年金暮らしの自由人

サブタイトル:自然とお酒と音楽と
私の趣味や出来事を書き込んで行こうと思っています。

私がお奨めする愛聴盤 第69弾(Jazz)

2018年11月30日 17時26分03秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第69弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。

 ウゲツ / Sinatra At The Sands  の順です。

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1.ウゲツ / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ  /  1. ワン・バイ・ワン   2. ウゲツ   3. タイム・オフ  4. ピン・ポン    5. 時さえ忘      6. オン・ザ・ギンザ  / フレディ・ハバード(tp)、シダー・ウォルトン(p)  , ( b ) ,Art Blakey (dr) カーティス・フラー(tb) ,ウェイン・ショ-タ-(ts)  1963年録音 / 

60年代に入って、フリ-ジャズやモードの波の中でファンキー一辺倒であったJM(ジャズ・メッセンジャーズ)にも大きな変換が迫られつつあった。58年のモーニンの大ヒットによって、フランス、日本で人気を博し、本国アメリカでも不動の地位を築いていた。このアルバムの詳細なデータを持ち合わせていないが、おそらく2度目の来日の頃(63年前後)のものと思われる。UgetsuやOn the Ginzaなど日本へのオマージュを盛り込み、日本での人気への感謝に気持ちを表しているようだ。Ugetsuという曲は一度聴いたら忘れられない美しいメロディだ。
I Didn't Know What Time It Wasではショーターのソロがフィーチャーされている。スローバラードも単なる甘いロマンティシズムに流される事なく、モーダルなフレーズで斬新な演奏を聞かせている。

2.Sinatra At The Sands / Frank Sinatra  / ディスク1  1.Come Fly with Me (3:45)  2.I've Got a Crush on You  (2:42)  3.I've Got You Under My Skin (3:43) 4.The Shadow of Your Smile (2:31)  5.Street of Dreams (2:16)  6.One for My Baby (4:40)  ディスク2   1.Fly Me to the Moon (2:50)  2.One O'Clock Jump (Instrumental)(0:53)  3.The Tea Break (Sinatra Monologue) (11:48)4.You Make Me Feel So Young (3:21)...他  1966年に録音 /

当時のラス・ベガスを代表するホテルであった”ザ・サンズ”でのライヴパフォーマンス盤。 カウント・ベイシーと彼のバンドをバックに歌うシナトラは本当にカッコイイと思います。 アレンジはすべてクインシー・ジョーンズ。彼のアレンジは飛びぬけて素晴らしく、元々はネルソン・リドルのアレンジによる”I’ve got you under my skin”などを聴くと、編曲のベース・ラインは変わらないのにこんなに変わってしまうのかと驚きました。 シナトラのエピローグ(トーク)は実際その場にいるようで聴いていて楽しませてくれます。

 

 

 

 

 


ロックの殿堂「 エディ・ヴァン・ヘイレン 」 ( 第16弾 )

2018年11月08日 18時07分37秒 | ロック

ヴァン・ヘイレン (Van Halen) は、アメリカ合衆国出身のハードロック・バンドです。米国西海岸におけるアメリカンHR/HM系バンドの先駆者であり、「ジャンプ」などのヒット曲で知られる。また、リーダー兼ギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンによる、「ライトハンド奏法」を広く普及させた事でも知られる。

全米で5,650万枚以上、全世界で8,000万枚以上のアルバムセールスを記録。1992年、グラミー賞受賞。2007年、ロックの殿堂入り。

1978年1月、シングル「ユー・リアリー・ガット・ミー」(キンクスのカヴァー曲)でデビュー。2月、アルバム『炎の導火線』(原題:Van Halen)をリリース。全米最高位19位。瞬く間に150万枚を売り上げ、プラチナディスクを獲得する。現在1000万枚以上を売り上げる。6月、初来日他のミュージシャンの来日ツアーがキャンセルとなったことにより、デビュー後半年という異例の早さでの初来日となった。

1979年4月、セカンド・アルバム『伝説の爆撃機』(原題:Van Halen II)をリリース。全米最高位6位。再びプラチナディスクを獲得。9月、再来日公演。1984年1月、6枚目のアルバム『1984』リリース。全米最高2位。またマイケル・ジャクソンの『スリラー』で、エディが「今夜はビート・イット」にギタリストとして参加している。その後シングル「ジャンプ」は5週連続1位、「パナマ」「アイル・ウェイト」もトップ20ヒットしている。主な代表作は1984、Fair Warning、Fair、炎の導火線 などがある。ウィキペディアフリ-百科事典一部抜粋による。

 

 


ロックの名盤 第14弾 (RAINBOW/ON STAGE)

2018年10月18日 17時35分25秒 | ロック

ロックの分野で私がお薦めする第14弾として、RAINBOW/ON STAGE (1975)を紹介します。

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1.RAINBOW/ON STAGE / RAINBOW / 1.イントロ:虹のかなたに Intro: Over the Rainbow キル・ザ・キング Kill the King ( 5:32 )
2.メドレー:銀嶺の覇者/ブルス/スターストラック Medley: Man on the Silver Mountain/Blues/Starstruck ( 11:12 )
3.虹をつかもう Catch the Rainbow ( 15:35 )  4.ミストゥリーテッド Mistreated ( 13:03 )  5.16世紀のグリーンスリーヴス Sixteenth Century Greensleeves ( 7:36 )  6.スティル・アイム・サッド Still I'm Sad ( 11:01 ) / ギター:リッチー・ブラックモア .ヴォーカル:ロニー.ジェイムス・ディオ . ベース:クレイグ・グルーバー . キーボード:ミッキー・リー・ソウル . ドラムス:ゲイリー・ドリスコール

『レインボー・オン・ステージ』 (On Stage) は、レインボーのライブ・アルバム。アナログLP盤を所持していて、好きなアルバムの一枚です。
当初は1976年12月の初来日公演が収録され、『チェイス・ザ・レインボー / ライブ・イン・ジャパン』として1枚のLPがリリースされる企画[3]だったが、最初に収録した大阪公演(5日、8日、9日)はメンバーからクレームがついて没となり、改めて16日の東京での最終公演(日本武道館・昼&夜の部)を収録した。しかし最終的には「スティル・アイム・サッド」でヨーロッパ公演の録音を使用している(「キル・ザ・キング」は1990年にイギリスからリリースされた『LIVE IN GERMANY 1976』に収録のミュンヘン公演がベーシック・トラック。
レパートリーは『銀嶺の覇者』に収録された曲が主体。「ミストゥリーテッド」はブラックモアが在籍していたディープ・パープル第3期の曲で、オリジナルは『紫の炎』に収録されている。なお、「キル・ザ・キング」は翌年にリリースされるレギュラー・アルバム『バビロンの城門』に収録されたスタジオ録音版よりも早く音源化された。

 

 

 

 

 

 

 


懐かしの映画音楽について  『夜霧のしのび逢い』( 第6弾 )

2018年09月30日 14時15分53秒 | 映画音楽

音楽の興味を知るきっかけと楽しさを与えてくれた映画音楽を簡略的に紹介します。当時、都心から下宿先に帰宅途中、毎日のようにラジオから流れる曲が『夜霧のしのび逢い』でした。何度も聞いているうちに映画に興味をもつようになった。

『夜霧のしのび逢い』(よぎりのしのびあい、原題: Τα κ?κκινα φαν?ρια、英題: The Red Lanterns)は、1963年に製作されたギリシャ映画。ギリシャの港町ピレウスを舞台とした娼婦たちの物語でモノクロ作品。 1965年の日本での公開にあたり、クロード・チアリによる大ヒット曲「La playa」が主題曲に差し替えられ、邦題「夜霧のしのび逢い」として日本国内で流行したことでも知られる。

物語は、港町の娼館に身を置くエレニには、身元を明かさないまま交際している恋人ペテロがいた。同僚の他の娼婦たちも客として出会った男などと恋に落ち、公娼制度が廃止されて娼館を立ち退く日まで、それぞれの再出発への情愛と哀愁のドラマがあった。

エレニに好意を持っていた支配人のミハイルは、彼女に娼館とは縁のない恋人がいるのを知ると嫉妬し、ペテロに彼女の正体をばらしてしまう。
そしてペテロは彼女のもとを去っていく。 みんなが娼館を引き払う日がやってきた。そこへエレニとやり直す決意をしたペテロが現れて再会する。二人は抱き合って愛を誓う。最後に掃除婦のカテリーナがともに老いた恋人と歩いて歓楽街を去っていく。 ウィキペディア百科事典一部参照


曲は下記のyoutubuを参照。
https://www.youtube.com/watch?v=Uw9PrWSaw-4

 


私がお奨めする愛聴盤 第68弾(Jazz)

2018年09月15日 08時34分43秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第68弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。

Blue's Moods  / アット・ザ・ファイヴ・スポット Vol.1  の順です。

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.Blue's Moods / Blue Mitchell / A面 1.I'll Close My Eyes (5:55) 2.Avars (4:07) 3.Scrapple From The Apple (4:00)
4.Kinda Vague (6:28)  B面 1.Sir John (6:06) 2.When I Fall In Love (5:41) 3.Sweet Pumpkin (4:19) 4.I Wish I Knew (4:27) 
/ Blue Mitchell (trumpet, cornet) , Wynton Kelly ( piano ) ,Sam Jones ( bass ) ,Roy Brooks ( drums ) 1960年録音 / 

実に心地良い気分に浸れるアルバムです。ブルー・ミッチェルの艶やかで伸びのある音色のトランペットが奏でる、歌心溢れるメロディとソロは、何度聴いても心地良く胸に響きます。また、腹にビンビン響くリズミカルなサム・ジョーンズのベースやピアノの1音1音が跳び跳ねるような軽快なタッチが実に心地良い。またウィントン・ケリーのピアノも実に心地よく奏でられて楽しませてくれます。
そんなゴキゲンなメンバーによるこのアルバムは、全曲、とても聴きやすく、特に心地良いリズムに乗り、明るく軽快で爽快感たっぷりの『アイル・クローズ・マイ・アイズ』切なく哀愁感溢れる『エイヴァース』が印象深い。

2.アット・ザ・ファイヴ・スポット Vol. 1 /  Eric Dolphy  / A面 1.ファイアー・ワルツ (13:38)  2.ビー・ヴァンプ (12:22)
B面 3.ザ・プロフェット (21:14)  / ブッカー・リトル(tp)、マル・ウォルドロン(p)、リチャード・デイヴィス(b)、エド・ブラックウェル(ds)
エリック・ドルフィー(as, bcl)  1961年に録音 /

二人の天才ブッカー・リトルとエリック・ドルフィーの奇跡の出会い。うねるようなフレーズを繰り出すドルフィーと人生最高の素晴らしいソロで呼応するリトルがこのアルバムではないかと思います。相互に触発し合い自己表現の限りを尽くした緊迫の傑作ライヴ盤です。