hamzaブログ

日下直樹事務所
日下コンサルティング(技術経営)
行政書士
http://www.kusaka.com/

健康とスポーツ

2012-09-28 09:11:55 | 医工
●医工連携人材育成セミナー
●テーマ「健康とスポーツ」
 <セミナー内容から抜粋したメモです。>

講師:東北大学大学院医工学研究科
   教授 永富 良一 

・東北大工大学院の医工学研究科は
 日本で唯一の医工学研究課程

・なぜ脂肪
 炭水化物は脂肪に変わり保存する
 脂肪はコンパクトなため
 (単位あたりのエネルギー量が大きい)
・動脈硬化
 血管に脂肪がたまり、できぼこができる

・余分な脂肪を減らすには
 余分な食事を減らす
 余分に運動する
・運動習慣者
 週2回30分以上の運動する人
 50代25%
 60代30%
 70代30%
・メタボリックシンドローム
 BMI30%以上

・使わない筋肉は衰える
 廃用性萎縮
 筋肉減少症
・要介護にいたる主な原因
 高齢に伴う虚弱(廃用症候群)14%
 転倒骨折(7割自宅)10% 
 認知症15%
・ある老人ホームの調査から
 A型ホーム(自室トイレ)の入居者
 B型ホーム(共同トイレ)の入居者
 
 普段の活動が異なる
 運動能力に反映 
 B型の方が活動能力が高い結果がでた
・身体活動と医療費

・どんな運動がよいのか
 筋トレである必要なし
 体を使う日常活動
 病的な疲労に注意、主治医に相談
  心の疲労、心臓・肺の病気によるもの
・やらなくなると、できなくなる
 できるうちは、できる範囲でやった方がよい
 できるうちは、やまない方がよい
 きついことは、ほんの少しの時間で
 ケガに注意
・食事の重要性
 ・70歳前後以上の人は
  たくさん食べる方が長生き
  肉を食べる方が長生き
  (東京都老人総合研究所調査)
 ・しっかり食べることも重要
  野菜中心で肉を取らない人は転倒骨折の危険性が高い
  肉を食べる人は転倒骨折の危険性が少ない
・60歳前後以下
 運動不足→食事過多→メタボリックシンドローム→動脈硬化→脳梗塞→ねたきり、要介護

・効果的なエクササイズは?
 基本的に体を動かすなら、なんでもよい
 これでなくてはいけない。というものはなし
 正しいやりかたにこだわりすぎる必要もなし
 やってはいけないこと
  ケガをすること 脚、足首
  体調を崩すこと
 普段の生活を少し上回ること
・「運動習慣」のある人はどれくらいか
 運動習慣者
 ・1回30分以上の運動
 ・週2回以上
 ・1年以上継続
 
 ・30代、40代が低い
 30代
  男性 21.4%
  女性 15.5%
 40代
  男性 17.8%
  女性 21.5%
 (平成13年国民栄養調査)


 


ロコモチェック

2012-09-22 16:17:28 | Weblog
●介護付き有料老人ホームの開設に伴う
 セミナーを聞いてきました。

 <高齢者向け健康医療セミナー>

●ロコモティブ・シンドロームの予防
(略してロコモ。運動器群症候群)
「運動器の障害」により「要介護になる」リスクがい。
 それを予防しようというものです。
 予防、早期発見、早期治療

 ・運動器障害→転倒、骨折、関節疾患

●「健康寿命の短縮」、「ねたきりや要介護」の3大要因
 ・メタボ
 ・認知症
 ・ロコモ

●ロコモチェック
 ①片脚立で靴下がはけない
 ②家の中でつまずいたり滑ったりする
 ③階段を上るのに手すりが必要
 ④横断歩道を青信号で渡りきれない
 ⑤15分くらい続けて歩けない
 ⑥2キログラム程度の買い物(1リットルの牛乳パック2つ程度)をして持ち帰るのが困難である
 ⑦家の中のやや重い仕事(掃除機の利用、布団の上げ下ろし)などが困難である
 
 ・ひとつでもあれば、ロコモが疑われる