デリーのIndia International Centre は今上天皇陛下が皇太子時代に、礎石を置かれた日印友好の印となる建物で、私のヒンディー語訳『竹取物語』の2度目の出版記念パーティーがここで開かれた。
デリーの一流ホテルの味に引けを取らない食事で、3日の昼食、夕食は、ここで食べた。分会が午前2回、午後2回開かれ、間に紅茶が出る。全て、国際交流基金の後援による。
デリー大学の修士課程の学生たちが石川啄木の和歌について感想を述べたのに対して、日本から来た人達が、感動していた。それに異を挟む気はないのでそれはそれで良かったが、私の読ましてもらった彼らの文章は、明らかにインターネットから引っ張った物で、その感想も、日本人の啄木研究者か、評論家の感想であることは、日本語を学んだ学生が直ぐ使える感想の語彙ではなく、事実、彼らは、それを読む時、読みが分からない物も結構あった。だから、その文章の誤植やルビを振って直した物を彼らの勉強のために返してあげた。
しかし、ともかく、日本語のそう言うインターネットの文章を探し出す能力は認めてあげなければなるまい。
野口米次郎について、私は名前程度しか知らなかったが、インドにタゴールに会いに行って親しくなった人だが、日本軍の中国侵略をタゴールが批判したとき、日本政府の侵略、帝国政策を擁護してタゴールと袂を分かったことは初めて知った。慶応大学中退で米国、英国に渡って英語詩を書き、慶応大学教授だったと言う。インド人のほうが知っている日本のこともあるのだということが分かりおかしかった。
デリーの一流ホテルの味に引けを取らない食事で、3日の昼食、夕食は、ここで食べた。分会が午前2回、午後2回開かれ、間に紅茶が出る。全て、国際交流基金の後援による。
デリー大学の修士課程の学生たちが石川啄木の和歌について感想を述べたのに対して、日本から来た人達が、感動していた。それに異を挟む気はないのでそれはそれで良かったが、私の読ましてもらった彼らの文章は、明らかにインターネットから引っ張った物で、その感想も、日本人の啄木研究者か、評論家の感想であることは、日本語を学んだ学生が直ぐ使える感想の語彙ではなく、事実、彼らは、それを読む時、読みが分からない物も結構あった。だから、その文章の誤植やルビを振って直した物を彼らの勉強のために返してあげた。
しかし、ともかく、日本語のそう言うインターネットの文章を探し出す能力は認めてあげなければなるまい。
野口米次郎について、私は名前程度しか知らなかったが、インドにタゴールに会いに行って親しくなった人だが、日本軍の中国侵略をタゴールが批判したとき、日本政府の侵略、帝国政策を擁護してタゴールと袂を分かったことは初めて知った。慶応大学中退で米国、英国に渡って英語詩を書き、慶応大学教授だったと言う。インド人のほうが知っている日本のこともあるのだということが分かりおかしかった。