goo blog サービス終了のお知らせ 

はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

映画評1128 ~ 「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ

2024-02-03 | 映画評
今回は「「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ」です。

集英社「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴の同名コミックを原作とする大ヒットアニメ「鬼滅の刃」のテレビアニメ第4期「柱稽古編」の2024年春の放送開始に先駆け、23年に放送された第3期「刀鍛冶の里編」の第11話と「柱稽古編」の第1話を劇場上映。

<ストーリー>
家族を鬼に殺され、鬼になった妹・禰󠄀豆子を人間に戻すため「鬼殺隊」に入隊した少年・竈門炭治郎。「刀鍛冶の里編」の最終話にあたる第11話では、炭治郎と上弦の肆・半天狗との激闘の決着と、禰󠄀豆子の太陽克服を描く。「柱稽古編」第1話では、宿敵・鬼舞辻無惨との決戦に向けて行われる鬼殺隊士たちの過酷な修行・柱稽古が幕を開ける。


すでに放映されている「刀鍛冶の里編」の終盤の戦いと、近日放映される予定の「柱稽古編」に続く場面が描かれているので、鬼滅の刃ファンでないと、内容はさっぱりわからないと思う。

しかも「柱稽古編」は、バトルシーンは出てこないので、それほど迫力があるわけではない。

今作は、あくまでも「柱稽古編」がもうすぐ始まりますよ、という宣伝をするためだけの映画と言っても過言ではないと思う。

もちろん、鬼滅の刃をずっと見ている私としても、期待して待っているわけだから、予告編のつもりで見ていた。

ところが、ちゃんとしたファン(?)からすると、ちょっと気に入らないところがあるらしい。

原作から改変(改悪?)されたシーンがある、というのだ。

一つは「刀鍛冶編」の最後の部分。

原作では、刀鍛冶の里が鬼に見つかってしまったのだから、鬼の次の襲撃に備えて里の人たちは空里(予備の里)へ緊急で移ったということになっている。
それなのに、アニメではもう二度と鬼は来ないかのようにのんびり里の後片付けをしていた。
おそらく、里の人たちが炭治郎を派手に見送る感動のシーンを流すためだろうけど、何とも薄っぺらい!

・・・と結構手厳しい。

もう一つ、十二鬼月でもない雑魚鬼討伐に、貴重な戦力の柱2人(風柱・不死川実弥と蛇柱・伊黒小芭内)が投入されている場面だ。

しかも、普段群れないはずの鬼がやたら群れていたのもおかしい、と言う。

風柱と蛇柱は私も「はじめまして」なので、結構「おっ」と思ってしまったのだが、確かにご指摘の通りだ。

この場面では、雑魚鬼の中でもちょっと上位にいそうな鬼が、二人に追い詰められた時、急に不思議な空間に逃げ込む。
これが、実は無限城なんだけど、おそらくこれを見せるためだけの演出ではないか、と思うわけだ。

とは言え、テレビ版の上映を期待させる作品だったので、結構楽しめました。

ということで、評価は「B」にします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 変な家 | トップ | アホな監督に、頭の悪いスポ... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

映画評」カテゴリの最新記事