2日目~
まずは、美味しい朝食から
夕亭の朝のメインは、出来立て熱々の卵焼きと選べる納豆
あま~くてフワフワの卵焼き
朝からお代わり続出
旅の醍醐味のひとつが、「何故かいっぱい食べられる朝食」(笑)
朝食後に目指すは昇仙峡。
ですが
ちょっとその前に昨日の晩に話しはもどります。
昇仙峡に登るために荷物を何とか預けたい。
だけど、また甲府駅のロッカーはいっぱいだろうか・・・
旅館に預かってもらっても、
旅館は石和駅からちょっと遠いし・・・
などとあれこれ考えていた昨日の晩。
仲居さんが「タクシー貸し切り交渉してあげましょうか。」
の一言で一同
「うん、うん!」
で
「昇仙峡まで行って、待っててもらって
甲府駅まで送ってもらう」
という内容で5人で13000円
甲府駅から昇仙峡までバスでも往復
1人2000円以上かかるので
一同 「賛成~!!」
ということで・・・
この日はタクシーで動くことになりました。
私達 「昇仙峡へお願いします。」
タクシー 「いきなり、行っちゃっていいの?」
私達 「ハイ!」
タクシー 「武田神社が通り道だから、見ていったら?」
私達 「いいんですか~?」
てなわけで、武田神社をお参りすることに。
芝生の庭園が綺麗で、凛とした趣のある神社。
タクシー 「ここの3本の松の葉は、お守り代わりになるから持ってくるといいよ」
私達 「まだ、青々と茂っていて、落ちてない。。。まして、立ち入り禁止だし。。。」
で、ようやく、向かうは昇仙峡
私達は1時間半のフルコースを歩く気満々。
タクシーは山を登る登る。。。
タクシー 「昇仙峡頂上のロープウエイにお金だすんだったら
ここの景色と変わらないから、ここで十分だよ」
と、途中絶景ポイントで停車
私達 「やった~!ありがとうございます!」
甲府の街と富士山と鷹
確かに絶景!
そして、さらに登る登る
タクシー 「下を見てごらん。歩いてる人がいるでしょう。
あそこを歩くとね・・・・」
私達 「ん?下を歩いている人達???」
さらに登る
タクシー「さあ、着いたよ。ここから40分くらい歩いてもらって
タクシーは上で待ってるからね」
私達 「40分? ・・・・ エーッ スタート地点から歩きたかったのにーー!」
って、ヒソヒソ話
スタート地点からゆっくり昇仙峡を堪能して歩きたかった私達。
残念な思いながらも運転手さんに
はっきり伝えなかったことに反省
「あ~あ」と言いながらも
青空のもと、切り立った崖をみあげ、
翡翠色の川に見入り
紅葉の頃を想像しながら
登っていきました。
覚円峰
180メートルあるこの巨岩の頂上に覚円という僧侶が
座禅をくんで修行してたそうです。
切り立った崖は圧巻で、
どうやってこんな崖が出来たのか不思議です。
やっぱり今回も感じる「百聞は一見にしかず」
ちょっとだけ始まってる紅葉
石門
石が支えあって門になっているように見えても
実は、接石してないんです
仙娥滝
落差30メートル
水晶玉 450キロ
しっとりした感じでひんやり冷たくて気持ちいい
さわった箇所別、願い事。
でしたけど
全箇所、さわりまくり(笑)
その先は、お土産屋さんが軒を連ねていたのですが
その1軒の「「ワイン王国」というお店に
私達はまんまとはまってしまいました。
店頭に「ワイン」ならぬ「ぶどうジュース」の試飲。
「ちょっと飲んでみて」
の言葉に誘われ、飲んだら結構美味しい。
「中へ、中へ・・・」
そしたら、店員さんが
「ジャパネットたかた」さんに変身!
「これ、1本にこれサービス・・・
6本買ったら・・・・」みたいになって
皆、ちょっとグラグラきてたけど
何とか、最小限に踏みとどまり、
ぶどうジュースの大1本をお買い上げ。
美味しいんだけど、雰囲気に呑まれて
大量買いしそうでした。
危ない危ない。。。
その時すでにタクシーと別れて1時間半経過。
運転手さん、「40分のはずが・・・」だったらしく
私達を偵察に来てました。
そんな気配を察知して、
運転手さんにぶどうジュースをお土産に買い
急いで、タクシーに乗り込みました。
が、
私達 「藤城清治の影絵の森美術館見たいんですけど~」
タクシー 「見たいの~?」
私達 「ハイ!」
タクシー 「30分だけだよ」
私達 「何でだろ?時間制限あったのかしら?」
だけど、約束の30分
あまりにも美しい影絵、ゆっくり見たかったのに
せかされるように猛烈ダッシュ!!
約束通り30分
「下に行くと滝が見えるよ~」
の誰かの声を背に
タクシーに乗り込み
まだまだ、帰りの電車まで時間があったのに・・・。
後ろ髪をひかれながら、昇仙峡をあとにしました。
時間がたっぷりあったので甲府駅に行っても仕方ないので
13000円をお支払いして「印傳博物館」で降ろしてもらうことにしました。
この時、タクシーに乗ってから3時間経過。
で、降りたところで反省会
「旅館の仲居さんとタクシーの契約は
きっと2時間、13000円だったんだ~」
「だから、運転手さんは、ロープウエイに乗っても仕方ない~とか
色々言ってたんだ~」
「そうとわかっていれば、時間があったんだから
こんなに慌しく回らなくていい方法考えたのにね~」
などと、私達の確認の甘さを再確認
だけど
「ロープウェイに乗って360度ビューを満喫したかった
富士山も綺麗にみえてたのに~」
「滝つぼのそばまで行きたかった~」
「スタート地点から歩きたかった~」
「時間いっぱいあったのに~」
と後悔しきり・・・。
「旅とタクシーの頼み方」ということで今後に生かそうと皆で固く決意しました。
で、気持ちも新たに印傳見学
印傳博物館は、本店の2階に併設
鹿皮に漆をのせた伝統工芸。
バックや小物など、さすが本店、ずらり・・・。
この秋の新作は、雪の結晶の絵柄
タクシーにせかされることもないため、
なんと、ここに1時間半
そして、
お昼も食べていなかったので
甲府駅へ
「小作」駅前店でほうとうをいただきました。
この時、16時
かぼちゃほうとう
大きなかぼちゃがごろごろと・・・。
そして、おみやげは、「澤田屋」のくろ玉とごるふまん
くろ玉は、えんどう豆餡に黒糖がコーティング
ごるふまんは、白餡に栗ペースト、ホワイトチョコがコーティング
ごるふまんは10月4日からの販売で
涼しい間の限定商品です。
主人には、「甲斐の地酒4本セット」
初日のとりもつの「奥藤」と「澤田屋」と「小作」は3軒となり
美味しいお店を聞いたら、結果3軒並んでた・・・ということになりました。
そして、なんと旅のゴールとスタートが同じ場所ということに・・・。
今回も30数年来の友人達との楽しい旅になりました。
「大爆笑と反省しきり」の旅
かなりのインパクト旅行です。
でも
行った場所より、皆と元気に楽しく、思い出を作れたことが
なにより最高のお土産になりました。
by ふ~みん