先月ヤボ用で、久しぶりにまたテュークスビュリーの町を訪れた。前回訪れたのは2013年12月、ということは、約4年半ぶり。
昔ながらの商店街(ハイ・ストリート)がある居心地いい町だからもっと頻繁に訪れたいところだが、我が町ダーズリーからは48kmも離れているのでつい足が遠のいてしまう。わざわざテュークスビュリー(Tewkesbury)まで行かなくとも、その手前のグロスターやチェルトナムの方が大きくてお店もバラエティーに富んでいるので。でもせっかく行ったので、自由時間は2時間くらいしかなかったけど、とりあえず商店街をゆっくり往復した。
テュークスビュリーには趣のある建物や店舗が多くて、見て歩くだけでも楽しい。
ハイ・ストリートの南の終わりにはラウンドアバウトがあって、戦没者記念碑がそのおヘソになっている。
ハイ・ストリートの南の入口。
クラシック・カーを見逃したと思ったら、ふたたび見ることができた。誰かを迎えにいったのかな?真赤でかわいい。
ある外壁に掲げられていた、味わいある手描きマップ。こういうの好きだわ。
よさげなカフェがあったけど、それより前に見た別の一軒に入ることに決めていたので、ここは次回にまわすことに。
なかなか車の通りが途絶えることがないハイ・ストリート。我が町ダーズリーのようにホコ天になっていないのが残念。
重厚な木骨組の家と、なにやらヒミツめいた路地。
ハイ・ストリートの北端にあるホテル(Tudor House Hotel)も健在でした。
スマホのズームイン画像は、やはりデジカメにはかなわないかな?まぁこんなブログに使うくらいだから、私にはこれで十分だけど。
さきに目をつけておいたカフェというのはこれ、その名も The Carousel ザ・カルーセル!(麻紀さん懐かしい。ご健在なんですね、よかった。)カルーセル(回転木馬)という店名にちなみ、ショーウィンドウの中には木馬が。
このとき時間は、午後2時半くらい。アフタヌーン・ティーにちょうどいい時間だと思ったけど、どっこいここではクリーム・ティー(クリームを添えたスコーンとティーのセット・メニュー)は終日注文できるみたい。私のように、どうかすると『食事よりもクリーム・ティー』という人間には嬉しいシステム!
運ばれてきたティー・セットの柄がてんでばらばらなのがユニーク。でもね・・・スコーンが小さかったのが悲しかった。直径5cmくらいしかなくて。スコーンに目がない私には、物足りなかったことったら!
奥のテーブルに陣取ったのだが、ひとつ手前のテーブルには母子連れがいて、まだ2歳くらいの女の子が口の周りをベトベトにしながらちゃんと自分でスプーンを持ってチョコレート・アイスクリームをボウルから食べていた。私はここではマイノリティーでエイリアンだから、小さい子にじろじろ見られるのは慣れている。私と目が合うと、大抵の子は目をそらす。この女の子も、時折私の方を見てきた。が、この子、私と目が合うと、耳から耳まで口にしてニコ~っととびきりの笑顔を見せてくれるではないの! あまりにも可愛いので、お母さんにお願いして写真を撮らせてもらった。将来は素敵なレディーに成長すること請けあい!
面白いカード(古語の日本語が思いつかなかったので、なぜか侍言葉に訳)と、とても明るいパステル・カラーのわさびペースト(どんな味!?)を見つけた。買わなかったけど。
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そろそろ時間なので、テュークスビュリー病院に戻った。そう、この日のヤボ用とはオットー父の送り迎え。片目に白内障の日帰り手術を受けるオットー父を病院に送り、時間つぶしのため街歩きをし、終わって帰宅を許された頃に迎えに行ったのでした。病院の中から、まだ一度も行ったことのないテュークスビュリー修道院(Tewkesbury Abbey)の塔が見えた。
この病院は5年くらい前にできたばかりだそうで、新しくて清潔で静か、しかも駐車場は無料!階段の途中にはなぜか椅子が。
彫刻がほどこされた立派な椅子で、座っていいものなのか迷った。必要ないので座らなかったけど。
残る片目の手術の送り迎えも私がすることになるなら、ぜひ目をつけておいたもう一軒のカフェに行ってみなくちゃ。
ザ・カルーセルのスコーンは小さすぎたから! (←しつこい )
イギリスにはこういう可愛い町が残っていますよね。
あまり外国人も多くないので住むのはちょっと目立ちそうですが、時々訪ねるとイギリスのよさを改めて実感できますよね。
スコーンも美味しそうです。
しばらくクリームティも食べていないので、久しぶりにクロテッドクリームをつけて食べたくなりました。
ストロベリージャムも一緒に:)
本当のイギリスの良さは、やはり大都会ではなくそういった町(とか村)にあるのではと思います。
久しぶりにコッツウォルズの町(村)を、歩きたくなってきました・・・