長崎の式典

長崎も今日、アメリカによる原爆投下から７９年になった。今年は原爆を落としたアメリカをはじめ、Ｇセブン各国の大使が平和式典に参加しなかった。広島の平和式典との違いはイスラエルに対する姿勢だ。長崎市は「全ての戦争当事国は招かない」という極めて真っ当な方針で臨んだが、イスラエルに肩入れするアメリカが先頭に立ってこれに反発、Ｇセブンまで巻き込んで式典を政治的に利用した。特に原爆を落とした張本人アメリカの大使が欠席するという態度をみて、つくづく卑劣な国だと思う。
　パレスチナで女性や子供を中心に４万人も虐殺しているイスラエルについて、自衛権を行使しているだけだと寝ぼけたことを英国大使が言っている。
　２０万人の市民が犠牲になった長崎が、現在も市民の大量虐殺を繰り返しているイスラエルなど、どんな国も呼ばないというのは筋が通っている。
　マスコミの一部に、長崎市は平和式典を政治的に利用しているとの論調があるが、アメリカとＧセブンは、ロシアは悪いがイスラエルは悪くないと、正にダブルスタンダードで政治的な配慮に他ならない。
　先の戦争を知る世代として、アメリカに首根っこを抑えられている日本の将来が心配だ。
　今日も朝一で夏祭りの作業をした。疲れが取れなくなってきたので、昼寝をした。

正面に向かって来たアオバト

正面顔もおもしろい