先日から再開している夜のウォーキング・・・今夜もでした。
夜の水田からは稲穂の匂いが強く感じました。暗くて見えないから余計に感じますね。
例によって例句を見てみますと、名句ばかりです。
子規は
ところどころ家かたまりぬ稲の中
と見た景色そのままですね。
山口誓子は
堪へがたし稲穂しづまるゆふぐれは
この句に惹かれましたので・・・
何に堪え難いのでしょう?
稲穂の匂いかなと思いました、さっき歩いていたときにむっとする稲の匂いを感じたのです。夕暮は風も止む時が多いですから、稲穂の匂いが強くしたのでしょう。
秋櫻子は
稲の香にむせぶ仏の野に立てり
と、これはもう少し稲が熟れてきた段階かも知れませんね。
今夜の稲はまだ青い稲の香でしたが、しっかりとお米を感じました。
明日はご先祖様をお墓にお送りして、それからファーマーズマーケットへお米と野菜を買いに行きます。床屋さんへも行く予定です。