一句鑑賞

春宵一刻値千金かな?

今夜は宮幟保存会の年度末の役員会でした。

会長として一年が終わりましたが、無事に宮幟の揚げ下げを都合6回済ませたことのお礼を世話人さんたちに感謝から始めました。

コロナの時代、人が寄ることもできずにいるので総会もできずに、懇親も深められずなんとも悩ましい時代です。

そういった時代だからこそ、みんなの気持ちのまとまりで地域をしっかりと護り盛り上げていかないと・・・と改めて思うことでした。

公民館で行いましたが、終わって外に出るとなんとも夜気が心地よい。

春宵一刻値千金かな?寒くもなく薄手のブルゾンに袖を通しただけでしたが・・・

夜に外に出ることをしなくなってどのくらいだろう?

年取ってからはウォーキングで夜を歩いているが、これは別物で。

本来のゆんわりというか、やわらかな空気感に包まれ、ときに詩人となり歌人となり或いは人を恋する者となり、気の利いた十七文字でもできればいうことのない。

そんな春の夜を愛でる時期となりました。

で、ふと思うのですが、これはひとり個人の感性であって隣に人が居て、お腹空いたねなどと申されれば否定はしませんが・・・たちまちに胃袋あたりに寂しさをいっそう感じさせることとなり、何を愛でているのか怪しげになり下がるものとなります。

そんな一夜となった次第でありました。

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