はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

落合さん、ご苦労さまでした。

2011-10-20 | 日記
昨日触れた落合監督の握手拒否事件。

事態はもっと深刻(?)で、拒否された坂井球団社長という人は、9月の巨人戦で中日が「負けた」時に、何とガッツポーズをしたのだそうな。

http://tetsuoimai.iza.ne.jp/blog/entry/2480540/

何のガッツポーズかわからないので、ちょっと違和感はあるのだけど、文面を見る限り、「もし優勝すると、落合を解任できなくなるので、ここで負けてよっしゃ!」ということでやったらしい。

落合監督だけが、そのように邪推したのではなく、選手たちも同じようなことを感じたということだから、おそらくこの社長は、中日の敗戦が決まった瞬間にでも思わずガッツポーズをしてしまったのだろう。

バカだよな、ホントに。
こんなことを、わざわざ球場にまで出向いてやったとしたら、相当なアホだろう。

こんな人間が社長をやっているからこそ、観客も減るんじゃなかろうか。

落合監督自身も言っているように、「監督の仕事は勝つこと」であり、ファンは監督のコメントを期待しに応援に行っているわけではない。

確かに落合監督のコメントはぶっきらぼうで、記者をバカにしたようなものが多く、あまり好きではない。
とは言え、就任8年で優勝4回、すべてAクラス、というのはすばらしいものだ。

とてもじゃないけど、広島の比ではない。
(すでに一部のネットでは、広島の「5位力」として、5位に執着する広島がネタとして盛り上がっているらしい)

しかも、優勝祝賀会でのコメントや、昨日の試合後の挨拶にしても、とてもすばらしいものだと思った。
少なくとも、選手から嫌われているとは、とても思えない。

だとすると、中日の観客数が減っている理由は、球団自体の経営努力不足ということになるだろう。

聞けば、落合監督は、地元の財界のおエラ方との懇親会などが嫌いで、一切顔を出さないのだとか。
だから、財界などのおエラ方からは評判が悪いらしい。

たぶん、昔からの慣習なんだろうけど、「お前らを支えているのはオレらなんだぞ」という態度で、おエラ方が監督などを引っ張りまわしたりしていたのだろう。
その点、星野仙一は、そういう政治力に長けているから、球団や地元のおエラ方には気に入られ、指導者としてはたいした実力はなくても、金を引き出し、有望な選手をかき集めることによって、そこそこの成績を挙げ、自分の立場を確保していたのかも知れない。

あまり評判のよくなかった落合監督だけど、ここ数日のうちに、いっぺんに好きになった。


万年5位の広島としては・・・

星野のような「球団に金を使わせる」人間も必要だけど、「勝つことの喜びを覚えさせる」落合さんのような人の方が必要なのかも知れない。


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