木村伯龍のひとり言

大阪のミナミはアメリカ村の占い師の日記

作戦勝ち!

2007-08-08 20:47:02 | Weblog

あるお嬢さんが来られて「結婚したいのですが、彼は真面目ですが平凡で、あまり親の好みとは合わないと思うのですが、どうしたら良いのでしょうか?」と言う相談なので、「それなら、平凡が何より!と思わせたら良いでは有りませんか」と言いました。
それで、彼女は、彼女の友達に頼んで、黒人のダンサーを連れてきました。親に合わせたい人がいるから、と言うだけで、彼を家に連れて来て、彼に演技をしてもらいました。真面目な親は彼を見た瞬間、ひっくり返るぐらい驚きました。「お宅のお嬢さんを、僕に下さい!」とカタコトで言いました。昔風のお父さんは、でんぐり返るぐらい驚きました。しばらくお父さんもお母さんも口を利いてくれませんでした。半年ほどして、ようやくショックやわらいだ頃、控えめの彼を連れて行きました。親は前のショックが残っていて、彼は好感を持って迎えられました。しばらくして、結婚が決まったと挨拶に来られました・・・