hamzaブログ

日下直樹事務所
日下コンサルティング(技術経営)
行政書士
http://www.kusaka.com/

アメリカ出張のおもいで(飛行機トラブル)その2

2008-11-01 23:32:14 | Weblog
旅のトラブルには思わぬ出会いもありました。
このとき、飛行機に乗り合わせた版画家の山本容子さんと知りあい、
翌日、展示会場へいったら偶然おいでになり、作品を説明してもらう
ことになりました。
旅をテーマにした多数の版画でした。
表参道のルイ・ヴィトンの工事仮囲いを飾った作品です。
毎日1テーマ増えていく「私の時間旅行」。
このときの旅はNHKの取材でメキシコに行き、大阪で個展の初日で
300人を集めたパーティの出席のためのものだったそうです。
スタッフは成田への直行便を利用。
飛行機の遅延で出席は間に合わなかったそうです。
なお、この番組は「メキシコ・愛の祈りの自画像~山本容子
フリーダ・カーロへの旅~」だと思います。


     

アメリカ出張のおもいで(飛行機トラブル)その1

2008-11-01 23:25:49 | Weblog
アメリカ出張には飛行機はつきものです。
トラブルの思い出をお話します。

2003年7月の始めにアメリカから帰るのに29時間かかりました。
シカゴのホテルを朝5時に出発しシカゴ空港からサンフランシスコ空港へ。
ここで乗り継いでサンフランシスコから関西空港へのコースです。
サンフランシスコを離陸して1時間30分、テーブルにナプキンがかけられ
食事となるときにアナウンスがありました。
     
オレゴン上空だが、ジェネレータのトラブルのためサンフランシスコ空港に
戻ることになったと。
Not serious situationである、と。さっそくナプキンはかたずけられました。
つづいて左の羽から燃料を捨てているが、機体を軽くするためなので心配
いらないというアナウンスがありました。
見てみると、羽の後部から霧状の燃料が噴射されていました。飛行機は往復分の燃
料を積んでいるとのことだからオレゴン上空では太平洋を往復できるほぼ満タンの
状態です。
クルーは見回ってコップに水をついでくれます。
ちょうど1時間半でなにもなく、サンフランシスコに戻りました。
別の飛行機を準備しているのでそのゲートへ行くよう指示がありました。
飛行機の出口で昼食に12ドルのチケットが配られました。

最初2時間くらいで出発のアナウンスでしたが、クルーの集合と食事の
積み込みにより、4時間後に離陸しました。ここまでで7時間経過。
関空には16時着が22時着となりました。規定で交通機関が動いている間は補償は行
わないとのこと。交通機関の動かないところへ帰る場合は最高1万円まで
でそれも後払いということでした。遅延証明書というのがあったのでそれだけ
記念にもらってきました。