今回は「空の青さを知る人よ(Netflix)」です。
埼玉県・秩父を舞台に描いた「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督・田中将賀が再結集し、前2作同様に秩父を舞台にオリジナルストーリーで描いた長編アニメ映画。吉沢亮が慎之介、吉岡里帆があかね、松平健が新渡戸団吉の声を演じるなど豪華俳優陣が声の出演。
<ストーリー>
秩父の町に暮らす高校生の相生あおいは、進路を決める大事な時期なのに受験勉強もせず、東京へ出てバンドをやることを目指して大好きなベースを弾いて毎日を過ごしていた。あおいには唯一の家族である姉のあかねがいるが、2人は13年前に事故で両親を亡くしており、当時高校3年生だったあかねは恋人・金室慎之介との上京を断念して地元で就職し、妹の親代わりを務めてきた。あおいは自分を育てるために多くのことを諦めた姉に対し、負い目を感じていた。そんなある日、町の音楽祭に大物歌手の新渡戸団吉が出演することになり、そのバックミュージシャンとして、あかねと別れたきり音信不通になっていた慎之介が町へ帰ってくる。時を同じくして、まだあかねと別れる前の慎之介が、13年前の過去から時を超えてあおいの前に現れる。
2019年10月に劇場公開されたアニメ映画です。
当時公開されたことは何となく覚えていたのですが、「大きくなったら東京に行って、バンドでビッグになる」という設定が、どうにも受け入れられなかったので、たぶん見なかったのだと思います。
知らんけど。
そんなアニメでも、大人になった(?)今では、精神的にも余裕ができてきた・・・というよりは、何となくほのぼのしてみたかったので、今回Netflixで見ました。
結論から言うと、面白かったです。
この作品では、どうやら主人公は4人(高校生のあおい、その姉であるあかね、あかねの元彼である慎之介、そして13年前の慎之介)のようで、それぞれがそれぞれ重要な役割を演じていました。
物語は、高校時代に「東京に行ってバンドをやるんだ」と言っていた慎之介に対して、両親を失ったことで妹の面倒を見るために、一緒に状況することを断念したあかねとのやり取りがあった後、舞台は13年後に飛びますが、そこで突如(ホントに何の前触れもなく)13年前の慎之介が高校生のままで現れます。
そのあたりの説明は一切ありませんが、物語が進むにつれて、何となくわかるような流れになっています。
13年前の慎之介は、皆でよく行ったお堂(?)に現れ、でもそこからは出られない、という設定なのですが、霊とかいう存在ではなく、あおいとその友達とは普通に会話もできますし、お腹も減るようで、あおいから弁当をもらったりしています。
では、現在の慎之介と出会ったら、どういう状態になるのかな?と思っていたところ、終盤になって、実際に二人は遭遇し、胸ぐらのつかみ合いになったりします。
つまり、過去の慎之介が現在の慎之介に対して「お前、何やってんだよ!自分の意思を貫けよ!」と言いに来る、という形になっているのですが、そのあたりは説明調ではなく、自然に描写されていたように思います。
こういうアニメは、いつもなら敬遠しがちですが、今日はちょっと精神的にも落ち込んでいた(?)ので、違和感なく見ることができました。
ただ、13年前の慎之介があおいと一緒に空を飛ぶシーンは、さすがにやり過ぎかと思います。
話そのものはベタだったのですが、画が良かったです。
全体的にタッチが「呪術回戦」に似ていましたが、主人公の一人であるあかねがとてもかわいかったです。
ということで、評価は「B」にします。
なお、慎之介の吹き替えは今も13年前のも吉沢亮だったようですが、特に違和感はありませんでした。
ネットでの評判を見てみると、両極端だったのはちょっと驚きましたが、まあ「何じゃ、それは?」と思う人がいてもおかしくはないでしょうし、単純に「面白かった!」という人がいても不思議ではないと思います。
埼玉県・秩父を舞台に描いた「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督・田中将賀が再結集し、前2作同様に秩父を舞台にオリジナルストーリーで描いた長編アニメ映画。吉沢亮が慎之介、吉岡里帆があかね、松平健が新渡戸団吉の声を演じるなど豪華俳優陣が声の出演。
<ストーリー>
秩父の町に暮らす高校生の相生あおいは、進路を決める大事な時期なのに受験勉強もせず、東京へ出てバンドをやることを目指して大好きなベースを弾いて毎日を過ごしていた。あおいには唯一の家族である姉のあかねがいるが、2人は13年前に事故で両親を亡くしており、当時高校3年生だったあかねは恋人・金室慎之介との上京を断念して地元で就職し、妹の親代わりを務めてきた。あおいは自分を育てるために多くのことを諦めた姉に対し、負い目を感じていた。そんなある日、町の音楽祭に大物歌手の新渡戸団吉が出演することになり、そのバックミュージシャンとして、あかねと別れたきり音信不通になっていた慎之介が町へ帰ってくる。時を同じくして、まだあかねと別れる前の慎之介が、13年前の過去から時を超えてあおいの前に現れる。
2019年10月に劇場公開されたアニメ映画です。
当時公開されたことは何となく覚えていたのですが、「大きくなったら東京に行って、バンドでビッグになる」という設定が、どうにも受け入れられなかったので、たぶん見なかったのだと思います。
知らんけど。
そんなアニメでも、大人になった(?)今では、精神的にも余裕ができてきた・・・というよりは、何となくほのぼのしてみたかったので、今回Netflixで見ました。
結論から言うと、面白かったです。
この作品では、どうやら主人公は4人(高校生のあおい、その姉であるあかね、あかねの元彼である慎之介、そして13年前の慎之介)のようで、それぞれがそれぞれ重要な役割を演じていました。
物語は、高校時代に「東京に行ってバンドをやるんだ」と言っていた慎之介に対して、両親を失ったことで妹の面倒を見るために、一緒に状況することを断念したあかねとのやり取りがあった後、舞台は13年後に飛びますが、そこで突如(ホントに何の前触れもなく)13年前の慎之介が高校生のままで現れます。
そのあたりの説明は一切ありませんが、物語が進むにつれて、何となくわかるような流れになっています。
13年前の慎之介は、皆でよく行ったお堂(?)に現れ、でもそこからは出られない、という設定なのですが、霊とかいう存在ではなく、あおいとその友達とは普通に会話もできますし、お腹も減るようで、あおいから弁当をもらったりしています。
では、現在の慎之介と出会ったら、どういう状態になるのかな?と思っていたところ、終盤になって、実際に二人は遭遇し、胸ぐらのつかみ合いになったりします。
つまり、過去の慎之介が現在の慎之介に対して「お前、何やってんだよ!自分の意思を貫けよ!」と言いに来る、という形になっているのですが、そのあたりは説明調ではなく、自然に描写されていたように思います。
こういうアニメは、いつもなら敬遠しがちですが、今日はちょっと精神的にも落ち込んでいた(?)ので、違和感なく見ることができました。
ただ、13年前の慎之介があおいと一緒に空を飛ぶシーンは、さすがにやり過ぎかと思います。
話そのものはベタだったのですが、画が良かったです。
全体的にタッチが「呪術回戦」に似ていましたが、主人公の一人であるあかねがとてもかわいかったです。
ということで、評価は「B」にします。
なお、慎之介の吹き替えは今も13年前のも吉沢亮だったようですが、特に違和感はありませんでした。
ネットでの評判を見てみると、両極端だったのはちょっと驚きましたが、まあ「何じゃ、それは?」と思う人がいてもおかしくはないでしょうし、単純に「面白かった!」という人がいても不思議ではないと思います。
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