木村伯龍のひとり言

大阪のミナミはアメリカ村の占い師の日記

子供の仕事!パート4

2007-08-27 20:20:14 | Weblog

あるお母さんが娘さんと二人連れでご相談に来られました。まだ、若いお母さんなのでお連れの娘さんも、まだ若く幼稚園の手前です。はしゃぎたい年頃なので、最初はおとなしくお母さんと同じように腰をかけていたのですが、しばらくすると、足がブランブランとして振るようになり 体もモソモソしだして落ち着きません。お母さんはご主人の仕事の事で真剣に聞いていましたが、突如怒り出して「ダメじゃないのきっちりしなければ!」と言いました。また、靴も半分抜けて下に落ちていました。お母さんはそれにも眼が行って「ダメじゃないのしっかりしなければ!」と怒り出しました。「まぁまぁ!」と言うと「私はきっちりとしていないと腹が立つのです!」と言いました。そこで、お母さんに言いました。「貴方が、きっちりしているので たぶん娘さんもきっちりするでしょうし、貴方がしっかりしているので、たぶん娘さんもしっかりするでしょう!でも、考えて見なさい!後、五十年もしたら、今度は、貴方が娘に面倒見てもらうようになるでしょう。その時、貴方の体が今みたいにきっちり動けば良いけど、多分お年で動きが悪くて、物を落とし液体をこぼす事もあるでしょう。その時、今の貴方と同じようにきっちり育った娘は、今貴方が娘に浴びせている言葉をそっくり貴方に浴びせると思いませんか?そうなった時に後悔しないために、優しく手を貸すとか、温かく見守るということをするべきです!」と言うと「分りました」と言いました。