忙しい日々の安らぎは?
夕食後の居眠りタイム・・・ではないな。
やはり家事でも仕事でも、それこそ事が巧く運んだときかな?
今日は3月の始まり、一日ですね・・・いわゆる一日参り(ついたちまいり)を、ご近所のあるいは遠くの神社仏閣に出向いてお参りされる人が多いですね。
節目は節目ですからね・・・20数年前に親子(母娘)さんが一日参りのあとに私の店に寄って下さいました。数年が経ち、失礼ながらお歳を伺いましたら、お母さんが90才で娘さんが70才でした!驚愕でしたね、当時は。そのお話しをすこしして寝ましょう。
しばらく来られていない時期がありまして・・・娘さんだけ来られました。お母様は?と聞きますと、博多弁で話してくださいました。奈良に旅行に行きまして・・・娘さん夫婦と三人だったそうです。旅館の食事も美味しくてきれいに食べて美味しかったと・・・でその夜にお亡くなりになったのですね。
ご主人の運転で博多まで連れて戻られたそうです・・・大変でしたねと話をしたことです。
2人でいつも来られていたのですが、あるときお母さんだけでした。ちょうど日曜日でお昼です。私の母がちらし寿司を作った日でした。よかったら食べませんかとお出しすると・・・まあ、社日のごたると喜ばれて食されました。他のメニューはレンコンをさっと煮たのなどなどでしたか・・・あぁ懐かしい。
つぎに娘さんが来られた時にお礼を言われましたが・・・いい思い出の母娘さんでしたね!
社日というのは、春社、季語にありますね。春分または秋分に最も近い戌(つちのえ)の日。単に社日といえば春をさす。この日に社に五穀の種を供えて豊穣を祈る、とあります。
その例句から・・・
村口の土橋の雨も社日かな 松根東洋城
水飴の瓶の口切る社日かな 星野夾岳人
使われなくなる季語の一つかもしれませんね。
二十四節気は今や気象用語的に予報士さんたちが解説しております(笑)
松根東洋城さんは漱石さんが五月蠅がる人のお一人で、えっと漱石が詠んだ句があるのですが、手元に漱石全集が無くて・・・臥せっている漱石先生の枕元で、何やかやと俳句などのお話をするのが松根先生で、その煩さを句にしているのでしたが・・・やたら煩き何々かな?だったまで思い出した・・・
といったところで<(_ _)>