東京大空襲

一般市民１０万人が犠牲となった東京大空襲から今日で６２年が経った。昨日はこの被災者と遺族が国を相手取り謝罪と賠償を求めて提訴した。先日は従軍慰安婦の件で総理大臣はとんだ発言をして、アジアの諸国はいうに及ばず盟友（親分？）のアメリカからもクレームが付いてしまった。中国残留孤児の人たちへの生活保障などの問題も残され、日本はまだまだ戦後処理が終わっていないのではないか。ドイツのようにＥＵ域内でも評価されるような、きちんとした戦後処理をしてから、憲法の問題や改憲手続法を考えても決して遅くはないと思う。冬に逆戻りした陽気の中で、ベランダのスミレは可愛い紫の花をつけ始めた。