今日は、東京での研修に参加しました。
教育委員会制度がこの四月からかわります。その内容について学びに出かけました。
「教育制度改革の諸課題」と題して文部科学省 文部科学審議官 前川喜平さんの講演と「地方自立のための教育とは」と題して NHK解説委員 早川 信夫さんの講演を聞きました。前川審議官の講演では、教育再生実行会議の提言から道徳の教科化をはじめ、教育委員会制度改革の内容について説明を受けました。
特に幼児教育の充実、無償教育、義務教育の期間延長について前向きに検討していること、全国に 12万人いるといわれる不登校生徒のため、また増え続ける ニューカマー(外国から移住してきた方々の子どもたち)のため、現在全国に31校しかない夜間中学を設置促進すること、ならびにフリースクールを学校にかわる教育施設として位置付けることを検討しいることなどは望ましいことと納得できました。
また、学校の教職員の役割分担の明確化や弾力化、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの専門職勤務化、部活動指導者の配置の課題、国の財源補償を1/2に戻すべきといった現場に即した改革が必要であるとの話には意を同じくしました。
NHK解説委員 早川 信夫さんからは、週刊子どもニュースの製作者の視点から、今進められている教育改革の全体像、とりわけ教育委員会制度改革の問題点についての講演がされました。「薬にも毒にもなる制度」と明言され、首長の権限強化で行き過ぎないか、議会からのチェックの役割が重要になると示唆的でした。また総合教育会議の中立性がまず大事で、民意の反映をいかにするのか? 個人情報などの秘密会議以外はオープン化できないものか? 傍聴、インターネット中継などの手段を考えられないかといった提言には、大津市においても一考の余地があると強く感じました。さらにこれからの教育委員会の在り方として、決して閉鎖的ならず、国、県との 連携の促進と国、県の関与を限定的に行う独立性、自立性が必要であるとの考えに、議会の役割として何ができるか研究を深めるべきであると強く思いました。
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教育委員会制度がこの四月からかわります。その内容について学びに出かけました。
「教育制度改革の諸課題」と題して文部科学省 文部科学審議官 前川喜平さんの講演と「地方自立のための教育とは」と題して NHK解説委員 早川 信夫さんの講演を聞きました。前川審議官の講演では、教育再生実行会議の提言から道徳の教科化をはじめ、教育委員会制度改革の内容について説明を受けました。
特に幼児教育の充実、無償教育、義務教育の期間延長について前向きに検討していること、全国に 12万人いるといわれる不登校生徒のため、また増え続ける ニューカマー(外国から移住してきた方々の子どもたち)のため、現在全国に31校しかない夜間中学を設置促進すること、ならびにフリースクールを学校にかわる教育施設として位置付けることを検討しいることなどは望ましいことと納得できました。
また、学校の教職員の役割分担の明確化や弾力化、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの専門職勤務化、部活動指導者の配置の課題、国の財源補償を1/2に戻すべきといった現場に即した改革が必要であるとの話には意を同じくしました。
NHK解説委員 早川 信夫さんからは、週刊子どもニュースの製作者の視点から、今進められている教育改革の全体像、とりわけ教育委員会制度改革の問題点についての講演がされました。「薬にも毒にもなる制度」と明言され、首長の権限強化で行き過ぎないか、議会からのチェックの役割が重要になると示唆的でした。また総合教育会議の中立性がまず大事で、民意の反映をいかにするのか? 個人情報などの秘密会議以外はオープン化できないものか? 傍聴、インターネット中継などの手段を考えられないかといった提言には、大津市においても一考の余地があると強く感じました。さらにこれからの教育委員会の在り方として、決して閉鎖的ならず、国、県との 連携の促進と国、県の関与を限定的に行う独立性、自立性が必要であるとの考えに、議会の役割として何ができるか研究を深めるべきであると強く思いました。
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