大津市議 草川ただしのブログ

子どもとともに 未来をともに

貧困対策

2016-01-30 12:45:49 | Weblog
今日は朝から地域の人権推進協議会主催のイベント「子どもの笑顔を育むコミュニティづくり~淡海子ども食堂の取り組みをとおして~」と題した講演と瀬田南小の子どもたちによる人権作文の発表が行われました。瀬田南小では、現在学校を改善するボランティア(GKB)という子どもたちの組織があり校内の55名の子どもたちや先生方がいじめや挨拶の励行をはじめ、学校がより良くなるよう活動をされていることがわかり、活動がもっともっと盛り上がって欲しいと率直に感じました。また講演では、子どもたちの貧困、一人親家庭の貧困が深刻化する今、「子ども食堂」や「夜のフリースペース」といった子どもたちの居場所づくりが行政と市民の間を縫うように活発になってきていることを学びました。瀬田南学区でも子どもたちの居場所がどんどん増えるよう、そんな視点を大事にして取り組みを進めます。

視察内容

2016-01-29 17:05:02 | Weblog
視察内容

新潟市では、農業振興(特に米の生産)に関わって、新潟ブランドの構築・発信、日本初となる教育ファーム「アグリパーク」のオープンなど、H23年からニューフードバレープロジェクトを推進しています。またH26.5.1には国家戦略特区指定を受けることでプロジェクトを加速化させています。
さらにまた、国の「まち・ひと・しごと創生法」(H26.11)成立を受けて豊富で多様な田園資源を福祉、交流、医療、教育などへと活かしていく「農業を核とする新潟の成長戦略」へとステップアップされようとしています。
市の行政課題とその解決に向けた取り組みを特区指定と結びつけ拡充していることは、市の確固たるビジョンと取り組みの拡充の手だてなど丁寧でぶれないあり方の賜物であると感心しました。
また、大津市でも策定中のスポーツ振興計画の第2次案が策定されています。新潟市をホームとする「新潟アルビレックス」(プロサッカーチーム)をH6年の立ち上げ準備から今日まで、第一次案をベースに市が全面バックアップすることで、市民のスポーツへの興味関心を高め、観戦のみならずスポーツに親しむ人口増加へとつなげておられ、有名なサッカー選手も輩出してきています。昨今は市をあげてプロ野球チームの誘致も模索されている状況にあり、大津市のスポーツの今後のあり方のヒントといえるものでしょう。スポーツ施設の改修、充実に向け訴えていきます。
世田谷区では、小中学校の適正規模・適正配置に向け、学校の統廃合が進められています。
狭い行政区に沢山の学校が存在する同区では、単級学級が目立つようになったことから、統廃合に踏み切り、市民合意もえられ順調に進められていました。 行政区の面積や学校事情、地域とのつながりなど、当然、大津市とは違いがありますが、教育行政の取り組み姿勢は、学ぶべきものが多くありました。一つには、準備期間を含めおおむね10年をかけて、当該地域や保護者の同意が得られるよう地域での話し合いの場の設定など丁寧に取り組まれてきたこと。もう一つは、学校規模の適正化を統廃合だけでなく、学校間連携や小中一貫など他の選択肢をも視野に入れて子どもたちの学びを豊かにするためという本筋を堅持し、学校のあるべき姿を柔軟に検討してきたこと。さらに統合後の新学校の校風、校章、制服など統合前から子どもたちにも生徒会や児童会を中心に子どもたちの意見反映をしてきたことなどがあげられます。
大津市はまだ保護者や地域住民、一般市民に調査をしたところであり、これからといえるでしょうが、幼稚園の統廃合の動きから市民合意の形成に成功したか疑問であり、今後、この統廃合の問題は、丁寧な議論の積み重ねが各方面で必要であると強く訴えていきます。

今年度最終の視察

2016-01-29 15:20:46 | Weblog
昨日から新潟市、世田谷区に会派での行政視察に行ってます。新潟市では農業の新しい取り組み、プロスポーツを核に行ってきたスポーツ振興、世田谷区では学校の統廃合についてそれぞれ学び、帰路についています。
詳しくは次回掲載します。