直残念な気持ちは残ります。
第六回はそのあたりも踏まえて順調に使えそうな馬を選ぶなど
今回の反省を生かしたつもりではありますが、本当に生かせているかは
これからわかると思います。