POG勝ち組への道!!

「楽燕カップ」というPOGをやっています。現在14年目に突入。

ホッカイドウ競馬デビュー馬限定POG 2020-21指名馬紹介

2020年04月15日 07時50分00秒 | POG2019-2020

今年もdskさん主催の「道営POG」こと

 

「ホッカイドウ競馬デビュー馬限定POG」に参加させていただきました!

 

昨年初めて道営POGに参加させていただいたのですが、ヨハネスボーイをはじめ、

 

ブロンディーヴァ、ミステリーベルン、モリノブレイクなどの活躍で、

 

なんとシーズンも終盤に差し掛かった今でも5位付近に健闘しております!

 

完全なビギナーズラックですが、とても楽しませてもらってます(^^)

 

今年も既に提出済みの指名馬たちを紹介していきます。

 

素人にちょろっと毛が生えたくらいの私なので、見当外れなことを

 

言ってるかもしれませんが、大目に見てくださいね^^;

 

それでは指名を決めた順番に紹介していきます。

 

 

 

1頭目

サイダイゲンカイ 牡

父:ジョーカプチーノ
母:ガーデンスタイル 
生産者:木村秀則
馬主:山口裕介
厩舎:田中淳
能検:3/12 7R 1位入線 50.7
馬体重:488キロ
誕生日:5/3生まれ

<能検短評>

スタート良く道中は2番手の外を手応え良く追走。

オーナーから服部騎手に最後だけ脚を伸ばしてほしいとリクエストをしていたようで、 

直線で追われてからラスト1ハロンの加速は別次元で一瞬で後続を千切って見せました。

レースラップも135-132-124-116で、ラスト1ハロンはこの日の最速タイム。

この時期にこれだけ動けているのも流石は山口ステーブルさんというところですが、

遅生まれを考えるともっと成長も見込めると思うので、大物感はかなりのものです。

山口ステーブルさんもTwitterで「パーティメーカーなどより一段二段上」と

かなり高い期待値のツイートをされてたので、この馬が今年の一番人気だと

思いましたが、ここは素直に指名するしかないと思いました。


<血統>

本馬は5番仔。

兄姉に目立った活躍馬はなく、近親にオフィサーがいるくらいで

血統的な根拠は強くないですね。

完全に能検の動きと、山口ステーブルさんの期待値で指名した感じです^^;

 

 

2頭目

イッツソーラッド 牡

父:ハイアーゲーム
母:オオカリベクイン
生産者:渋谷一郎
馬主:池田草龍
厩舎:小野望
能検:3/12 12R 1位入線 51.0 
馬体重:500キロ
誕生日:3/22生まれ

<能検短評>

スタート良く飛び出し、更に出ムチ入れて先手を主張。

道中はリラックスして走れており、かなりペースを落として操縦性の高さも見せます。

後続を引きつけて直線に向いて気合を入れられると、スムーズな加速で

アッという間に後続を千切り捨てました。

自身が刻んだレースラップも139-128-126-117で、

ラスト1ハロンの時計も前述のサイダイゲンカイと0.1差のこの日の2番目ですし、

馬格もあって大物だと思います。

スピードが違いすぎて、砂を被ったときや、馬添えの良し悪しを見れなかったのは

不安要素として残りますが、操縦性の高さと、走りの推進力は今年見た能検でも

かなり上位の印象でした。

現時点でも完成度が高い優等生タイプの良い馬だと思ったので指名を即決した1頭です。


<血統>

本馬は初仔。

母も未勝利、近親にも目立った活躍馬なしと血統的な根拠はかなり薄く、

完全に動き重視の指名です。

父は好きだった馬で、何度か馬券でお世話になった馬でした。

ハイアーゲーム×フサイチレオンという本馬のような渋い血統の馬が

走ってくれたら応援し甲斐があるというものです。

 

 

3頭目

ミラコロカナーレ 牡

父:ワイルドワンダー
母:ウインマルゲリータ
生産者:川越ファーム
馬主:山﨑和哉
厩舎:安田武
能検:3/26 1R 1位入線 50.7
馬体重:448キロ
誕生日:4/27生まれ

<能検短評>

スタート良く飛び出しますが、他に行かせて道中は3番手の内を追走。

キックバックを受ける位置でしたが、我慢しながら手応え良く直線へ。

進路が空いて追われると、前を行く2頭の間を割ってきて、直線途中からは

持ったままで弾むような、推進力のある走りで1位入線を果たしました。

少し小柄ですが、運動神経良さそうな個人的に好きなタイプ。

レースラップも133-128-123-123 を差してきてるので良い内容だと思います。


<血統>

本馬は2番仔。

半兄ミラコロアショーマ(父レッドスパーダ)は門別の未勝利を勝ち上がっていますが、

410〜420キロの小柄な馬体に苦労している印象で、本馬も小柄とはいえ、

それよりはサイズがありそうです。

母の半兄にはNHKマイルCで激走したムラマサノヨートーがいます。

またサンデーサイレンス 3×3、Hail to Reason 4×5×5、Graustark 4×5、

Mr. Prospector 4×5、Northern Dancer 5×5と多重クロスで一か八か感はありますが、

動きを見る限り良い方向に出ているのではないかと思います。

ワイルドワンダー×メイショウオウドウという渋すぎる血統ですし、

父は個人的に好きだった馬で、応援したいという観点で言えば

本馬と前述イッツソーラッドには特に頑張ってほしいと思ってます。

 

 

4頭目

トロピカリズモ 牝

父:プリサイスエンド
母:ガッテンハピネス
生産者:本間牧場
馬主:本間康典
厩舎:林和弘
能検:3/26 2R 1位入線 51.0 
馬体重:440キロ
誕生日:3/26生まれ

<能検短評>

スタートはまずまずで、道中は3番手を追走。

4コーナーから吹かしながら直線に向くと、一瞬ササりますがすぐに立て直されて

少し気合を入れられると、回転の速い全身を使った弾むような走りで

前の2頭を捉えて1位入線。

前述のミラコロカナーレと同じく運動神経が良さそうなイメージです。

レースラップも137-126-124-123 を差してきているのでなかなか良い加速です。

少し小柄ですが、もう少し大きくなりそうですし、昨年の道営POGで指名した

ミステリーベルンみたいなイメージでの指名です。


<血統>

本馬は3番仔。

現状兄姉は目立った成績は残せていませんが、母系は3代母レガシーオブストレングスから

2代母サイレントハピネスと続く名牝系の出身で、一族には活躍馬が

ずらりといるので、跳ねる下地は十分にあると思います。

 

 

5頭目

ランブラスト 牡

父:モーリス
母:フェイドレスシーン
生産者:二風谷ファーム
馬主:林正夫
厩舎:林和弘
能検:3/26 8R 1位入線 51.0 
馬体重:526キロ
誕生日:2/16生まれ

<能検短評>

スタートはまずまずも、徐々にスピードに乗り、先手取った馬と並んで直線へ。

直線では少し促されただけでみるみる加速し、推進力抜群の走りで後続を置き去りにし、

最後は手綱を緩めて大きく減速するほどの余裕の走りでした。

レースラップは132-120-124-134 で、ラスト1ハロンは時計がかかりましたが、

かなり緩めた分なので、気にしなくて良いでしょう。

馬格も十分で、走りも体幹が強く力強く、力の要る地方のダートは

かなり合いそうな気がします。

大きいところを狙えそうなスケールを感じる馬です。


<血統>

本馬は5番仔。

母はサンデーで募集され、中央ダートで3勝した馬でした。

兄姉に目立った活躍馬はいませんが、新種牡馬モーリスを父に迎えて、

サンデーサイレンス 4×4、Roberto 5×4、Lyphard 5×5、ノーザンテースト 5×5と、

パワーと機敏さを補強するようなクロスが施してあり、

新種牡馬でまだ血統的な傾向が読めないところがありますが、

ハマればかなり面白いと思ってます。

 

 

6頭目

レディーオーソ 牝

父:フリオーソ
母:スリーキセキ
生産者:前野牧場
馬主:北海道物産研究所㈱
厩舎:田中淳
能検:3/12 6R 2位入線 50.9
馬体重:490キロ
誕生日:3/27生まれ

<能検短評>

スタートは出ますが、早めに抑えて道中は4番手の内を追走。

直線で外に誘導されて追われると、真っ直ぐ推進力のある走りで伸びてきました。

1位入線馬(リターンギフト)との差は詰まりませんでしたが、あちらは小柄で

かなり動ける馬だと思いますし、タイムもかなり速かったので、

悲観する必要はないと思います。

牝馬にしては馬格もあり、伸びしろもかなりあるんじゃないかと思います。


<血統>

本馬は6番仔。

一族の近いところにはそこまで目立つ活躍馬はいませんが、

1つ上の半姉アンジュエトワール(父シニスターミニスター)は

浦和でデビューから3連勝して重賞に駒を進めた素質馬です。

正直フリオーソは気になった馬が他にも数頭居て、かなり悩んだのですが、

馬体重や伸びしろを考慮した結果、本馬に「フリオーソ枠」を託しました。

 

 

7頭目

モズアンビリバボー 牡

父:グランプリボス
母:モズラコルタ
生産者:谷川牧場
馬主:㈱キャピタル・システム
厩舎:米川昇
能検:4/9 11R 1位入線 50.9
馬体重:482キロ
誕生日:2/17生まれ

<能検短評>

スタート良く、出していって先手を主張。

コーナーでは石川騎手が後続を振り返るくらい減速して後続をひきつけて

1頭並んできたところで直線を向きますが、気合をつけられると

みるみる後続を引き離す推進力抜群の走りを見せました。

前述のイッツソーラッドと同じような能検内容で、本馬からも同様に

操縦性の良さ、体幹の強さを感じました。

馬主もキャピタルシステムなので、中央への殴り込みも十分にありそうです。


<血統>

本馬は初仔。

一つ下もグランプリボスがつけられており、本馬の出来が良かったのかもしれません。

4代母は名牝スカーレットインクです。

一族からはダイワメジャー&ダイワスカーレット兄妹や、

ヴァーミリアン、サカラート、キングスエンブレム兄弟など、活躍馬が多数。

ノーザンテースト 4×4、サンデーサイレンス 3×4がうまくハマって、

力強さとセンスを持ち合わせた馬だと思いました。

 

 

8頭目

トンデコパ 牝

父:サウスヴィグラス
母:イマスグキスミー
生産者:西村牧場
馬主:小林祐介
厩舎:田中淳
能検:3/12 16R 1位入線 50.0 
馬体重:430キロ
誕生日:3/26生まれ

<能検短評>

抜群のスタートからハナに立ち、スピードの違いで一気に引き離します。

一頭並びかけてきたところで直線へ向き、追い出されると

一瞬で後続を置き去りにしますが、その後も脚を確かめるように何度かムチが入り

馬もそれに応えて50.0というこの日の一番時計をマークしました。


この時期動きの良い小柄な牝馬とは言え、レースラップは134-123-120-123 と優秀で

素直に評価できます。 

走法からは距離には限界がありそうな感じがしますが、昨年のヘイセイメジャーや

アザワクのようなイメージで活躍してくれればいいなと思ってます。

道営POGのカギを握る「サウスヴィグラス枠」としての指名ですが、

ラストクロップのこの世代は何とか成功させたいところです。


<血統>

本馬は2番仔。

半姉クレンジングハード(父カジノドライヴ)は昨年門別でデビューしますが

門別開催期間中に勝ち上がれず、水沢で勝ち上がりと、血統的な部分では

あまり強気にはなれませんが、3代母はセトフローリアンⅡで、その仔に

タイガーカフェやフサイチジャンクがいる一族なので、下地はないわけではないですし

2番仔で跳ねる要素はあると思ってます。

 

 

9頭目

トウキョウボーイ 牡

父:エスポワールシチー
母:ビビッドフレイム
生産者:門別敏朗
馬主:村山忠弘
厩舎:川島洋
能検:4/2 5R 1位入線 50.3 
馬体重:454キロ
誕生日:3/30生まれ

<能検短評>

好スタートから雁行しながら直線へ。

直線で仕掛けられると、みるみる加速し並走してきた馬を一瞬で置き去りにしました。

追ってからの反応、推進力もなかなかですし、センスの良さを感じる走りです。

タイムも優秀で、人気になるとは思いましたが、素直に良い馬だと思ったので

「エスポワールシチー枠」は、この馬を指名することにしました。

 

<血統>

本馬は初仔。

母の半兄にかしわ記念などを勝ったストロングブラッドなどがいます。

一つ下も同じエスポワールシチーが産駒で、本馬に相当な手応えがあったのかもしれません。

エスポワールシチー×パイロは本馬が初のようですが、血統の字面的には

地方ダートで走らないわけがない!と思っています。

 

 

10頭目

ルフトバローン 牝

父:ストロングリターン
母:サジッタ
生産者:新生ファーム
馬主:(有)新生ファーム
厩舎:佐々国
能検:4/2 5R 3位入線 51.6 
馬体重:452キロ
誕生日:4/29生まれ

<能検短評>

同じレースからもう1頭指名です。

スタート一息で、序盤は追走にも苦労しいる感じでしたが、徐々にスピードに乗って

直線向いて追われると、真っ直ぐ良いフットワークで前に迫りました。

1位入線馬(トウキョウボーイ)には差をつけられましたが、

本馬も同じくらいか、それ以上の上がりを使っているはずです。

遅生まれなのでまだまだ成長も見込めますし、最後の一枠は

派手なレースを見せたトウキョウボーイの影に隠れて、

盲点になりそうな本馬にかけてみようと思いました。


<血統>

本馬は4番仔。

1つ上の半姉は名古屋と笠松で重賞を連勝中のニュータウンガール(父スズカコーズウェイ)、

もう1つ上の半兄フォアフロント(父スターリングローズ)も笠松で重賞勝ちと

新生ファームさんの秘蔵っ子的な血統です。

母系は名牝Glorious Songから続く超良血で、母系のHalo 4×5に加えて、

Mr. Prospector 4×4、Hail to Reason 5×5、Northern Dancer 5×5が

父も母も同じ位置にあるという、かなりデザインされた相似配合で、

生産者のこだわりを感じます。

 

 

 


こんな感じです!

 

一応、今年のコンセプトと言うか、道営POGに臨むにあたっての考え方を少し。

 

昨シーズンの道営POGを一年間見てきて抱いた感想の一つが、

 

「地方ではノーザンや社台が中央ほど絶対的な存在ではないのだな」ということです。

 

なので通常のPOGで指名するノーザンファームや社台ファーム生産馬よりも

 

せっかくの道営POGなので、社台グループ以外の牧場の生産馬を応援したい

 

という気持ちから、今年は社台グループの生産馬は全切りしてみました。

 

 


今年個人的に悩ましかったのは能検初日の不良馬場です。

 

もちろん砂が締まって時計は出ていますが、水溜りみたいになってる部分が多いからか

 

騎手も敢えて追っていないことが多く、馬も脚を取られないように走ってる

 

みたいなのが多くてこの日の評価が難しかったです。

 

結果的にこの日から多く指名しましたが、何となく怖いなぁという気持ちはあります^^;

 

 


あと、指名理由に血統とか書いてますが基本的に後付けです!笑

 

私は血統からのアプローチが苦手というのもありますが、道営POGの大きな特性は、

 

指名する前にレース形式の「走りを見られる」ということだと思うので、

 

今年は10頭全て能検走った馬から指名することにました^^;

 

能検を見るとき個人的に意識しているのは、すごく感覚的ですが、

 

「推進力」、「体幹」、「運動神経」みたいなものを意識して見ています^^;

 

馬体重は基本的には450キロ以上が理想ですが、上記のポイントが好みだった馬は、

 

そこの縛りを崩してでも指名しました。

 

今年はあまり戦略的なことを考えずに、単純に気に入った馬を指名して行ったので、

 

結果的にパイロ産駒、スマートファルコン産駒、角川厩舎の馬がいなかったり、

 

グランド牧場枠を今年も使わなかったり、昨年に比べて小柄な馬が多くなってしまったり、

 

色々と不安はありますが、自分が選んだ馬たちを一年間応援していきたいと思います!

 

最後に指名しなかったけどリストアップした馬たちも貼っておきますね。

 

 

改めて能検見直すと、なんでリストアップしてないんだろ?っていう馬も何頭かいて

 

改めてセンスないなぁと思います^^;

 

本当はリストアップした馬に短評書いてたんですが、恥ずかしいので消してます^^;

 

誤記等があればご容赦ください^^;

 

 


最後に。

 

忙しい中、このような機会を提供してくださるdskさんには本当に感謝です!

 

本当にありがとうございますm(_ _)m

 

また、参加される皆さん、今年も一年間、宜しくお願いします!!

 

特に指名馬がご一緒の方、一緒に応援しましょう!!

 

それでは皆さん、今シーズンも楽しみましょう☆

コメント
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