心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

大逆転ならず

2020年07月21日 | 雑感・愚見

1995年 スリランカで18歳の花嫁が

結婚式場に乱入した元彼に連れ去られる事件がありました。

 

そこまでしても結局、彼女の心は取り戻せず、

女性は結婚式場に送り返されたが憤慨した新郎は

式場から帰ってしまっていました。

 

まるで名作映画「卒業」の結婚式場で花嫁を奪い去る

名シーンを彷彿させる出来事です。

 

この映画が日本で公開されたのは1968年で

結婚式場から花嫁を奪い去る場面は、

映画史に残る名シーンの一つとされていて

名曲「サウンド・オブ・サイレンス」も劇中歌です。

 

私がこの映画を観たのはテレビの◯◯ロードショーで、

まだ子供の頃に凄く心がゆさぶられたのを覚えているのですが、

今見て感動しなかったら心の中の素敵なものを

一つ失くすのが怖いので何十年も見ていないんですよね。

 

映画の二人は上手く行ったのですが、

今回の大逆転を狙った元彼は失敗となりました。

 

映画の二人の大逆転は、お互いに気持ちがあったためで、

今回のスリランカの男性の場合、

女性の方の気持ちは完全に冷えていたようなので

これはまず無理ですね。

 

「踊る阿保に見る阿呆 同じ阿保なら踊らにゃそんそん。」

男性は、名作映画「卒業」を見ていたのか、

それとも阿波踊りの定番文句を知っていたのか。

 

やらずに後悔するより、やって後悔することを

選んだ男性の行動によって大きな迷惑を被った女性。

 

結婚式を台無しにして彼女だけではなく出席者一同にも

大いなる迷惑をかけたので民事的な賠償を

負うのは仕方ないとしても刑事罰はどうなんだろう。

まあ女性次第でしょうか。

 

拉致?誘拐?つきまとい行為?迷惑防止条例?軽犯罪法違反?

私が読んだ記事では事件となっていたんですが

民事事件と刑事事件では大違い。

 

この男性は、彼女の気持ちが戻らないことを理解して

彼女に何一つ暴力行為をせずに式場へと戻しているので

熱すぎるヤツですが悪い奴ではないように思えるので

刑事罰が免れなかったとしても

温情ある処分が下されることを願う私がいます。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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