この冬一番の寒気だとかで、今朝は氷点下。
家の前では、軽く積もった雪が半分融けて路面凍結してました。
最高気温は2.9度。
昼間でも、ちゃんと暖房しなきゃ寒い寒いです。
そういや「
パシフィックカーリング選手権」やってます。
チーム青森は、韓国に負けて3勝1敗。
残すは中国との試合。
明日の10時から。
準決勝進出は決まっているんだけど、頑張って勝ってほしいです。
テレビで中継しないかな~。
あ、そうそう。
明日のNHK総合テレビ、「北海道中ひざくりげ」。
“カーリングに燃える町・常呂”です。
見逃せません。
写真は9/21、北見市常呂町の喫茶店「しゃべりたい」の「流氷ソーダ」。
11時半、「しゃべりたい」に到着。
ここに来たのは3回目、入るのは2回目だ。
上着とフリースを脱ぎ、カウンターの左端に座った。
昼前の客が少ない店内に、少し大きめの音量でジャズが流れていた。
注文するものは決まっていたから、メニューを見ずに注文した。
「ビーフカレー」と「流氷ソーダ」。
6日前に来たときに食べられなかった「流氷ソーダ」、今回は食べられるようだ。
ビーフカレーが運ばれてきた。
前回も食べたが、やはり、素晴らしくウマい。
カレーを食べ終わると、マスターが「流氷ソーダ」のアイスを盛り始めた。
アイス屋から運ばれてくる、“
薄いプラスチックの箱”のフタを開け、先の尖った包丁をアイスに突き刺す。
方向を変えて、奥まで突き刺す。
大きめのグラスに盛ってから、また突き刺す。
薄いプラスチックを貫通しても、お構いなしに突き刺す。
カウンター席でしか見れない、豪快な作り方を楽しんだ。
完成した「流氷ソーダ」が運ばれてきた。
青いソーダと突き出たアイスによって、寒くてダイナミックで美しい“流氷”が、うまいこと表現されている。
記念だからと「流氷ソーダ」をカメラに収める。
写真を撮るには少し暗い為、なかなかピントが合わない。
試行錯誤していると、マスターが「うまく撮れるかい?」と、優しい声で聞いてきた。
...少しビックリした。
マスターに話かけられた事を、意外に感じたのだった。
ここのマスター、話しにくい顔をしているのだ。
恐い顔...とまではいかないが、特に仕事中は“気難しい表情”に見える。
「しゃべりたい」という店の名前から、いつもしゃべってばかりな人を想像してしまうが、そうではない。
どちらかと言うと、“無口な人”に見えるのだ。
客商売でこんな感じだと“愛想が無い”と感じてしまう人もいるだろうに。
奥さんと思われる女性も、同じ印象を受ける。
でも考えてみれば、話をしたことが無い人間に対してあまりしゃべらないのは、普通のことなのだ...。
自分はカメラを構えながら、「なかなかピントが合わないんですよー」と答えた。
何度か試行錯誤して、納得のいく写真が撮れた。
頑張って食べていると、半分くらい食べたところで寒くなってきた。
さっき脱いだフリースを着て、続きを食べ始めた。
マスターが「寒くなっちゃったかい?」と、また、優しい声で聞いてきた。
「そうですね~、アイス多いですからね~」と答えつつ、食べ続けた。
食べ続けているので、話は続かなかった。
食べ終わって一服していると、窓際の席に座っていた若い4人組がカウンター左側のレジへ向かった。
4人組は精算しながら、レジの横に貼ってある写真を見ていた。
映画シムソンズのメンバーや、本物のシムソンズのメンバーが写っている写真だ。
仲間どうしで1枚の写真に写っている人物を見て、「コレ誰だろうね?」と悩んでいた。
そこにマスターが“しゃべりたい”表情をしながら近づいてきて、女性アナウンサーの名前を笑顔で答えた。
「へぇー、そう言われればそうですね」と、4人組は納得していた。
話は終わりかと思ったが、マスターはまだ“しゃべりたい”表情をしていた。
「ねぇねぇ、この人ねぇ、...」
マスターはカウンターに座っているスーツ姿の中年男性を指差しながら、嬉しそうに言った。
その中年男性は、12時を少し過ぎたあたりに挨拶をしながら店へ入ってきた人だ。
カウンターの右端に座って、何度もマスターと話をしていた。
どう見ても、地元に住んでいる常連さんだ。
マスターは続いて、
「あゆみちゃんのお父さんなんだよ」と言った。
“あゆみちゃん”と言えば、本物シムソンズの小野寺歩さんのことだ。
本人登場というほどではないが、“お父さん”登場。サプライズだ。
4人組は喜びながら、「どうもー」と言う表情で会釈をしている。
自分も驚き、喜んだ。
次に、疑問が湧いた。
似てるのだろうか?
“お父さん”の顔をちゃんと確認したくなった。
右側を軽く向いて、「どうもー」と言う表情で会釈をしながら顔を見てみた。
元気がいい感じの、おとうさん。
顔は、似てなかった...。
マスターは嬉しそうに「良かったねー」と、4人組と少しの間話していた。
マスターは店名の通り、本当は“しゃべりたい”人のようだ。
客に遠慮しているのか、話のネタが浮かばないのか、そういう理由で“しゃべっていない”だけなのだろう。
実は、自分も“しゃべりたい”。
次回来た時に、少し話をしてみよう。
タバコを吸い終わり、清算を済まして店を出た...。