心の扉 神戸カウンセリング花時計

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兵庫県 明石市 たまご焼き

2023年01月29日 | 名所巡り(兵庫)

 

この場所には何も無い。誰もいない。

遠くに見える明石海峡大橋と新旧の灯台だけが

私の眼を楽しまさせてくれる。

 

 

 

兵庫県 明石港

旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)

 

マヤ文明の遺跡のような形をしている

明石港の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)は、

1653年頃に

5代藩主の松平忠国によって造られたもので、

設置年代は、現存する日本の旧灯台の内で

2番目に古く明石市指定文化財となっています。

 

 

 

 

昭和38年まで灯台として利用されていて

300年以上明石市の水運の発展に貢献しました。

 

 

 

コンクリート製燈籠部

 

昭和28年に造られた

旧波門崎燈籠堂のコンクリート製燈籠部は、

昭和28年に造られたもので

燈籠上部に付けられた電気照明具は、

緑色の灯りを放っていましたが

令和3年に石積みから切り離して

現在の位置に設置されているとのことです。

 

それ以前の木製の時には、

油紙障子に囲まれた内部で火を灯していて

灯台としての役目を終えた現在は、

上部を元の木製に戻したものが保存されています。

 

 

 

 

今日も明石港に陽が登った。

私に間違いが無ければ、

この場所で見る99回目の朝日だ。

 

雨の日も、風の強い日も、雪が降っても座り続け、

何度も涙が滴り落ち、寒さに身体は凍り付き、

もう眠る気力さえも失ってしまった。

 

このようなこともあと一日、

今日、西の空に太陽が沈み、明日、東の空から昇ると

約束の100日目となる。

 

 

 

 

100日間、この場所から動かずにいると

あの美しい女性は、私のものになってくれると

私に約束をしてくれた。

 

明日の最後日、どうやら天気は大荒れとなるらしい。

嫉妬した神様がそうしているのだろう。

 

 

 

 

あと一日だけ、あと一日で………

うん? 何だこの堪らなく良い匂いは?

ああ私の身体の中に容赦なく入り込んでくるぅ。

 

 

 

岩屋神社

 

恵比寿神を祀る岩屋神社は、143年に成務天皇勅命により

淡路島の岩屋より御遷となり豊漁豊作、家内安全、

商売繁盛の福の神として崇敬されています。

 

 

 

岩屋神社 恵比寿石像

 

全国に知られた明石ブランド食材の鯛。

恵比寿様も一押しの明石の鯛。

 

 

 

岩屋神社 手水舎

 

花手水に水が張られていないのは、

何て言えば良いのだろう?

 

 

 

岩屋神社 狛犬

 

境内に入った途端にあれだけ吹いていた風が

ピタッと止んだのが不思議。

今日この時の岩屋神社の境内には、

一人の女性と狛犬と、そして私だけ。

 

 

 

岩屋神社 拝殿

 

心からの二礼、二拍、一礼。

願い事は、いつもと同じ。

『世界に愛が溢れますように。』

信じるか信じないかは、あなた次第。

 

 

 

末社 七社

 

拝殿、本殿の裏側には、境内七社。

 

 

 

岩屋神社 小鳥居

 

 

 

岩屋神社 大国社

 

あの堪らなく良い匂いの源は、岩屋神社ではないようだ。

もっと先から漂ってきている。

私を惑わし魅了する匂いの正体は………

 

 

 

明石焼き(たまご焼き)『ふなまち』

 

ここだったのかあ。

 

明石駅から離れた場所にあるにも関わらず

明石の地元民が選ぶ人気ランキング投票

1位の席が指定席かのようになっている

明石名物のたまご焼き『ふなまち』

 

私が訪れたのが開店時間直ぐにも関わらず

お店の前に置かれている椅子に

順番を待つ3名の女性が座っていました。

 

明石のたまご焼きの誕生は、明治の頃、

大阪のたこ焼き誕生は、昭和になってなので

どっちが先かとなると明石のたまご焼き。

 

大阪のたこ焼きは、たまご焼きをヒントにして

生地の中にタコを入れたようですが

明石のたまご焼きがタコ焼きのルーツかと言うと

これまたちょっと違ったりするようです。

 

 

 

ふなまち店内

 

店内は、想像していたよりも狭く

10人も入れば満席になりそうなので

連日わっさわっさとお客さんが押し寄せて

お店の前には行列が出来ている。

 

と言うよりも普通にお客さんが来れば

直ぐに満席になるだろうから

店外で順番待ちのお客さんがいる光景も

珍しいことではなさそうです。

 

とは言え、私が満員の店内で

たまご焼きに舌鼓を打っている最中に

お持ち帰りの予約の人が次々に来店するので

お店の人は、ひたすらたまご焼きを焼いていました。

 

 

 

ふなまち 明石焼き

 

『ふなまち』のたまご焼きは、20個で700円也。

明石駅前の魚の棚商店街にある複数のお店では、

15個で700円が多かったように思えたので

5個分のお得感が嬉しい。

 

たまご焼き(明石焼き)は、たこ焼きとは違って

基本出汁に潜らせて食べるのですが

本来のたまご焼きに付いてくる出汁の役割は、

熱々のたまご焼きを、温度の低い出汁に潜らせて

食べやすくするためのもの

 

なので昔ながらのたまご焼き店に行って

「出汁がぬるくていい加減なものを提供された。」

なんて思うのは間違いではあるのですが、

 

熱々のたまご焼きを熱い出汁に潜らせて

ほふはふと熱さに手こずりながら食べるのも

美味しいのは美味しい。

 

 

 

明石港 係留船

 

これまでたまご焼きは、明石以外の場所で

何度かたまご焼きを食べたことがあるのですが、

本場、明石で食べるのは二度目かな。

 

『ふなまち』のたまご焼きは、

柔らかいのに出汁を潜らせても崩れず

たまご感が感じられる生地で

これまで食べてきたたまご焼きとは

食感、風味も一味違っていたのは確かかな。

 

そのままのたまご焼きを出汁に潜らせて食べるのも良し。

卓上に置かれている辛ソースを少し付けて

出汁に潜らせて食べるのもまた美味しい。

 

今回、昔ながらの本場のたまご焼きを体験したことで

たまご焼きとは、こういう食べ物だの基準を持てたかなと。

 

 

 

 

少し雨がチラつき、まさかと天気予報を調べてみると

降水確率が90%。えっ90%。ええええ。

 

朝、陽の光が差していたので天気予報も調べず、

勢いのまま明石に来たのですが雨に降られ、

ずぶ濡れになって風邪を引きたくないので

今日は予定を変更して退散します。

 

京都まで出かけた場合には、

天気が悪くなったからで帰る訳にはいきませんし、

天気予報を調べずに出発することはないのですが、

明石市は、兵庫駅から思う以上に近いので

来るのもあっという間、帰るのもあっという間。

 

 

 

明石市 魚の棚商店街

 

全国でシャッター通りとなる商店街もあるなかで

明石駅南側にある『魚の棚商店街』は、活気に溢れています。

ちなみに魚の棚は『うおたな』と言うようです。

 

 

 

 

この魚の棚商店街だけでも

『たまご焼き』の看板をあげているお店が

そこら中にあるんですよね。

 

 

 

 

明石市民の押しは、明石城よりも子午線よりも

『たまご焼き』なのだろうか。

 

今回、訪れた『ふなまち』以外にも

魚の棚商店街に2店舗、明石駅から数駅離れた所に1店舗、

気になるお店があるので

また機会が有れば訪れてみようと思っています。

 

 

 

 

今日の遅くに大寒波がやって来るとのことで

雪が降るかどうかになりますが、

タイミング良く明日も自由な時間が取れるので

一度は観ておきたい雪化粧した金閣寺

雪を纏った妙満寺の雪の庭の観賞をするために

京都に行ってみようかと思っとります。

 

 

 

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