イタリア中部の田舎町のオッファーニャを
ドライブしていた女性がスピード違反で
10点の加算と反則金850ユーロ(約10万円)を
課せられました。
ここまでは、どこにでも普通に良くある話なのですが、
この時、速度違反自動取締装置(オービス)に
記録されていた超過速度が何と何との
時速703㎞!
いや~この女性、壊れていますね。
田舎町の道路は通行量が少ないのでしょうが、
これだけの速度を出して運転して
甚大な事故に繋がらなかったのが幸運………。
時速703㎞????
鳥だ!飛行機だ!スーパーマンだ!
女性が運転していたのはF1マシンでもなく
ロケットエンジン付きの特殊な車でもなく
飛行機でもなくて極々普通の市販車の
「フォード・フォーカス」だそうです。
こんなん機械が故障したのか、
何らかの原因で感知センサーが誤計測したかでしょう。
あれこれと調べるまでも無く即座に無効処置レベルです。
同自治体の交通担当者は、これを装置の故障であり
地元担当官が数字を確認しないまま反則切符を切ったことに
原因があったと判断したようです。
まあ当然の判断で、そうでないと問題が装置の故障から
組織・人間の故障の方を調べなくてはならなくなります。
この一件が警察官の怠慢なのかも知れませんが、
私達は見えていても見ていないことなんて良くある話です。
毎回毎回正確に作動する装置で
スピード違反車両を検挙して反則切符を発行している内に
装置への信頼と惰性が形勢された結果かな。
有ってはいけないけれども有ってもおかしくないかなと。
しかし、
人間って時速703㎞の数字を見逃すんですね。
そして、運転手の女性は
自治体に返金を求めることができるとのこと。
一件、落着!