いつのまにか、
リコーのデジカメ「
Caplio(キャプリオ)GX8」
(2005年5月20日発売開始)が、生産終了してました。
前機種の「
Caplio GX」のユーザとしては、少し早すぎるのでは?
と思いました。
次のニュースを聞いて、更にそう思います。
ニュースリリース
24~72mm相当の高性能ワイドズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ
「Caplio GX100」を新発売
~デジタルカメラで初めて、着脱式液晶ビューファインダーに対応~
「
Caplio GX100」、2007.4.20発売!!
コレって、「Caplio(キャプリオ)」と名乗ってはいるけれど、
「Caplio GX8」の後継機種じゃなくって、
「
GR DIGITAL」の“ズームレンズバージョン”じゃないですか!!
そんなに高価ではないけれど、マニアックに遊べるデジカメだった
「Caplio GX/GX8」は、どこへやら...。
しかし!!
現在ワタシが使ってるデジカメ、「Caplio GX」に少々古さを感じる今日この頃。
「Caplio GX100」の外観やスペック等を見れば見るほどに、しっかりとした作り込み。
(というか、「GR DIGITAL」の流用が多いみたい。)
「GR DIGITAL」は、もう少し経てば(いつかは知らないけど)後継機種が出て、
手ブレ補正なんかが付いたら、是非買おうと思っていたのに。
「GR DIGITAL」の素晴らしい28mmレンズも捨てがたいけど、コイツはとても魅力的!!
・外観は「GR DIGITAL」とそっくり。
操作性良さそう。
・レンズは、24-72mm/F2.5-4.4。
「Caplio GX/GX8」よりも望遠側が短くなっているが、ワイコン無しで24mmが使える!!
広角が標準レンズと化しているワタシにとっては、大歓迎。
新設計のレンズは写りもよさそう。
太陽を絵に入れた時の豪快なゴースト、無くなってることを祈ります。
・CCDシフト式手ブレ補正。
夕暮れ時や室内で撮影するたびに欲しいと思っていた機能。
フラッシュ無しの写真が好きなので、大歓迎。
・着脱式液晶ビューファインダー、視野率は100%。
付属品として同梱。
無かったら無いで、安くなって良いんじゃないかなーと思うんだけど、
とりあえず、コレ無しのモデルは見当たらない。
ローポジションの撮影には重宝しそう。
ピント確認に使える程度の性能は、無いとちょっと怒るかも。
・ポップアップするフラッシュはレンズ真上。
滅多に使わないフラッシュだけど、やっぱり真上がいい。
・絞りは「GR DIGITAL」と同じ、7枚羽根虹彩絞り。
開放から最小絞りまで12段階で設定でき、きめ細かな露出制御が可能。
「Caplio GX/GX8」の普通のコンパクト的3段階絞りとは大違い。
コレ、コレです!コレが欲しかった!!
・画質モードにRAWモードも搭載。
RAWモード、使ったこと無いからわかんない。
とりあえず、PCで現像して遊べるようになるのは、楽しみ。
・バッテリーは「GR DIGITAL」と同じ。
マイ「Caplio GX」とは、異なるバッテリー。
しょうがないと言えば、しょうがない。
・リコーデジカメの伝統、マクロ最短1cmは踏襲。
マクロ撮影時の撮影可能最短距離は、広角時で約1cm、望遠時で約4cm。
やっぱコレも外せません!
・ISO感度は、ISO80~ISO1600。
低感度側がISO64じゃなくて、ISO80ですか。
中途半端だけど画質が良ければ文句は無い...。
どうなんでしょうか。
・ソフトケースは相変わらず別売り。¥5,880。
もうちょっと安くならないものか...と思うけど、
「Caplio GX100」のサイズは、111.6mm(W)×58.0mm(H)×25.0mm(D)突起部含まず。
「Caplio GX」のサイズは、 113.6mm(W)×58.0mm(H)×29.0mm(D)突起部含まず。
マイ「Caplio GX」のソフトケースが使えそうな感じ。
試してから考えよう。
・「GR DIGITAL」でも行っていた、レリーズボタンアジャストサービスにも対応。
> レリーズボタン(シャッターボタン)を押す際の力量(重さ)を3段階
> 「軽め(-2)・やや軽め(-1)・(標準)・重め(+1)」で微調整いたします。
> サービスセンター窓口にご用意しております3台のサンプル機にて
> 実際にご確認いただけます。
> 価格:3,150円 (税込)
コレは欲しいかも。
リコーさん、札幌にもサービスセンター作ってください。
と言うか、出張イベントを時々やってくれるっていうのでも、良いですけどね。
・自動じゃなくって、手動レンズキャップ。
ちょっと、コレだけはイカンですねぇ。
「あら?電源入れたけど、なんか真っ暗だぞ?」
「あぁ、そうだっけ、キャップ外さなきゃならんかったわ。」
「ゴソゴソ...。」
なんだか独り言が増えそうです。
右手だけで簡単に外せると良いんですけど、どうなんだろう。
気になったところを挙げてみましたが、
ずいぶんと長くなってしまいました。
まぁ、それほどに“欲しい度”が高いってコトです。
“欲しい度”も高いけど、値段も高い。
実売予想価格、8万円。
4GBのSDHCカードも買って8万に収まるといいんだけど、
無理っぽいです。
2GBのSDカードが現実的かな。
結局、買うことになるでしょう。
発売されてから1ヶ月以上は、様子を見たいところですが、
どうなることやら...。
<リンク>
デジカメWatch - リコー、24mmからのズームと手ブレ補正機構搭載の「Caplio GX100」
デジカメWatch - リコー、「Caplio GX100」の発表会を開催
「Caplio GX100」スペシャルサイト
写真は2006/8/12、美幌峠からの下り道。
青い、青い空と、屈斜路湖。
もちろんカメラは「
Caplio GX」。