一句鑑賞

なつかしむ・・・

本日、快晴・・・乾燥注意報でときどき強風、ついでに花粉注意報も(-_-;)

これ、春疾風というんじゃないの?

そう、とつぜん強い風がいろんなもの舞い上げたり、

はたまた、干してるものが見当たらなくなったり、

競馬新聞さえも舞い上がったり、

わが家では、洗濯のタオル一枚が・・?あらぬところにあったり、

そんな日でした。

春疾風、季語です。はるはやて・・・なんとなくかっこいい言葉です。

なつかしむ 衾に聞くや 馬の鈴   漱石

熊本時代の漱石は、旧正月に宇佐神宮に初詣?をしています。

往きは熊本から鹿児島本線で博多を目指し、途中、二日市駅での大宰府網での人の多さに驚いています。

小倉から日豊線で宇佐へと・・・たぶんですが(笑)

宇佐神宮へ参拝して帰りは・・・山国川をさかのぼる道へと・・・真冬です!

道中は馬の背に揺られながら・・・居眠りをして落馬したとか、雪がクッションでよかったとか・・・

道中泊まった宿の布団の丈が短くて・・・足が出て寒かったとか・・・漱石先生もご苦労が多かったようです。

そのあたりの状況を、全集俳句詩歌に詠んでいます。

 

なつかしむ 衾に聞くや 馬の鈴

この句は、福岡県うきは市吉井町にたどり着いて(笑)

やうやく一息ついての句だと・・・

といったところで おやすみなさい<(_ _)>

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