男爵邸でのワーホリもとい住み込み介護、続いております。
午後の2時間の休憩には、運動不足解消のためせっせと散歩!
幸い静かですてきな散歩ルートがいろいろあるので、今のところ飽きずに散歩できています。
初めてみたときはユースホステルかっ! と思ったこの大きなお屋敷・・・ 敷地内には小川が流れ、さらには・・・
前は気づかなかったけど、鐘までついてるっ!なんてカワイイのっ!
田舎道が下りになってから上りになったその先には教会が。下右は下ってから振り返った眺めです。
小さいけどなかなか装飾的な教会でした。谷間に眠るように佇む村と、緩やかな丘の中腹にある教会。いいなぁ、こういうの・・・
村には商店は皆無で、唯一パブがあるだけでした。忘れられたような谷間にあるにもかかわらず、なかなか賑わっていました。
隣人との騒音トラブルなんてありえなさそうな環境にある、素敵なお宅が次から次へと。
この家も 広すぎっ!(個人の邸宅でこの規模は、もう犯罪とみなしていいと思いますがどうでしょう。 )
男爵邸での仕事が入らなかったら、一生見ることはなかったであろう景色。目に焼きつけておかなくちゃ。
これからどんどん日が長くなって、イギリスは一年で一番いい季節を迎えます。
春が来て夏になっても、男爵邸での仕事が続けばいいなぁ・・・
ここのところ、ひそかにコッツウォルズの写真シリーズを楽しませていただいています。
もうもう、ザ・イギリスの田舎って感じがたまりません。今は、よくイギリスの小説なんかに出てくるような陰気くさい(ゴメンナサイ)冬枯れた様子ですけど、これが春になるとわぁっと緑になるのでしょう。
ぜひ、それまで今のお仕事が続きますように、勝手ながらお祈りしています。
最後の写真、ウォーターシップダウンのウサギ達が居住地を求めて旅をしていそうです。空想が広がります。
ところで、このなだらかで広大な緑地は何に利用されているんでしょうか?牧場?何かの畑ですか?
そうなんです、イギリスの秋冬は寒々しくうっとうしくて・・・
(そして夏にまでそんな日はあったりする。)
裸になった木々が風雨にいたぶられているのを見ると、『嵐が丘』というフレーズが心に浮かびます。
でもまだ2月だというのにここ数日暖かくなり、春までもう一息!と感じます。
広大な緑地は、春夏秋には家畜、牛とか馬とか羊、が放牧されていることが多いです。
長い紐で区画を作って、端から少しずつ家畜が草を食べられるエリアを広げていったりして。
家畜に食べさせてもおっつかないほどに豊富な牧草は、機械で収穫され巨大なのり巻き状にまとめられ、冬期に備えて納屋に蓄えられるようですよ。