3日目は、曇り時々晴れ時々雨。。。
そんなお天気の中、バスで上賀茂神社に向かいました。
上賀茂神社の一の鳥居。
鳥居の奥には芝生の開放感ある広大な境内が広がっていました。
5月5日に開催される賀茂競馬の練習中。
白馬は、やっぱり美しい。。。
枝垂れ桜も、もう終わりとあって少し色あせてはいましたが、
あきらめていた桜を見ることができてラッキーでした。
細殿の前の立砂は、降臨山の神山をかたどったもので、ここに
神様が降りてくるのだそうです。
鬼門、裏鬼門に砂をまき清めるという信仰の起源はここから始まったのだそうです。
左の立砂の頂点には二本の松葉、右の立砂の頂点には3本の立砂が
ささっていました。
奥の本殿では、宮司さんのガイド付き特別参拝を開催していました。
平成27年に21年に1回の式年遷宮が行われるそうです。
遷宮制度があるため、本殿と権殿(本殿を改築する時に神様をうつす仮の社殿)が
あるそうですが、全く同じ型で東西に建っているのは、上賀茂神社だけだということでした。
渉溪園という庭園も苔と緑もみじで埋め尽くされていました。
平安時代を思わせるような素敵な空間の中を、
お散歩しながらのお参りはとても気持ちの良いものでした。
願い石は陰陽石ともいい、両手で同時に手を触れて力をいただいてから
お参りするといいのだとか・・・。
そして、お餅シリーズの3回目は・・・。
神社の前にある「神馬堂」の焼き餅。
お餅が焼いてあるので、芳ばしくてカリカリモチモチで美味しかった~。
そしてそこからブラブラ。。。
途中、鴨川を眼下に見ながら、40分ほど歩いて
常照寺へ
名妓 吉野太夫ゆかりの地。
本堂では、吉野太夫のロマンスと常照寺のビデオが趣きたっぷりに
流されていました。
境内には、吉野太夫が寄進した朱塗りの吉野門の他、お墓もあり
太夫を偲ぶかのように、花々が咲き誇っていました。
桜 藤
境内 金桜(黄桜)
太夫のビデオをみたせいか、しっとりとした気持ちで、源光庵へ
曹洞宗の古刹。
ここで有名なのは、関ケ原の前哨戦で家康の家臣が自刃した時の血塗られたあとが
鮮明に残っている血天井。供養のため、床を天井にして祀ったのだとか・・・。
足跡があり、かなりリアルでした。。。
そして、もうひとつ有名なのが
悟りの窓 迷いの窓
わびさびの世界を感じさせてくれる瞬間。
こんな時、先人の凄さを思い知らされます。
緑の借景が見事で
ぼんやりずーっと見ていたい空間でした。
紅葉もきっと、見事でしょうね。
JR東海のポスターにもなっていましたよ♪
そして、お昼タイム。
源光庵の近くにあった 然林房で。
このお店で食べられるのかと思いきや、この日は隣のホテルで。。。
風情ないホテルの食堂でお食事かなと期待値は低かったのですが、
通されたのは和室の客室。
なので、完全個室でのんびりお食事できラッキーでした。
お食事もとっても美味しくて、かなりテンションあがりました。
これで、2000円は、かなりのお得感でした。
そして、次なるは、光悦寺。
まっすぐにひたすら伸びる石畳と緑に、しばしうっとり。
吸い込まれていくようでした。
整然とした中にも趣きがあり、芸術家だった光悦が偲ばれるようなお寺でした。
光悦寺は、光悦垣といって竹を斜めに編みこんだ垣根が
有名らしかったのですが途中、雨が降り出し退散。
見なかったような…気がします(汗)
そして一路、東京へとなったわけですが、
今回の京都もほとんどが初めて行った場所ばかり。
電車、バス、タクシーと地元の交通機関を使い、神社仏閣を巡りながらも、
さらに、森林浴あり、ブラブラ歩きあり・・・とワクワクの連続。
京都にちなんだ美味しいお食事もできて本当に楽しい旅になりました。
緑眩しい、新緑の京都もおススメですよ~。
お地蔵様 「ゴールデンウイーク前の静かな京都が満喫できてよかったね♪」
私 「お陰様でありがとうございました♪」
by ふ~みん