ロックの分野で私がお薦めする第1弾として、イーグルスのHotel California (ホテル・カリフォルニア)を紹介します。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
ホテル・カリフォルニア / イーグルス / 1. ホテル・カリフォルニア (06:30) 2. ニュー・キッド・イン・タウン (05:04) 3. 駆け足の人生 (04:46) 4. 時は流れて (04:55) 5. 時は流れて(リプライズ) (01:22) 6. 暗黙の日々 (04:11) 7. お前を夢みて (04:05) 8. 素晴らしい愛をもう一度 (05:10) 9 ラスト・リゾート (07:25)
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ジャズ同様、ロックのアルバムも、どれを揚げられるか非常に迷いましたが、考えないでホテル・カリフォルニアをお薦めすることにしました。
スポーツの世界では順位を決めることにより、記録の価値や歴史の足跡が明確になると思うが、音楽の記録はそうではないと思います。その時代に発表される記録(アルバムやレコーデング)はそれぞれの時代の聴く人の生活文化に入り込んで来るもので、思い出と同居して繰り返されるものであるからです。(能書きはこれくらいにして)
イーグルスも来年は結成50年を迎えるそうです。
1976年の言わずと知れた歴史的名盤です。ある意味で70年代後半の気分を代表するナンバー、名曲「ホテル・カリフォルニア」が生まれました。
アメリカが元気だった60年代から10年ほど経過しているが、一貫してアメリカの夢とその象徴的なイメージを具現化して見せてきたイーグルスが、アメリカン・ドリームやウェスト・コースト幻想に対する懐疑や、愛情に裏打ちされた眼差しで幻想の崩壊を眺めている...といった趣きの歌を哀愁たっぷりの曲調で歌い上げた「ホテル・カリフォルニア」は、この頃ニュー・ヨークやイギリスで勃興したパンク・ムーヴメントと表裏一体の関係にあったのかもしれません。
本作からバニー・レイドンに代わり、ジョー・ウォルッシュが参加。また①②で77年度発表のグラミー賞を獲得しています。
実にアメリカの情景を細かく思い描かせているアルバムと思います。 (HMVレピーを抜粋)