友人が神楽坂に住んでいるのでおいしいお店を教えてもらいました。
今は、ドラマ「拝啓 父上様」の舞台にもなっているので、
訪れる人も多く、街は賑わいをみせていました。
街のいたるところにドラマのポスターが貼られ、森山良子さんが
歌っている主題歌がながれ、ちょっといい雰囲気でした。
ＪＲ「飯田橋」から地下鉄「神楽坂」までの坂の1本道が神楽坂の
商店街。そして、そこから広がる路地。
昔のままの風情を残すお店と今のお店が混在している街。
ゆっくり、散歩しながら楽しめる街でした。
きょう連れていってもらったのは、「ばらちらし」で有名な
おすし屋さん「二葉」。商店街からの路地に
はいったところにありました。
店内は、お座敷、カウンターとテーブル席があり、結構広く
ランチは「ばらちらし」の単品のみですが、お客様が
吸い込まれるように入っていきます。
それを、見ただけでも期待感は大きく、ワクワクしながら
店内にはいりました。
入るなり「食券を買ってくださーい」と言われたので
「どこに、販売機が・・・？」と探していると 食券売り場には・・・。
髪を結い上げ、着物を粋にきこなしたおかみさん風の人が
座っていました。思わず「さすが、神楽坂！これぞ、神楽坂！」
と嬉しくなり、じーっと見入ってしまいました。店内もなかなか
年季を感じさせる昔からのお店で味わいがありました。
まぐろ、かに、数の子、いくら、伊達巻などが
彩りよくのせられていました。それぞれに味も
つけられているので、そのまま和スプーンですくって
食べます。お味噌汁付きで1500円。
ほど良い味付けとネタと酢飯、やはり老舗の味でした。
＊
そして、食後のティータイム。
飯田橋のお堀沿いにある水上カフェ「ＣＡＮＡＬ ＣＡＦＥ」
今日は、お天気もよくポカポカ3月の陽気。
水辺・青い空・おひさま・エサをついばむ小鳥。
電車が走り、高層ビルが立ち並び、少々水は汚れているけれど
それが、また何だか「東京」という感じで・・・・
そんな中、贅沢な空間と時間を感じることができました。
ボートも乗れるみたいでした。桜の木もたくさんあるので
お花見の時もいいのでは・・・
老舗と今のおしゃれなお店、今の街並みと古い街並み
色々な要素のいっぱい詰まった楽しい街でした。
毘沙門天
ｂｙ ふ～みん