心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

麻薬探知犬

2023年01月23日 | 雑感・愚見

 

2018年 

コロンビアで麻薬組織が、ある一匹の麻薬探知犬に

約770万円の懸賞金をかけたことが判明し、

警察は犬に付き添うようにして警戒にあたりました。

 

この麻薬探知犬は、多大な貢献をしていて

9tのコカインの押収に繋がっているとのことです。

 

 

麻薬組織が一匹の犬をターゲットにして

高額な懸賞金を出す位なので

他の麻薬探知犬と比べても

すこぶる優秀な麻薬探知犬なのでしょうね。

 

人間は、80%の情報を視覚に頼っているらしいのですが

犬の嗅覚は、犬種によって違いはあるものの

人間と比べると1000倍から1億倍も優れていて

視覚が10~20%、聴覚が30%、そして、臭覚が40%で、

情報量は、臭覚からが最も多いようです。

 

そのような圧倒的な臭覚を活用してもらうことで

私達人間は、色々なことで助けてもらっています。

 

〇行方不明者の探索 〇犯人の逃亡経路探索、

〇隠れている犯人を探索、〇災害救助

〇シロアリ探知 〇癌の早期発見 〇トリュフ探知

〇検疫探知 〇ガソリン探知

そして、麻薬組織が頭を抱えた麻薬探知等。

 

そんな犬達の中でも

特に臭覚が優れているとされているのが

 

〇ブラッドハウンドドッグ

犬の中で最大級の3億個の臭覚受容体を持っています。

〇ビーグル

ブラッドハウンドドッグの血統を加えられた犬で

臭覚受容体が2.25億個を持っています。

〇シェパード

臭覚受容体が、ビーグルと同じ2.25億個持っています。

 

『犬って臭覚が優れているのだから

犬の近くで屁をこく行為なんて

かなりの虐待行為になるだろうから

絶対にしないようにしている。』

とある奴が言っていました。

 

昔、あるテレビ番組で見たのですが

寝ている猫の鼻の前に餌を近づけると

猫は目を覚まして

 

犬の臭覚は、猫より遥かに優れた臭覚を持っていながら

寝ている犬の前に餌を近づけても

なにも反応せずにスヤスヤと寝ている様子を見たことから

 

完全に私見ではあるのですが

犬って臭覚のセンサーボリュームを

上げたり下げたりする能力があると思っているので

近くでオナラをこいても迷惑行為程度でしょうと

勝手に思っています。

 

これは私達人間も何かの時に

必要な五感に意識を集中させると

普段の状態なら見過ごすようなものでも

捉えやすくなるし、

また逆に重要ではないと思うものを

除外する能力と同じようなものじゃないでしょうか。

 

知ったり、目にしたり、耳にしたり、

得た情報を上手に処理したり、

自分の役にならないようなものは、

知らない、目にしない、耳にしないに限ると

日光東照宮の三猿が教えてくれています。

 

 

 

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